青森の神様 木村藤子の公式ブログ 日々の暮らしから得る気づき

透視人生30年以上のキャリアで培ってきた、誰しもが幸福になる生き方、考え方をお伝えします。

2024-11-01から1ヶ月間の記事一覧

価値判断の檻から抜け出す - より自由な心の持ち方

今日一日を振り返ってみてください。朝起きてから何回、物事を「良い」「悪い」で判断したでしょうか。 「今日の天気は良い」「この仕事は上手くいかない」「あの人の態度は悪い」「自分の対応は間違っていた」 私たちは日々、こうした判断を無意識のうちに…

ネガティブな情報に振り回されない生き方

朝、スマートフォンを手に取る。すると、次々と目に飛び込んでくるのは気になるニュース。事故や事件、災害、経済の混乱…。思わず読み進めてしまい、なんとなく重たい気持ちで一日が始まる。こんな経験、誰にでもあるのではないでしょうか。

人間の土台は情緒

「将来、どんな仕事に就きたい?」 小学生の頃から、私たちは何度となくこの質問を投げかけられてきました。そして多くの場合、その背後には「稼げる仕事に就けるようになってほしい」という大人たちの願いが潜んでいました。 確かに、経済的な安定は人生の…

目的と手段の逆転から自由になるために

手段が目的化する現象は、人類の長い歴史の中で繰り返されてきた普遍的な問題です。古代から現代に至るまで、人は常にこの陥穽に陥る危険と向き合ってきました。 たとえば、お金を稼ぐという行為を考えてみましょう。お金は本来、より良い生活や、やりたいこ…

消費がもたらす「満足」と本当の「幸福」の違い

私たちは毎日、様々な形で「消費」という行為に関わっています。新しい商品を手に入れた時の高揚感、欲しかったものを購入した時の達成感。これらの感覚は確かに心地よく、時に強い喜びをもたらします。しかし、その感覚は「満足」であって、真の意味での「…

人生の岐路に立たれている方へ。

人生の岐路に立たれている方へ。 そっと、メッセージを書かせていただきます。 今、あなたの心の中で揺れている想い。それは、きっと誰にも簡単には話せない、深い迷いなのかもしれません。「この選択で良いのだろうか」「本当に私に分かるのだろうか」そん…

「空気は読まなくていい」わけがない

「空気を読まなくていい」という言葉が、若い世代を中心に支持を集めています。確かに、過度な同調圧力や建前の文化に違和感を覚える気持ちはよく分かります。しかし、この主張の背後にある本質的な問題について、少し立ち止まって考えてみる必要があるので…

道に迷った時

道に迷った時、私たちは地図を開きます。その地図は確かに目的地までの道を示してくれますが、実際に歩を進めるのは私たち自身です。険しい山道を登るのも、長い平野を横切るのも、全て自分の足で。 人生の選択も、これとよく似ています。

本物の自信は行動することでしか身につかない

「大丈夫、あなたは素晴らしい。そのままのあなたで完璧よ」 こんな言葉を、最近よく目にしませんか? SNSやメディアで溢れる「自己肯定感」のメッセージ。一見、心温まる言葉に聞こえます。でも、ここには見落としてはいけない落とし穴が潜んでいます。

「すぐに解決したい」が遠ざける幸福

「この悩み、すぐに解決できる方法はないでしょうか?」 人生の岐路に立った時、私たちはつい、誰かに答えを求めてしまいます。その人が素晴らしい知恵を持っているように見えれば、なおさらです。一瞬で全てが解決する魔法のような言葉を期待して。

私たちは、同じ世界を見ているだろうか

静かな夜に、ふと空を見上げたとき、あなたは何を感じるでしょうか。 同じ月を見ていても、人それぞれが違う思いを抱くように、私たちは皆、それぞれの「世界」を生きているのです。今回のメールマガジンでは、その「違い」について、深く考えていきたいと思…

幸福に気づく実践

窓辺に咲いた一輪の花に心を奪われ、ふと立ち止まる。朝日に透かされた花びらの美しさに、思わず息を呑む。そんな何気ない瞬間に、深い幸福を感じた経験はありませんか? この感覚は、不思議なものです。新しい服を買った時の高揚感とも、高価な商品を手に入…

お金では買えない静寂 ―消費社会の中で見つける本当の豊かさ

「このバッグを買えば、きっと毎日が少し特別になる」 そう信じて購入した高価なバッグは、確かに最初の一週間は特別な気分をくれました。でも、一ヶ月も経てば日常の風景の一部となり、あの時感じた特別な高揚感は薄れていきました。こんな経験、誰にでもあ…

教育はお金のため?

「将来、いい大学に入って、いい会社に就職して、たくさんお金を稼げる人になってほしい」 多くの親が子どもに対して抱くこの願いは、決して間違ってはいません。経済的な安定が人生の土台として重要なのは、紛れもない事実なのです。 しかし、その願いだけ…

「わかりやすさ」の向こう側へ 〜思考する喜びを取り戻すために〜

「わかりやすく説明してください」 この言葉を、あなたはどれくらいの頻度で口にしているでしょうか。 現代は「わかりやすさ」があふれる時代です。どんな難しい概念も3分で理解できる動画に要約され、複雑な理論も5行で説明される図解に変換され、深い思索…

手段に囚われた「なぜ」のない暮らし

朝7時の電車に乗るため、6時に起きる。なぜそんなに早く会社に行くのか。前からそうしているから。みんながそうしているから。 子どもを塾に通わせる。なぜ塾に通わせるのか。いい高校に入るため。では、なぜいい高校に入る必要があるのか。いい大学に行くた…

「聞けない」が「聞きたい」に変わるとき

友人が話す映画の内容がよく分からないけれど、つい「へー、そうなんだ」と相づちを打ってしまう。家族が使うスマートフォンの用語の意味が理解できないまま会話を流してしまう。行きつけの店で、メニューの食材について気になることがあっても、聞くのをた…

「引き寄せ」より大切なこと - 目標達成への現実的アプローチ

「一日中、自分の目標を思い描いているのに、なかなか実現しない…」 こんな悩みを抱える方に、最近よく出会います。特に、「引き寄せの法則」のような考え方に触れた方々からよく聞く言葉です。確かに、目標を明確にイメージすることは大切です。でも、それ…

「いつか」から「今」へ  ー人生の先延ばしから抜け出す方法

皆様の心の中で、静かに囁きかけてくる声が聞こえませんか? 「いつか、きっと...」という小さな願いの声を。 今回のメルマガでは、その「いつか」という言葉の奥に潜む、私たち一人一人の真実に向き合っていきます。なぜ私たちは大切な夢を先送りにしてしま…

「自分で考える」を取り戻す - 情報過多時代のメンタルスキル

先日、友人からこんな相談を受けました。 「SNSで『これが健康の秘訣!』という投稿を見て、すぐに実践してみたの。でも別の人の『それは間違い!』という投稿も見つけて...結局何が正しいのかわからなくて、もう情報を見るのが怖くなってきた」 きっと多く…

「運のいい人」の目に映る世界 - 日常の中の小さな気づきが織りなす可能性

「今日も失敗してしまった。私って本当に運が悪いんだ」 誰もが一度は、そんなため息をついた経験があるのではないでしょうか。通勤電車に乗り遅れ、大切な会議に間に合わなかった。スーパーのタイムセールに行ってみたら、目当ての商品はすでに売り切れてい…

正しい先祖供養

毎朝、仏壇に手を合わせる習慣が途絶えて久しい家庭も多いのではないでしょうか。現代の日本では、先祖供養の形が大きく変化してきています。そんな中で特に気になるのが、困ったことが起きた時だけ突然、先祖供養に走る人々の存在です。 私たちは時として、…

思考の自動回路から自由になる:新しい可能性への気づき

「なんで、いつも同じような失敗を繰り返してしまうんだろう?」 「どうして、いつも同じようなタイプの人間関係でつまずくんだろう?」 こんな疑問を持ったことはありませんか? 実は、これには私たちの脳の中に潜む「思考の自動回路」が深く関係しています…

幸せを追い求めるパラドックス:本当の幸福とは何か

私たちの多くは「幸せになりたい」と願います。しかし、その願いの裏側には、意外な真実が隠れています。相談の現場で出会う方々の声を聞いていると、「幸せになりたい」という言葉の奥には、実は「嫌なことを避けたい」「不安から逃れたい」「悩みをなくし…

「しない」という決断の重み - 本質を追求するための選択

私たちの時代は、「する」ことに満ちあふれています。 新しいスキルを身につけなければ。人脈を広げなければ。副業を始めなければ。SNSも更新しなければ。 その中で、「しないことを決める」という選択は、一見、楽な道に思えるかもしれません。しかし、本当…

環境を変えても変わらないもの - 本当の転機とは

「ここじゃダメだ。環境を変えよう」 誰もが一度は抱く思いかもしれません。職場の人間関係に疲れ果てて。プロジェクトの行き詰まりに焦って。あるいは、単純に「このままじゃいけない」という漠然とした焦燥感から。 しかし、その「環境を変えたい」という…

「気持ち」が世界を彩る

心の中に、ある疑問が湧いたことはありませんか。 「なぜ同じ出来事でも、人によってこれほど違って見えるのだろう」 この素朴な問いの中に、実は人生を大きく変える可能性が隠されているのです。 今回のメールマガジンでは、私たちの「気持ち」が現実をどの…

スピリチュアルとの賢い付き合い方-ドツボにハマらないための法則

人生に意味を見出したい。自分の存在の本質を知りたい。目に見えない何かとつながりたい。 そんな願いを持つことは、とても自然なことです。むしろ、そのような深い問いを持つことこそ、私たち人間の貴重な特徴と言えるでしょう。 しかし、その切実な願いが…

好きなことを仕事にしたいですか?

「好きなことを仕事にする」 この言葉に、どれだけ多くの人が心を揺さぶられてきたでしょうか。週末だけのことではなく、毎日好きなことに打ち込める。それは、確かに魅力的な未来図に見えます。 しかし、ここで立ち止まって考えてみませんか。なぜ、あなた…

スマートフォンの向こうに失われていくもの―子どもたちの情緒を育むために

40年以上前、私が子育てをしていた頃の公園には、いつも子どもたちの声が響いていました。転んで膝を擦りむいた子を、周りの子が心配そうに覗き込む。砂場では、誰かが作った山やトンネルに、次々と子どもたちが集まってきて、いつの間にか大きな工事現場の…