青森の神様 木村藤子の公式ブログ 日々の暮らしから得る気づき

透視人生30年以上のキャリアで培ってきた、誰しもが幸福になる生き方、考え方をお伝えします。

2024-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2024年の物語

大晦日の夕暮れ、あと7時間で2024年が終わろうとしています。街のどこかではカウントダウンイベントの準備が始まり、家々では年越しそばの仕度が整えられ、SNSには「今年最後の〇〇」という投稿があふれ始める―――。この特別な時間の流れの中で、あなたはどん…

私たちが見失う自由の本質

自由を生きるという冒険 「自由に生きたい」—この言葉は、多くの人の心を揺さぶる魔法のような響きを持っています。しかし、実際にその自由を目の前にすると、わたしたちはしばしば戸惑い、むしろ「枠」に身を委ねる選択をしていることに気づきます。それは…

準備が開く、可能性の扉

「運がよかったね」とよく言われる人がいます。でも、その「運」の正体を考えたことはありますか。本当に、それは単なる偶然なのでしょうか。 実は、チャンスは常に私たちの周りに存在しています。しかし、それを見つけ出し、掴むことができるかどうかは、私…

永遠の若さ

化粧品売り場で目を引く「アンチエイジング」という言葉。その響きは、年齢を重ねることをあたかも戦いの対象であるかのように描き出します。シワを消す、シミを隠す、たるみを改善する—そんなキャッチコピーが並ぶ中、私たちはいったい何を追い求めているの…

物語の世界を生きる私たち

太陽は昇り、人々は目覚め、様々な場所へと向かっていく。この当たり前の光景も、実は私たちの中で物語になっています。「朝は早い方が良い」「遅刻は恥ずかしい」。これらの解釈が、何気ない現象を意味のある物語に変えているのです。 人は誰もが、物語の中…

心配事は妄想?

先日、ある方の相談をお受けしていた時のことです。 目の前には、毎日の暮らしの中で積み重なってきた不安を抱えた方がいらっしゃいました。その方の心の中を覗かせていただくと、まるで重たい石を背負っているような気配が感じられたのです。 でも不思議な…

あなたが見出す、日々の価値

朝、目を覚ましたとき。窓から差し込む光に気づいたとき。台所で湯気の立つお茶を入れるとき。 ふと立ち止まって考えることはありませんか。「これは何のため?」「どんな意味があるの?」と。

「買う」より「感じる」で得られる満足

以前、年末の大掃除の季節、久しぶりに押し入れの整理をしていて、興味深い発見がありました。数年前に「絶対必要!」と思って買ったものの、一度も使わずに箱に入ったままのものがいくつも出てきたのです。それを見ながら考えました。「買った時は確かに嬉…

本当の自分を探さなくていい理由

朝、目覚めると母親として子どもの世話をし、職場では営業担当として顧客と向き合い、夜には趣味のヨガ教室で生徒として学ぶ。 そんな一日の中で、私たちは実に様々な「私」を生きています。では、その中のどの「私」が本当の「私」なのでしょうか?

役になりきって不安から解放される生き方

考えすぎる人間の最大の敵は、考えすぎる自分自身です。考えれば考えるほど不安は大きくなり、その不安がまた新しい考えを生み出す。この無限ループから抜け出す方法は意外にもシンプルなのです。それは、今やっていることに全身全霊で没頭することです。 た…

百尺竿頭に一歩を進む

ほとんどの人は、今の生活に不満を感じながらも、変わることを恐れています。なぜでしょうか。それは、変化がいつも痛みを伴うからです。今の不満な状況でも、それが「慣れた不満」だからこそ、心地よさを感じているのです。 百尺竿頭という言葉をご存知でし…

自然の一部として生きる

窓の外に目を向けると、アスファルトの隙間から小さな草が顔を覗かせています。「雑草」と呼ばれるそれは、誰に世話されることもなく、ただそこに在る。この存在のあり方に、私たちは何を学ぶことができるでしょうか。 現代社会に生きる私たちは、知らず知ら…

消費という「逃避」から自由になるために

何気なく無意識にスマートフォンを手に取る。特に考えもなくSNSをスクロールする。たまたま気になる商品の広告が目に入る。「これがあれば...」という思考が自然と浮かび、気がつけばショッピングサイトを開いている——。 このような行動パターンに心当たりは…

「やりたいことが見つからない」あなたへ

通勤電車の中で、スマートフォンの画面に映る情報の数々。「こんな生き方もある」「あんな働き方もある」。けれど、情報が増えれば増えるほど、かえって分からなくなってしまう。そんな経験をされていませんか。 今回のメルマガでは、「やりたいことが見つか…

耳が痛い話

会社の先輩から「君、それじゃダメだよ」と言われて、むっとした経験はありませんか?友人に「その考え方、違うんじゃない?」と指摘されて、なんだか腹が立った記憶は? あの時の不快感を、もう一度思い出してみてください。胸の奥がモヤモヤして、言い返し…

あなたは迷っているのかもしれません。この道であっているのか、無駄な遠回りをしているのではないか、もっと違う選択があったのではないか...。 人生の分かれ道に立つと、私たちはよく立ち止まってしまいます。進むべき道が見えないからというより、「間違…

嫌いな自分も「あなた」

誰にでもある、そんな夜の風景です。スマートフォンを見ながらソファに寝そべっている時、気がつけば時計の針は予定より大幅に進んでいます。「これじゃダメです」という思いと、「でも、このままでいい」という甘えが、静かな部屋の中でせめぎ合います。こ…

理想と現実の狭間で ―本当の自分らしさを見つめ直す

「自分らしく生きたい」 この言葉を口にするとき、私たちの心の中には、どんな自分の姿が浮かんでいるでしょうか。毎日5時に起きて習慣的に運動し、健康的な朝食を作り、完璧な時間管理のもとで仕事をこなし、趣味の時間も充実させる—。そんな理想の自分像を…

即効性の誘惑を超えて:本当の成長が生まれる場所

「3ヶ月で結果を出す」「最短距離で目標達成」―現代のビジネス書や自己啓発の世界では、そんなキャッチコピーが踊っています。SNSでは「人生ハック」と称して、努力を最小限に抑えながら最大の効果を得る方法が日々共有されています。確かに魅力的です。誰も…

その一言が、あなたを語っている

「大丈夫です」 この何気ない一言を、あなたはどんな声で、どんな表情で、どんな場面で口にしますか。 優しく微笑みながら友人を気遣うとき。少し疲れた表情で上司の問いかけに応えるとき。あるいは、いらだちを隠しきれずに家族に向けるとき。 同じ「大丈夫…

私たちは、同じ世界を見ているだろうか

「そんなの見れば分かるでしょう」「これは当たり前のことです」。ー私たちは日常的にこんな言葉を使いがちです。でも、本当に「見れば分かる」のでしょうか。本当に「当たり前」なのでしょうか。 人は皆、自分の見ている景色が世界の「当たり前」だと思いが…

思い込みの罠から抜け出す

「言っていない」を「ある」と解釈するとき 誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。「そんなこと言ってないよ」「でも、はっきり否定しなかったということは…」という会話を。 特に、期待や不安が強いときほど、私たちは相手の言葉の「空白」…

デジタル洪水の中で見つめる、本当の自分

朝、目覚めて最初にすることは何でしょうか。多くの人が「スマートフォンを手に取る」と答えるのではないでしょうか。メールをチェックし、SNSをスクロールし、ニュースに目を通す—。気がつけば、一日の始まりから私たちは情報の渦に巻き込まれています。 情…

人生を変える一歩

「人生を変える大きな一歩を踏み出したい」 そんな思いを抱いている方は多いのではないでしょうか。 転職、起業、海外移住―私たちは時として、劇的な変化を求めてしまいます。そして、その「大きな一歩」を踏み出せない自分に歯がゆさを感じる。 先日、ある…

「正しさ」の影に隠れた思いやり - 気づかぬ迷惑と向き合う

電車で通話をする人を見て「非常識だ」と考えたことはありませんか? 歩きスマホの人を見て「危ない」と思ったことは? 子どもの騒ぐ声を聞いて「親はちゃんとしつけをするべき」と感じたことは? でも、ふと立ち止まって考えてみましょう。 その通話は、実…

感情を「観る」という革命 ーネガティブな感情との新しい付き合い方

「この気持ちから逃れたい」 誰もが一度は、そう思ったことがあるのではないでしょうか。 不安、怒り、後悔、焦り―私たちは様々なネガティブな感情を抱えながら生きています。そして多くの場合、その感情を「なんとかしなければ」と必死になります。 前向き…

「本性」という幻想から自由になる

「彼女は根っからの悲観主義者だから」 「うちの子は運動神経が悪い性質だから」 「私は人付き合いが苦手な性格だから」 私たちは、こうした「本性」という言葉で、自分や他人、そして物事の本質を語りたがります。 でも、少し考えてみませんか。 その「本性…

思考の奥にある「感覚」との対話 ー冷笑を越えて

「それって、意味あるんですか?」 最近、この言葉をよく耳にします。新しい取り組みを提案すれば「費用対効果は?」と問われ、趣味の話をすれば「それって何の役に立つの?」とニヤリと笑われる。 私たちは知らず知らずのうちに、すべてを「意味」や「効果…

他者理解の真実  ―見える姿とその向こう側

あなたは、周りの人たちの本当の姿が見えているでしょうか。 いつも明るく社交的な友人が、ある日思いがけない弱さを見せる―。 仕事では厳しい上司が、家族の前では優しい父親の顔を持つ―。 人は誰しも、様々な「顔」を持って生きているのです。 職場では有…

気づきが世界を変える - 「根拠なき信念」からの解放

「明日から必ず早起きする」「今度こそ計画的に行動する」―私たちは、どれほど多くの決意を空しく繰り返してきたでしょうか。 そして、周りの人からいくら「早く寝たほうがいいよ」「スケジュール管理したほうがいいよ」とアドバイスされても、なかなか変わ…