青森の神様 木村藤子の公式ブログ 日々の暮らしから得る気づき

透視人生30年以上のキャリアで培ってきた、誰しもが幸福になる生き方、考え方をお伝えします。

子どもの人生をどう歩ませるか

 私たちは社会の中で生活していますから、〝節目〟があります。学生にとっては、受験、就職というのが、人生の大きな節目ですが、親にとってもまた、子どもの受験、就職というのは節目になります。

 

 そして、親だからこそ、うるさいことを子どもに言ってしまう場合があるのです。子どもの将来のことを考えているのですが、表現方法やそもそもやり方が間違っているのでコミュニケーションがとれず、親子関係に溝ができてしまうのです。

 

 ある相談者の女性(40代)は、娘さんの進路のことで親子関係にヒビが入りました。親は「教職を取らないのなら学費も生活費も払わない。それが大学に入るときの約束だ」と頑なになり、娘は娘で「現実問題、就活が忙しくて教職どころじゃない」といった感じで、ついには音信不通になってしまったのです。

 
 

子どもの人生は〝誰〟のための人生なのか

 

 昨今の就職活動の現状を鑑みると、娘さんがとった行動のとおり、並行してどちらも行うのはかなり難しいかと思います。もちろん、「教職をなんとしてでも取る!」という確固たる信念があれば両立することも可能かもしれませんが、そこまでの信念がない場合、多くの人がどちらか一本に絞っているようです。娘さんの場合は、自分のキャパシティを考えて、一般企業の就職活動を選択したのでしょう。

 

 親として、娘の将来が心配になるのは当然のことだと思います。ただし、親の意見を押し通すのは娘さんの将来のためにはならないのではないでしょうか。たしかに、教員免許に限らず、資格免許を持っていればいざというときにある程度の安心感があるかもしれません。

 

 ただ、娘さんには〝自分の将来〟を選ぶ権利が当然のこととしてあるということを忘れてはいけないと思います。また、親との約束を守らないからといって、「学費も生活費も払わない」と経済制裁的な追い詰め方をするのは誰のためにもならないばかりか、親子お互いにとって不幸なのではないでしょうか。

 

 子どもの大切な将来の話なのですから、冷静に、そして現実的な感覚を持ちながらじっくりと話し合うべきです。娘さん自身、かなり悩んで今の選択をしているはずですし、親との約束を守らないことに対する負い目、申し訳ないという気持ちもあります。

 

 そこに追い打ちをかけるように、「学費は払わない。生活費も送らない」といったような、半ば脅しのようなやり方はよくありません。娘さんの気持ちを考えてみてください。親の言うとおりに教員免許を取る選択をしても自分の気持ちに嘘をつくことになりますし、約束を守らず就職活動を選択するにしても、親から怒られる。娘さんを追い詰めているようなものなのです。

 

 大学ではたくさんの経験をして成長していきますから、いろんなやりたいことが出てくると思います。多感な10代ですから、大学に入る前と今とで考え方が変わるのは特別おかしなことではなく、むしろ健全なことです。ですから、頑なに教員免許ということに固執する必要もあまりないのではないかと思います。

 

 人生の先輩である親ならばわかると思いますが、社会というものはとても多様性がありますから、いろんな選択肢が広がっています。ひとつのことに固執することは、時として可能性を狭めてしまうことにもなります。

 

 親ですから娘さんの将来を心配する気持ちはわかりますが、では「なぜ、娘に教員免許を取ってほしいのか」といったことを今一度考えてみてください。そこに、親のエゴはないでしょうか? 「お金を出してあげてるから」「安定した職業だから」といった理由が隠れてはいないでしょうか? 今の親世代と子ども世代とでは、仕事に対する価値観もだいぶ変わっています。社会はどんどん変化していくもの。それに伴って、人の考え方もまた変化していきます。

 

 子どもというのは、そういった〝社会の変化〟に対して敏感です。若いぶん、頭が柔らかいので、親世代と違って柔軟に対応しやすいのです。そうした、若者の考え方(娘さんの考え方)というのは、じっくりと話をしてみないことにはわかりません。コミュニケーションがまったく取れていないのに、相手の考えている本質的なことを理解するのは難しいでしょう。自分の中のエゴでできたモノサシで子どもを判断してしまい、結果、関係性にヒビが入ってしまいます。

 

〝親だからこそ〟、子どものやることに対してうるさくなる気持ちはわかります。私にも子どもがいますからよくわかります。しかし、時には子どものことを俯瞰の立場で見守ってあげることも大切です。

 

「一度きりの人生、自分の将来は自分で決めたい」と思うのは、人間として当然のことです。その〝人間としての哲学的な想い〟を尊重してバックアップしてあげるのか、はたまた親が決めたレールの上を歩かせるのか。

 

 保護者として、もちろん時にはレールを敷いて導いてあげることも必要になることもありますが、基本的には子どもを信頼し、意見を尊重してあげることが必要だと思います。レールを敷いてあげるよりも、いろんな機会を与えてあげるほうが子どもの可能性を広げさせるのではないでしょうか。

 

 連絡を取れなくなってしまった今、まずは夫婦できちっと話し合い、そして 手紙を出してみるのがこういう場合はいいでしょう。親のプレッシャーをなるべく受けないように引いている状態ですから、電話やメールよりも手紙がいいと思います。

 

 そして、最後はやっぱり子どものことを〝認めてあげること〟です。認めていると思っていても、多くの親は子どものことを認めずに、自分のエゴを押しつけようとします。そもそも、自分が育てた子どものことを認めてあげられないということは、自分の子育てに自信がないことの表れです。子育てにおいても人生においても、「自分が間違っているかもしれない」という意識は常に持っていたほうが、人間は成長していくことができるのです。

 

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