青森の神様 木村藤子の公式ブログ 日々の暮らしから得る気づき

透視人生30年以上のキャリアで培ってきた、誰しもが幸福になる生き方、考え方をお伝えします。

家族の土台作り

昨今、共働き夫婦がとても増えています。

 

妻が専業主婦の家庭とは違い、妻だけに家事も育児もというわけにはいきませ ん。夫婦が協力をして家事、育児を行っていくことが求められる時代です。

 

この夫婦の協力ができていないと、お互いに大変なストレスがかかってしまい、夫婦げんかの原因や、離婚の原因になってしまうことも少なくありません。

 

 夫婦共働きで、家事、育児を分担してやっていくには、ある程度妻のリードが 大切になってくると思っています。

 

家事や育児というのは女性のほうが得意ですから、男性が家事や育児のやり方がわからないというのは当然と言えば当然のことだったのです。ですから、家事力の高い女性のほうが男性をリードしてあげてほしいのです。

 

ただ、リードするにもやり方というものがあります。物の言い方ですね。命令口調で「あれして」「これして」といった感じで、そのうえ感謝の言葉もなかったりすると、ご主人は不満が溜まっていってしまうでしょう。

 

これは、子育てでも同じことが言えます。子どもに何か手伝ってもらったとき、感謝の言葉もかけてあげられなければ、子どもも嫌になってきて、口答えするようになってしまいます。

 

ですから、感謝やねぎらいの言葉、これをしっかりかけてあげることが大切なのです。 また、何かお願いしているのに逐一口を出すとか、叱るような口調で指摘するとか、そうしたこともするべきではありません。

 

これも、子育てと共通するところです。本人はわかっているのですから、口うるさく言う必要はないのです。

 

気をつけて欲しいのは、ご主人と家事育児を協力するのにも、程度の問題があるということです。

 

こんな方がいらっしゃいました。 ある若いご夫婦です。

 

ひとり、5歳くらいの娘さんがいらっしゃったかと思います。

 

このご夫婦は、週ごとに週末の家事と育児を夫婦どちらか一方にすべてを任せていました。 たとえば、土曜日にご主人のほうがすべての家事と育児をやるとなると、奥さ んは昼くらいに起きてきて、ゆっくり準備をしてから外に買い物に行ったり、 友人と遊びに行くそうです。

 

本人同士はそれで納得しているのでしょうが、私はこれは間違った方法だと思います。 夫婦、家族というのは、生活そのもの。どういうことかといえば、恋愛のときのカップルのように、それぞれがそれぞれの人生を歩んでいて、それぞれの生活があってというのとは違い、共に生活をし、共に生きていく共同体なのです。

 

ですから、遊びたいからとか、疲れるからとか、面倒だからとか、そうした考えのもとでの家事育児の分担というのは、適した方法ではないと思っています。 もちろん人間ですから、時には遊びたくもなりますし、休みたいときもあります。

 

そうしたときは、相手にお願いして、友人と食事をしたり、ゆっくりしたりしてリフレッシュすればよいでしょう。 ただ、先のご夫婦のように、毎週交互にとなると恋愛のときと変わらなく、 結婚に対するけじめ、共に生活をしていく覚悟が足りないのです。

 

また、そんな姿を子ども見るわけです。 週ごとに、どちらか一方が一日中遊びに出て夜遅く帰ってくる親のもとで育っ た子どもが、やがて中学や高校になったときに、友達の家を泊まり歩いたり、自分の家に寄りつかなかったりしたときに注意しても、「はいわかりました」と親の言うことを聞く子に育つでしょうか。

 

逆に、「お母さんだってそうしてたじゃない」というように、口答えをされてしまうのではないでしょうか。 妻のほうのことだけ言いましたが、夫も歩み寄りの心が大切です。

 

たとえば、「何か手伝おうか?」とひと言聞いてくれると、女性は喜ぶと思いますし、お願いもしやすいのです。洗濯機を動かしてくれるとか、お皿を洗ってくれるとか、テーブルを拭いてくれるとか、そうした小さなことでもすごく負担が軽くなります。

 

家族、家というのは、人間の生活の基盤になるものですから、その土台がしっかりしていれば、仕事にも集中できますし、家で過ごす時間も本当にリラックスしたよいものになります。 そうした家、家族を作っていくというけじめ、覚悟、そうしたことが、恋愛とは違う結婚に求められるのです。

 

このような考え方、判断力を持って生活をしていれば、自ずと土台が安定した家族を作ることができるのです。

  

 

 

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