青森の神様 木村藤子の公式ブログ 日々の暮らしから得る気づき

透視人生30年以上のキャリアで培ってきた、誰しもが幸福になる生き方、考え方をお伝えします。

離婚問題

結婚するのであれば、生涯ひとりの人と添い遂げたいと思うのは当然でしょう。はじめから「離婚してもいいや」と思って結婚する方はあまりいないのではないかと思います。

 

ただ、人間同士がひとつ屋根の下で恋愛とは違う“生活”をしていきますから、しっかりとした生活感、ケジメ、お互いの努力、思いやりなどがないと、どこかの時点で袂を分かつ、つまり離婚するにいたってしまうでしょう

 

また、夫婦であれば「なるべく離婚はしたくない」というのは自然な考えかと思いますが、DVや不倫などといったように、相手のことをまったく信頼できなく なったために、離婚をしたほうが自分のためになる、といったこともあるかと思います。 ですから、一様に「離婚はよくない」とは言い切れない部分もあります。

 

もちろん、離婚しないように普段からお互いを尊敬し、いたわって生活していくのは当然なのですが、気づけなかったがためにそうできず、離婚問題に発展してしまうこともあります。

 

離婚問題にまで発展してしまう夫婦というのは、夫婦のどちらか一方、 または両方がお互いのことを思いやれず、労ることもできず、感謝を忘れてケジメもなく生活をしている場合が多いように見受けられます。

 

なぜ、そのようにお互いを思いやって生活できないのかと言うと、恋愛の延長のような感覚で結婚してしまうからなのではないかと思います。 結婚というのは、恋愛のときのような好きよ好きよの“恋心”だけではなかなかうまくやっていくことはできません。

 

結婚とは“生活”ですから、恋心とは別の“ケジメ”そして“愛”が大切になってきます。それには、夫婦の協力が非常に大切になってくるわけです。

 

ではまず、ケジメとはなんのことかと言うと、ひとつ屋根の下で共同生活を営んでいくための“言動”のことです。

 

たとえば、労りの言葉、感謝の言葉、家事や子育ての分担といったことなどです。夫婦だからといってなんでもやってもらう、またはやってあげるのが当然というのは間違った考えで、必ず感謝の言葉、労りの言葉をかけるのが夫婦としてうまくやっていくための方法だと思います。

 

こうした小さなことの積み重ねが、すてきな夫婦、すてきな家庭を作っていく源になるのです。長年連れ添っていると、 お互い空気のような存在になり、言葉を交わすことすら少なくなってしまう方も多くいらっしゃるかと思いますが、感謝の言葉、労りの言葉は忘れないで欲しいものです。

 

逆に、やるべきでない言動ももちろんあります。 たとえば、一緒に生きていれば、夫婦ゲンカをすることもあります。そのとき、自分の親にいちいちそのことを報告する方がいます。

 

そうするとどうなるでしょう。親というのは自分の子がかわいいわけですから、娘(息子)の話が誇大化されていようとも、相手方の言い分も聞くことなく信じてしまうわけです。

 

こうしたことが積もり積もると、妻側の両親と夫、または夫側の両親と妻との間にいさかいが起こってしまうこともあります。 こうした言動は、過去現在未来のつながりを考えることができていないのです。

 

自分の両親に夫婦ゲンカや相手の不満を言うことで、未来においてどういうことになるか、そこまで考えることができていないわけです。 またこれは、夫婦だけではなく、そのご両親も肝に銘じておかなければいけないことです。

 

自分の子どもだけの感情的で主観的な話をすべて信じるのではなく、きちんと両者から話を聞かなければいけません。そうでないのなら、信じるべきではありませんし、口を挟んでもいけません。そして自分の子が間違っていると判断したらきちっと注意するべきなのです。

 

夫婦の絆を作っていくためには、上記のほかにも、相手の注意はしっかりと聞くということも大切なことです。

 

共働きだと特に多いのですが、何か注意されると「私だって働いているのに」と言ってしまうのです。そうすると、何か頼むときにも「ちょっと悪いんだけど、お願いできない?」とはならずに、「どうしてやってくれないの!」となってしまいます。

 

相手も虫の居所が悪いと夫婦ゲンカになってしまい、そういっ た些細なことの積み重ねで言ってはいけないこともケンカの勢いで言ってしまう。それで何もかもおかしくなってしまうこともあるわけです。

 

相手からの指摘というのは、人生を生きていくうえでの宝と言えると思います。 相手の意見を聞き入れ、自分に不足していることはどんどん直していく。そうすれば、心を育てていくことができます。

 

これを夫婦でできていれば、一生安泰です。

 

次に、“愛”について考えてみます。

 

愛とはどんなものでしょうか。相手のことを好きな気持ちなのでしょうか。それもちょっと違うように感じます。もっともっと深くて、もっともっと温かいもののような気がいたします。

 

では、それは何か。

 

私は“許すこと”なのではないかと思います。ただ、人間ですから、いつでも相手を許すということは非常に難しいことです。 酷い仕打ちをされれば腹が立つのが人間ですし、時には恨みを持つこともある でしょう。 許す心というのは、夫婦でなくとも必要な心なのです。

 

人間というのは不完全な生き物ですから、時には間違いを起こしますし、気づけないがために相手を傷つけてしまうことも往々にしてあります。 結婚は性格も違う、生きてきた環境も違う人間同士が一緒に住むわけですから、最初から“ズレ”があって当然なのです。

 

許す心というのは、このズレを埋めていくことです。お互いに不足していることを許し、そのうえでふたりで成長していく。そんな素晴らしい夫婦になることができれば、子どもたちも両親の姿を見て育ちますから、大人になって結婚をしても、よい家庭、よい夫婦関係を築くことができるでしょう。

 

相手を許す心は、100%達成することは無理でも、10%を20%に、30 %を50%にすることはできますし、そのようにするだけでも大分ふたりの関係はよいものになっていきます。

 

お互い違う性格を持って生まれてきているのですから、そこを頭に入れて、ズレをどう埋め合わせするか。そのような聡明な考えを持つことが、素晴らしい女性であり、男性であり、親であり、子どもにとってのよき人生の先輩となることにつながるのです。

  

 

 

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