青森の神様 木村藤子の公式ブログ 日々の暮らしから得る気づき

透視人生30年以上のキャリアで培ってきた、誰しもが幸福になる生き方、考え方をお伝えします。

魅力的な女性とは?

 「魅力ある女性はどんな女性ですか?」と問われたら、私は、「知識と品格のある女性」と答えたいと思います。

 

 品格があるというのはどういうことかというと、まず、その場に合った会話や行動、判断力などを積み重ねていくうちに、自然と備わっていくものだと思います。

 

 毎日ダラーッとマンネリ化した生活にあぐらをかくような気持ちでいては、緊張感も失せ、品格も身につきません。歩き方ひとつとっても、ダラダラしたものになってしまうのではないでしょうか。つまり、場違いなことをすると品格を失ってしまうわけです。

 

 たとえば、お葬式のときは黒い服を着てヘアやお化粧は控えめにしますが、場違いと言えるのは、黒い服でも胸元が大きく開いているものやミニ丈、ノースリーブのもの。また、キラキラしたアクセサリーやネイルはいけない、というのは誰でもわかるでしょう。

 

 また、ある程度の若作りファッションは好感を持てますが、40歳を過ぎた人がお尻が出そうなくらい短いミニスカートと、胸が丸見えになるほど衿ぐりが大きく開いた派手は色のブラウスを着ていたらどうでしょうか。

 

 同じ女性であっても目のやり場に困るような露出度の高い洋服を着ている人を見て、素敵だと思う人は少ないと思います。

 

 このように、おしゃれの面でも品格というものが問われます。若作りも程度問題で、要はバランス感覚です。

 

 もちろん、派手な色の洋服がいけないと言っているわけではありません。たまに派手な色の洋服も新鮮でいいものですが、そういうときは、ほかのところをシックに抑えるといった工夫をすればいいわけです。

 

 それから、表情や会話にも、思った以上に品格というものがにじみ出ます。

 

 誰かから注意されたときに素直に聞くことができず、にらみつけるような表情をしたり、物事が自分の思うように進まないときにふてくされたような表情になったり、自分が伝えたいことを相手が理解できるように言えないようでは、品格があるとは言えないでしょう。

 

 では、品格ある女性になるためには、どうすればいいのでしょうか。

 

 そのために大事なことはと言えば、これもやはり勉強です。たとえば、本や人から学んだり、周囲の人の間違った行動を見て自らの行いを反省するといったことを日常の中で心がけてみてください。

 

 このようにして、知識、判断力、理解力を養っていくと、内側から魅力が出るようになっていきますが、それだけでなく、いざというときにも適切な行動がとれるようになります。すると、そういった自信が、品格としてその人からにじみ出るわけです。

 

 決して一朝一夕では身につけることはできませんが、逆に言うなら、努力次第。つまり、品格というのは、日頃の心がけ次第でいくらでも高めていくことができるわけです。

 

 また、立ち居振る舞いが美しいかどうかも、品格を左右する大事なポイントだと思います。

 

 同じような所作をしているのに、美しく見える人と見えない人がいますが、立ち居振る舞いが美しい人はどこが違うのでしょうか。

 

 実は、そういう人はいつも神経を使っているというか、自分の周りに対して、気配りができ、緊張感を持って過ごしているのです。そして、働いているときでも家事をしているときにも、常に頭を使って動いています。

 

 緊張感を持って生きている女性は、たとえ年齢とともにスタイルが衰えたとしても、身体の線がだらっと見えません。80歳になって顔にシワが増えても、どこかキリッとしたものがあります。

 

 これは、日頃、家でお菓子などを食べるときに、だらっとソファに寝転がったまま食べているか、テーブルについてきちっと背筋を伸ばして食べているか、あるいは、きちんと正しい言葉、美しい日本語を使って話しているかどうか、ということなどで品格の違いが出てきます。

 

 いくら上辺を着飾っても、外出先でいくらつつましやかな素振りをしても、この違いは波動となってその人からにじみ出ます。

 

 たたずまいが違いますから、見る人が見れば、その人とすれ違っただけでも品格が漂い、普段、どのように暮らしているかは一目瞭然なのです。

 

 これは “心のあり方” の問題ですから、どんな仕事をしているとか、お金持ちだとか、そういったことはまったく関係がありません。

 

 また、品格がある方のお子さんは、きちっとした会話ができますし、行動もしっかりしているため、見ていて安心感があります。

 

 立ち居振る舞いが美しくあるためには、エチケットがしっかり備わっていることも大切な要素です。

 

 

 

 

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