青森の神様 木村藤子の公式ブログ 日々の暮らしから得る気づき

透視人生30年以上のキャリアで培ってきた、誰しもが幸福になる生き方、考え方をお伝えします。

嫁姑関係

 お嫁さんというのは、違う家に嫁いでいく立場ですから、その家に馴染む努力をすることは当然です。しかし、お嫁さんだけが努力をしている訳ではなく、お舅さんやお姑さん、そしてご主人も同様に気を遣い、家を支えていく努力をしていることを忘れてはいけません。

 

 お互いに違う環境の中で全く違う人生を生きてきて、結婚を機にひとつの家族として生活していくとき、「困らせてやろう」とか、初めからそんな姑息な考えを持って接してくるお姑さんは多くはないかと思います。

 

 しかし、お互いに気疲れするほどに気を遣い過ぎる生活の中で、さらに「いい人だと思われたい。嫌われたくない」という緊張感の中に身を置いていると、当然、人間として無理が生じてきてしまう場合があります。

 

 すると、初めは丁寧に教えてくれるお姑さんに素直だったはずのお嫁さんが、「いつまでこんなに合わせなきゃいけないの! いつまで我慢すればいいの!」となってしまう訳です。

 

 また、ここで特に注意をしていただきたいことがあります。

 

 人間関係において我を張って相手の気持ちや立場を理解しようとせずに、あるときはトラブルを起こしたり、あるときは自分の非を認めようとしなかったり、そういう生き方をして来た方は、嫁いだ家での生活に慣れてくると「わがまま」が出てくるのですが、「自分の親に口答えすることに慣れている女性」ほど、こういった傾向が顕著に現れるのです。

 

 こういった方は、たとえばお姑さんが何か教えてくれても、「全く注意ばかりする!」「文句ばかりいう!」と、自分が心の中で密かに思ってしまっていることにさえ気づくことができません。

 

 また、子どもというのは「親を見て育っている」ということにさえ気づいていません。つまり、お姑さんに反抗している母親の姿を見て育つと、中学、高校になると反抗するようになったり、登校拒否になったり、非行に走ってしまったりすることもあります。そして、やがて大人になり結婚したとき、自分もまたお姑さんとうまく関係を築けないといった可能性だって否定はできないのです。小さい頃に見たこと、聞いたこと、感じたことというのは、そのように何年、何十年も先の未来にまで影響を及ぼすことがあるのです。

 

  いずれ自分の息子が結婚すれば、同居するしないに関係なく、自分もお姑さんになります。そのとき、自分の大切な息子のお嫁さんといがみ合ったり、またはひとり孤独になってしまったり、そういった人生を送っていたいのか。そう望まないのであれば、今のうちからしっかりとした嫁姑関係を築いていくことが大切なのです。

 

 

 

 

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