素直、素直といいますが、では、素直とはどういったものだと思いますか? これは、「ありのまま」とか「飾り気のない様」といった意味ですね。ここで大切なのが、単純に「ありのままの飾り気のない私を出していけばいい!」ということではなくて、自分の「素」の部分の欠点に気づいて直していかなければならないということです。
みなさん、「アク抜き」ってご存知ですよね? タケノコやゼンマイなどの山菜は調理する前に必ずアク抜きをしますよね。アク抜きは変色を防いだり、苦味やエグ味を取る効果があり、そうすることで、美味しく食材をいただくことができます。
今のたとえ話の食材(タケノコやゼンマイ)をいい換えれば「自分」。「アク」というのは、苦味や毒味、つまり自分の性格の欠点ですね。この自分の「アク」を取り除いていかなければ、いくら素を出したところで、また問題が発生してしまいます。
素のままでいるのはいいのですが、その素をきれいなものにしなければ、とても周りからは受け入れられません。素がきれいに磨き上げられている人だからこそ、素直でいることでキラキラと輝いて美しいのです。
素を磨くことができれば、、着飾る必要はなくなります。そんなことをしなくても、素でいることがその人の魂が美しく、そしてきれいに見えるいちばんの方法なのです。
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