青森の神様 木村藤子の公式ブログ 日々の暮らしから得る気づき

透視人生30年以上のキャリアで培ってきた、誰しもが幸福になる生き方、考え方をお伝えします。

人との交流は思いやり

 「どうすれば相手がこちらの意見を素直に聞いてくれるか」というと、まず相手の長所を認めることから始めると、相手の心が開きやすいと思います。

 

 お世辞ではなく、あくまで客観的な目で見て、相手の良いところを言葉にして伝えてあげる。

 

「あなたにはこんな良いところがありますね」

 

「この点はすばらしい」

 

 そうすると、相手も心を開いて、こちらの話に真剣に耳を傾けてくれるようになります。

 

 これは上手にコミュニケーションをはかるコツでもあり、さりげなく相手の問題に気づいてもらう上でも役立ちます。

 

 まず、相手の長所を認めたうえで、

 

「その反面、こういう面もあるんじゃない」

 

「この点はもっとこうした方が良いと思う」

 

「この点に注意したら、もっと良い方向に進む」

 

 などと、本人の短所や課題に気づくように促すのです。

 

 そうすると、

 

「そうかもしれない」

 

「それは気づかなかった」

 

「そうしてみよう」

 

 などと、自分の不足に気づきやすくなると思います。

 

 誰でもいきなり短所を指摘されると、感情的に反発しやすいものです。

 

 だからこそ、そこで心を養うことが大事なわけですが、人との交流においては、相手に気づいてもらうための思いやりも必要です。

 

 親しい間柄であっても、そのような思いやりがあってこそ、実りある会話ができます。

 

 ですから、たとえ相手に落ち度があった場合でも、いきなり「あなたの悪いところは……」と切りだすのではなく、まず、「あなたはこんな良いところがある」と伝えた上で、「でも一方で、こんなところに問題もあるんじゃない!?」などと忠告してあげる。

 

 これは、他人のみならず、子供や夫婦間でも大切なことです。

 

 そうすれば、感情的にならずに、前向きな会話ができるようになると思います。

 

 要するに、同じことを伝えるにしても、相手が受け取りやすい表現の仕方ができるか否かで、会話がスムーズにできるかどうか、意思の疎通がうまくできるかどうか、に大きな違いが出てしまう。

 

 そのためには、会話においてもそれなりの段取りが大事で、そうでないと言葉のキャッチボールがうまくいきにくい、ということです。

 

 

 

 

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