何時に起きて、何時に寝るか。
いつ、どんなものを食べるか。
適度な運動をしているか。
休みの日には、ちゃんと休めているか。
食べる、寝る、動く、休む。
どれも生きる上での基本中の基本です。
しかし、日々忙しく生活していると、意外と、これらの基本が疎かになってしまいます。
私もいまでこそ、どんなに忙しくても、なるべく規則正しい生活をするよう心がけていますが、若い頃はそうではありませんでした。
私の失敗談をお話ししましょう。
私は霊能者の仕事をする傍ら、主人が定年になるまで、サラリーマンの妻、二人の子供の母親として、日々忙しく動き回っていました。
それだけでも、相当忙しかったにもかかわらず、「ヘビ騒動」と言われている事件をきっかけに、相談者の数が一気に増えたのです。
そのとき、まだ四十代の初めだった私は、「神様が授けてくださった力なんだから、精一杯相談者の方と向き合おう」と無理をして、食事をするのも忘れて仕事にのめり込んでしまったのです。
家族はそんな私に文句も言わずにいてくれたのですが、朝は五時起き、夜は十一時まで仕事、寝るのは一時過ぎで、ただただ「頑張ればいいんでしょ!」だけが頭を支配し、食事もろくにせず不規則な生活が続き、最後は、少し食べると吐いてしまうようになりました。
そんな生活に身体が悲鳴を上げました。拒食症のような状態になって、乳がんという病にも見舞われました。
それから、「このままではいけない」と心機一転、健康にも気をつけ、食事もできる限りしっかりととるよう心がけたのです。
病が私に、「自分自身をいたわる」ことの重要さを教えてくれたのです。
それまでの私は、「自分は神の部下としての任務を全うすべき」という思いが頭を占めており、自分自身を粗末にしていました。
病は、自分を大事に出来ない人間は、人のことも大切に扱えないのだということに気づかせてくれました。
自分自身を大切に出来れば、それまで見えなかったものが見えてきます。
大きな病に見舞われる前に、基本的な自分の生活を見直してみてください。
短い時間でもぐっすり眠り、腹八分目を心がけてバランスのいい食事をする。すっきりした気持ちで人と接する。
その心の余裕が、新しい縁を運んできます。
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