青森の神様 木村藤子の公式ブログ 日々の暮らしから得る気づき

透視人生30年以上のキャリアで培ってきた、誰しもが幸福になる生き方、考え方をお伝えします。

悪縁の切り方

 ほとんど話をしたこともないのに親しげにしてくる人の中には、何らかの目的を持って近づいて来る人がいます。すべての縁が良縁であればいいのですが、中には決して深入りしてはいけない悪縁もあります。

 

 それは何かの勧誘であったり、詐欺だったり。犯罪がらみにはならないまでも、さまざまな手口であなたに何かを要求するような行動を取る人とは、悪縁を結ばないためにも関わらないよう気をつけることが必要です。

 

 最近では、顔が見えないのをいいことに、息子や孫のふりをして金銭を要求する「振り込め詐欺」が横行しています。子や孫が可愛いあまり簡単に騙されてしまう老齢の方々の中には、自身の老後のための貯えを全て渡してしまうような人もいて、「お金がある人だから振り込める」といった、周囲の人たちの安易な想像とはかけ離れた現実が展開されているのです。

 

 また初対面にもかかわらず、非常に親身になって話を聞いてくれたり、何かと世話を焼いてくれたりしてすっかり安心した矢先、家にまで入り込んで泥棒紛いのことをされた。さらには、預金や年金などにまで手を出され、家族に迷惑をかけたばかりか、老後の人生設計まで狂わされた。そんな悲惨なお話も数々聞いたことがあります。

 

 人への同情心が強い人ほど、「きっぱりと断る」ということを難しく感じてしまうようです。

 

 ついつい「かわいそうだから」「こんなに熱心に頼んでくるなんて、本当に大変な事情があるに違いない」と相手の事情を先読みしてしまうのでしょう。

 

 しかし悪意ある相手にとっては、それこそが付けいる隙なのです。

 

 長年親しくしている人なら別ですが、縁の浅い人から頼まれごとをしたときには、尋ねにくいことだったとしても、どうしても自分にそれを頼んでくる必要があるのかどうかをしっかりと確認しなくてはいけません。

 

 相手の目を見て、自分が納得がいくまで話を聞いたうえで、頼み事にイエスの返事をするならば、たとえそれが良くない結果を招いたとしても、そこから新たな気づきを得ることが出来るでしょう。

 

 悪い縁と結びつく出会いとは、自分のカルマに比例して起こる現世での修行の一環からくるものです。だからこそ、自身の魂を浄化し次の世に悪いカルマを持ち越さないよう、悪い縁を押し付けてくるような人はキッパリと拒絶することも大切です。良い縁を持つ人は、決してあなたから何かを奪い取るようなことはしないはず。本当に縁のある大切な人をないがしろにすることのないよう、丁寧かつ動じない心からの断り方を身につけ、悪縁をもたらす者たちに対処できる人になりましょう。

 

 

 

 

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