聞く耳を持つことは、自分が気づいていないこと、知らないことを受け入れる柔軟な心の受け皿をつくる、ということです。
それが、ものごとを知って覚えていくことにつながるのです。
草花で例えれば、水や栄養を吸収するのと同じです。
ほかの人の話をよく聞く人のところには、自然と人が集まってきますよね?
周りの友人を見てみてください。人が集まって来る人や、周りから頼りにされている人というのは、聞き上手な人ではないでしょうか⁉
相手の話を聞く姿勢、聞く力とは、幅広い知識を吸収するためのスポンジのような受け皿であり、知識の倉庫の扉を常に開き、インプットしようと待っている状態なのです。
そのように聞く力を養っていると、相手のことやものごとの本質をよく理解できるようになって、その結果、周囲の人たちから信頼され、絆が深まっていきます。
ですから、いくつになっても、「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」といった心づもりが素直に可愛く歳を重ねていくことにもつながります。
自ら積極的に人との絆をつくっていくことは、自分の意志で幸せの道を選んで進んでいることになるので、必然的に人が集まってきて、幸せの連鎖が起こります。
いろんな人との絆が深まれば深まるほど、家庭内文化という狭い枠から出て、今まで知らなかった世間を見渡すこともでき、人としてのあるべき姿、道を見出すことができてくるはずです。
今は、「一人でいるのが楽」とか、「うつ気分で人と接するのが苦手」という方も多いかもしれませんが、孤独から脱出するためにも、自分の中だけでつくりあげた心の文化を捨て、広い世界に旅立つチャンスにチャレンジするべきだと思います。
自分だけの心の文化から脱出することによって、自分の殻、狭い文化からより広い世界へと出向き、その広い無限の海原の中で、幸せへとつながる知識がたくさん得られます。
自分から話すのが苦手でも、人の話を聞くのはさほど難しいことではありません。
人の話に耳を傾けることで視野が広がり、自分を知り、人を知る__これも知識です。
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