青森の神様 木村藤子の公式ブログ 日々の暮らしから得る気づき

透視人生30年以上のキャリアで培ってきた、誰しもが幸福になる生き方、考え方をお伝えします。

誰かが困っていたら手をさしのべる

 ある日、私が神殿で次の相談者の人に「どうぞお入りください」と声をかけたときのことです。

 

 中年の女性が扉を半分開けて「木村先生、こんにちは。次は私の番なのですが、私の次の方がとてもお急ぎだそうなので、先生がご許可くださるなら、順番を替わってあげたいのですが……」とおっしゃいました。

 

 私は「そうですか、構いませんよ」と伝え、順番を前後して相談を受けることにしました。先に入っていらっしゃったのは、若い女性でした。待合室にいるときに身内の方が緊急入院したという知らせを受けたそうで、どうしても次の列車に乗って帰らなければならなくなってしまったのだそうです。次の列車に乗るには、どんなに遅くとも神殿を二十分後には出なくてはならない。しかし順番は次の次……。キャンセルしてすぐに駅に向かうかどうか迷っていたら、隣にいたご婦人が順番を替わってあげるわよ、と申し出てくださったそうなのです。

 

 相談を終えて、神殿を後にするとき、「順番が前後することをお許しくださって本当にありがとうございます。何度も電話してようやくご縁がつながって、予約をしてから実際に先生にお目にかかれるまでに三カ月。待合室まで来ていながら、ご相談が出来なかったら本当に悔いが残ることになったと思います。本当にありがとうございました」と言われました。私は次に神殿においでのご婦人に「いいことをなさいましたね。彼女は本当に感謝して帰って行かれましたよ。私も心が温かくなりました」と言いますと、ご婦人は「私は急いでいませんし、親切な気持ちを忘れずにいると、いつかは自分に帰返ってくると信じているんです」とおっしゃいました。

 

 「情けは人のためならず」という諺もありますが、誰かに情けをかけることは、回り回って自分に返ってくるものです。

 

 誰かが困っていたら、お互い様の気持ちを持って、まずは自分から手をさしのべてみましょう。自分の気持ちや生活に余裕を持てたら、「お先にどうぞ」「なにかお困りですか」と自然に声をかけられるのではないでしょうか。そんな余裕は、あなただけでなく、あなたの周囲の人にもいい影響を及ぼしてくれます。

 

 年老いた両親をちょっと手助けしてあげる、同僚や部下の仕事のミスを文句を言わずにカバーしてあげる、失恋して落ち込んでいる友人に何も言わずにそっと寄り添ってあげる……。自分自身に余裕がありさえすれば、無理をすることなく、自然と相手が望む助けの手をさしのべてあげられるでしょう。

 

 そうやって結んだ縁は、必ずその次の良縁を運んできてくれるはずです。

 

 

 

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