青森の神様 木村藤子の公式ブログ 日々の暮らしから得る気づき

透視人生30年以上のキャリアで培ってきた、誰しもが幸福になる生き方、考え方をお伝えします。

毎日のリズムにめりはりをつける

 人には一人一人、違った時間感覚があります。何事にもゆっくりしたペースで臨む人は、せかせかと忙しなく物事を瞬時にどんどん判断していく人のことを「付いていけない」と思い敬遠しているかもしれません。

 

 逆に、感情でも仕事においても処理能力が高く、素早く的確な判断が出来る人にとっては、じっくり型のスローペースの人が怠惰に見えてしまったりするようです。

 

 しかし、自分のテンポ以外の時間の流れがそれこそ人の数だけ無限に存在していることに気づければ、人が自分と違う速度で物事を処理することにも優しい気持ちで接することが出来るでしょう。

 

 あなたが苦手だと感じる人ほど、新しい気づきを与えてくれる可能性を秘めている人だということを忘れないでください。自分と正反対のテンポの人に寄り添って、相手の時間感覚に合わせて一緒に何かを成し遂げることが出来たなら、それまで自分が見ていた景色とはまた違った世界があることに気づけるかもしれません。

 

 先日、知人から聞いた話です。

 

 彼女は子供が小さい頃、家事、子育て、仕事と何役もなるべく完璧にこなさなければと、しゃかりきになって毎日を過ごしていた時期がありました。しかし、当然のことながら誰にとっても一日は二十四時間しかありません。自分の食事はサンドイッチやおにぎりなど、ぱぱっと手で食べられるようなものばかりにして、それこそ寝る間を惜しんで、働いていたそうです。

 

 そんなとき、お届け物を持って、娘さんを連れてご近所に出かけました。ご主人が帰ってくる前に食事の用意を済ませるために、とにかく急いでいたのです。

 

 それなのに、娘さんはちっともまっすぐに歩かず、あっちへふらふら、こっちへふらふらしています。彼女もまだ若く、娘の「時」を待つ余裕がなく、つい「早くいらっしゃい!」と叱ってしまったとか。

 

 すると娘さんは母親のところに戻ってきて「お母さんはいつも忙しくて大変だね。この道にはいろんな綺麗な花が咲いているから、私はこの道を通るときはいっつもいろいろ見て歩くんだけど。あっちにすごくかわいい花が咲いているのに、それも見られなくて、お母さん、かわいそう」と言ったのだそうです。

 

 自分の用事を早く済ませたくて、自分を叱った母親に、娘さんは怒るどころか「お花を見る時間もなくてかわいそう」といたわりの気持ちを言葉にしてくれたのです。

 

 そのとき、彼女は自分が忙しいことを言い訳になんと嫌な人間になっていたことかと愕然とし、自分の至らなさに「気づき」涙が出たそうです。

 

 親というだけで偉そうにしながらも、自分自身は娘の「時」を待てないばかりか、娘が自分の「時」をどんなふうに使っているのか、何に興味を持っているのか、まったく関心を持とうとしていなかったことに「気づいた」からこそ出た涙でした。

 

 この気づきに気づいた瞬間、彼女はどんなに忙しくても、全ての時間をフル稼働するのは止めようと心に誓ったそうです。

 

 その話を聞いたとき、私も涙が出そうになりました。

 

 何ときれいな心を持った娘さんだろう。そして、その娘さんのきれいな心は、娘の行動から、きちんと自分の悪いカルマに気づくことが出来る人だからこそはぐくめたのだ、と心から思ったからです。

 

 持てる時間は二十四時間、やらなければいけないことの総量も変わりません。それでも彼女は一日のうち、ほんの少しの時間でも意識して自分の「時」のテンポを変えることにしたのです。

 

 本来の彼女はせっかちで、何もかもをテキパキとあまり時間をかけずにどんどんこなしていくタイプなので、一日に手持ちぶさたの時間が出そうなら、その時間にもどんどん用事を入れてしまうのだとか。ですが、あえて一日十分でも、仕事もしない、家事もしない、本も読まない、周囲の人に「合わせる」ための時間を作ってみたのです。その時間は娘さんの話に耳を傾けながら散歩をしたり、息子さんが好きなテレビを一緒に見たり、ご主人の晩酌につきあったり、仕事を手伝ってくれている人とのんびりお茶をしたりしてみました。すると、「お母さん、毎日大変そうだから、これからお風呂の掃除は僕がやるよ」と息子さんが言ってくれたり、休みの日にはご主人が夕ご飯を作ってくれたりと、周りの人が彼女のテンポに合わせて時間を作ってくれるようになったのです。

 

 これは、彼女が娘さんから得た教訓によって自分の心を見つめ直し、考え方を変え、まずは自分から行動を起こしたことで、相手が彼女に対しての考え方を変えてくれた結果でした。

 

 相手に合わせようとした心が、その相手にまっすぐに伝わり、相手の心にも「気づき」をもたらしたのです。

 

 仕事場で同僚の時間の流れにイライラしたとき、家庭で家族と向き合うとき、いつもの自分のペースから離れ、ほんの少しの時間だけでも100%相手のテンポに合わせてみてください。

 

 

 

「運命が丸裸になる」と、

驚きの声、声、声!!

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