生きる意味を真剣に問い、何があっても、たとえどんなに苦しい出来事に遭遇しても、それでも生きなければならない、という思い。それは人生の順風満帆な時ではなく、むしろ人生の日陰に入った時、非業の運命に直面した時にこそ、人としてあるべき姿として心の奥底、魂から湧きあがってきます。
それこそが、魂のシナリオからの呼びかけです。
とりわけ東日本大震災で被災された方々にとっては、このことは実感として理解できるのではないでしょうか。
3・11以降も、大きな地震や火山噴火、台風被害が続いていますが、そうした被害に遭われた方々にとっては、まさに一夜にして「まさか」の事態が訪れたことと思います。
自然災害である以上、どうしようもない面もある、というのが率直なところでしょうが、たとえそれが、離婚やリストラ、大きなケガや病気、事故や事件であっても同じで、非業の運命、困難な状況は多かれ少なかれ誰の身の上にも訪れます。
運命のシナリオに書かれている魂の宿題は一人ひとり異なるため、それがどんな苦しみや辛さをともなうかは、人それぞれでしょう。
人は誰しも順調に行っている時には心穏やかであっても、日が当たらない時期、下り坂やまさかに遭遇すると、不平・不満、愚痴が出やすくなり、心の醜さや未熟さが表にあらわれてくるからです。
いずれにしても、人生の陰があるからこそ、気づかなくてはいけないことに気づくことができる。すなわち、自分のとっての人生のピンチは大きな気づきのチャンスであり、困難さの中にこそ魂を輝かせ、成長させるための火種があるのです。
その意味では、人生日陰の時にこそ、その人の心のあり方が問われます。
【YouTubeチャンネル】
「運命が丸裸になる」と、
驚きの声、声、声!!
【木村藤子の公式サイト】
【私にご質問いただけるメルマガはこちら】
・note ・foomii ・まぐまぐ のいずれかで登録できます。
note