青森の神様 木村藤子の公式ブログ 日々の暮らしから得る気づき

透視人生30年以上のキャリアで培ってきた、誰しもが幸福になる生き方、考え方をお伝えします。

形だけ重視するプライドの連鎖

 幅広い知識を得ることによって、それまでの習慣を他と比べて「おかしい」と気づけば、連鎖は直すことができますが、何も知らず、また気づかず、疑問に思わなければ、連鎖はその後もずっと続いていきます。

 

 なぜなら、その「習慣」に対して、他から見えないその家の生き方を生まれた時から当たり前として育ち、「和食はお箸で」「洋食はナイフとフォークで」と同じようにまったく違和感を持たない、正確に言うと持てないからです。

 

 その意味では、誰もが先人が敷いた古いレールを当然と思い込み、レールを新たに改革しようという心も持たずに、ただただその上に乗っているようなものなのかもしれません。

 

 ところが、そのレールは、長い年月の中でやがてサビつき、役に立たないばかりか、やがては歪みからいろんなトラブルや問題を引き起こす障害となっていく__これが悪い連鎖を直せないゆえんでもあるのです。

 

 しかしながら、いち早くそのことに気づいた人が、別の新たなレールを敷くことによって、後に続く人が正しい道のりを進めます。つまり、良い連鎖を育んでいくことができるのです。

 

 別の新たなレールを敷かなければいけないことにも気づかずに、サビついたレールを直さず、取り替えずに乗り続けていれば、やがて事故やトラブルに見舞われるのもやむを得ぬ結果ではないでしょうか?

 

 それを未然に避けるためには、自分の足下のレールが古くなっていることにいかにいち早く気づけるか……。

 

 とは言うものの、長い時間の中で、人知れず継承されてきた事柄であり、加えてそこには親子の情愛が含まれ、生まれ育った環境の中、幼児は親を信じ、育てられ、家族という絆を意識するか否かは別として育んできた。ですから、それを変えることは、親たちの欠点をも認めなければならなくなります。

 

 なので、たとえ意味がわかっても、それを否定したくなることも、また人情かもしれません。

 

 Tさんの例を挙げます。

 

 Tさんは夫婦共に大学出で、会社の経営をしていて、どちらもとても生真面目なタイプです。

 

 Tさんの親もしっかり者で、Tさんが小さい頃から家庭内での挨拶や礼儀作法を厳しく教えてきたそうです。

 

 そんなTさんには一人娘がいて、その娘さんも両親の言うことには素直に従う真面目なタイプで、親から見たら「良く育った自慢の娘」だったのです。

 

 ところが、Tさんは、自分の親がTさんを育てたように、子育てとは「親の言うことに素直に従ってさえいれば立派な人間になれる」と思い込んでいたようで、人に対する思いやりや気遣いといった心を養うようなことはまったく教えず、学歴重視と自分を守ることだけは幼児の頃から教えたと言います。

 

 その結果、娘さんは家の中で「良い子」を演じてきたものの、家族以外の人に対しては思いやりもなく、上辺だけの接し方をするようになってしまったのです。

 

 例えば、お世話になった人へのお礼にご挨拶の品を届ける時、

 

 「これ、◯◯の時にお世話になったお礼です。心ばかりの品ですが……」

 

 などと、普通ならその意味を伝えて渡すところを、彼女の場合は、愛想はいいけれど、ただ「食べてください」との一言だけで、ご挨拶の品と共に相手に感謝の気持ちを伝える言葉が表現できないのです。

 

 受け取った相手は、ただ「食べてください」の一言だけでは、それがどのような意図で渡された品物なのか考え込むしかありません。しかも、その出来事が半年も前のことであればなおさらのこと、渡された人も「何のお返し?」となることもあるでしょう。

 

 なのに、彼女は、形だけはお礼を渡したと、何も自分の態度に疑問を感じないのです。

 

 これは、自分の家では礼儀作法を教えたものの、それは上辺だけの行動、形を教えたのであって、相手に対してどのような気持ちが大事なのか、また相手はどう受け止めるか等々、感情のやりとりを教えられなかったのです。

 

 外見上は美しく形づくられた礼儀作法でも、会話の内容もともなわないと、品格を落とします。

 

 しかし、本人は「礼儀作法はちゃんとできている__しっかり者」と思い込んでいるとしたら、まさに親から子へのプライドの連鎖が生きていることになります。

 

 そもそも、上辺だけの形式で、相手と心を通わすことができず、その不足さえわからない親から子供への連鎖が続いた例です。

 

 このような、形だけ重視するプライドの連鎖は、若い世代ほど多く見受けられます。

 

 いくら表面的につくろっていても、心の交流ができなければ、何かの拍子に対人関係でほころびが生じて心を病んだり、心の不足からトラブルを引き起こしたり、何をやっても人から信用されない、みじめで哀れな人生を送ることになりかねません。

 

 このように、人の上辺だけを見ていては連鎖には気づきにくく、心を養わなければ、気づけない心が後の代に連鎖していくことになるのです。

 

 

 

「運命が丸裸になる」と、

驚きの声、声、声!!

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