青森の神様 木村藤子の公式ブログ 日々の暮らしから得る気づき

透視人生30年以上のキャリアで培ってきた、誰しもが幸福になる生き方、考え方をお伝えします。

気づかなくてはいけないことに気づけない親

問題が起きても、気づかなくてはいけないことに気づけない親は、子供に対して罪を重ねてしまう。

 

ここで反面教師として一つの事例をあげます。

 

両親と高校生の息子さんが親子で相談に来られました。

 

父親は銀行員、母親は幼稚園の教員の夫婦共働き。息子さんが精神科にかかっていて、「死にたい、死にたい」といって困るというのが相談内容でした。

 

息子さんを見ると、本当に死にたいと思っているのではなく、学校に行きたくてあせってはいるのに行けない自分に不安を持っているのですが、親はそこに気づいていません。要は、根本的な原因は親の接し方にありました。

 

母親が私に尋ねます。

 

「この子は治らないんですか? 精神科に入退院をくり返すんですか?」

 

その言葉を聞いた瞬間、私は、「あっ‼ しまった‼ その言葉をいっては……」と心の中ですぐにその言葉を止めたかったのですが、母親は自分の話していることがよいか悪いかさえ考えていない様子です。

 

すぐそばでその言葉を聞いていた息子さんがびっくりしたような表情で目を見開き、隣にいる母親の顔を覗き込むように見ました。

 

母親はその息子の変化にも気づかず、もちろん私の表情も読めません。その母親に私の表情に気づいてほしくて必死でした。

 

そして、黙っていた私に対して同じ質問をくり返します。

 

「この子はまた入院をくり返すんですか? 本当に死んじゃうんですか?」

 

そこでもし仮にも私が、「入院する」とか「死にますよ」などといったら、息子さんの心の希望も、会話をして得られるかもしれない未来への希望もすべて終止符となることさえ考えられない母親……。

 

仕方なく、時間かせぎをするために、私は息子さんの目を見ながら聞きました。

 

「あなたは入院したいの?」

 

「したくない‼」

 

彼ははっきりとした口調で答えました。

 

透視をすると、それは、同級生との対人関係でつまづいて学校に行けなくなり、精神科に通ったことがプレッシャーになっていたのです。

 

母親は、自分の話す言葉によって相手が何を感じ、どう受けとめるかまったく考えていないのです。ところが、それを私が直言することによって、息子さんが自分の母親を愚かだと思ってしまうと困ると考え、黙って母親の顔を見るのですが、私の心のメッセージはまったくもって「関係ない」とばかり伝わらない……。

 

私が黙っていればいるほど、その母親はいくらでも、何度でも私に結論だけをいってほしいといわんばかりに同じ言葉をくり返します。

 

母親本人に、絶望的な言葉をいわないように伝えるために、息子さんに少しの間、席をはずしてもらうつもりで、「◯◯君、悪いけど、玄関に置いてある◯◯という本を2冊ほど持って来てくれる」と頼みました。

 

ところが、母親はその意味をまったく理解せずに、息子さんに対してわめくように、「いわれた本を取ってくるんだよ、わかってる? ◯◯という本を何冊よ……」といいながら、彼の後をついて行こうとします。

 

それを引きとめて、息子さんの姿が見えなくなってから、母親に向かっていいました。

 

「お母さん、私はわざと息子さんに席を立ってもらったのです。

 

本人の前で入院とか、治らないの? とかいわないでください。夢も希望もなく、それこそ本当に死にたくなったらどうします? いつまでも幼稚園の子供のように命令形で扱って、本人の意思で何一つ行動できないがゆえに、クラスメイトともうまくやれていけていないのです。ロボットに対するがごとくにすべてに口出しすることを母親であるあなたが自分で直していかないと息子さんもよくなりませんよ」

 

私がそういったとたん、父親が間髪をいれず口を開きました。

 

「その通りなんです、家内は! いくら注意しても聞かないんです」と。

 

ところが、母親の方はまったく意に介さない様子で、相談室に戻ってきた息子さんに対して、

 

「お前は、もう治らないんだって」といい放ったのです。

 

私は一瞬唖然としましたが、仕方がなく、

 

「治らないとはいっていません。でもね、対人関係のトラウマをいつまでも引っ張っていることが問題であって、クラスの子たちはあなたを悪いとは思っていないわよ。自分のことは自分で行動できるようにしてみて? 人に対してもいっていいこと悪いことをしっかり判断していけば大丈夫よ‼」と。

 

本人の感情や意思を無視して、わが子をロボットのように扱い、夫から何度も注意されているにもかかわらず、一切それを認めようとしない妻。

 

「死にたい」といっているわが子の前で、いっていいこと悪いことがわからない。私がいわんとすること、いいたくてもいえないことを察することができない母親……。

 

それで幼稚園の教員と自負する母親は、「自分はできる人間だ」と職業上のプライドだけで行動してきたことは明らかで、そこに幼稚な人間性が浮き出てしまいます。 

 

 

 

「運命が丸裸になる」と、

驚きの声、声、声!!

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