青森の神様 木村藤子の公式ブログ 日々の暮らしから得る気づき

透視人生30年以上のキャリアで培ってきた、誰しもが幸福になる生き方、考え方をお伝えします。

悪しきカルマの上塗り

この世の誰もが、前世のカルマゆえに生まれ変わってきている。

 

神の世界から見た罪汚れ、至らなかった心の不足に気づいて改めるために、そして、新たな知識・常識を身につけて、やり残した課題に再度チャレンジすることによって、心を磨き、スピリットをより成長させていくために……。

 

それはまるで、汚れのついた球、ダイヤモンドの原石を磨くようなもので、あまたの転生を重ねる中で徐々に研磨されて汚れが取り除かれ、ピカピカの状態に近づいていくかのごとくです。

 

過去世(前世)は、数えきれないくらいあるものの、その人にとっての悪しきカルマの種は、現世のその人の行いの中にあるので、知識・常識をもってよくよく観察すればわかります。

 

若い頃は輪廻転生を信じていなかった私が、三十年近くに及ぶ神との交流によって、何万人もの方々の過去と現在を見せられた結果、そのことをはっきりと理解することができました。

 

人生の目的は、前世のカルマを解消する、もう一度「人生をやり直す」ためであり、そのための気づきのチャンスとして、今のあなたの家族や仕事仲間などの運命を共有するカルマ・グループと出会っているのです。

 

その中で、気づきのチャンスを活かせるかどうかは、自己責任でもあり、それゆえに、考え方次第で運命を変えることもできるのです。であるなれば、あなたの身近にいるカルマ・グループの仲間たちと、「どのような考え方を持って行動すべきか?」が大事な課題であると思います。

 

ここで、ある五十代の女性の例をあげます。仮にNさんとします。

 

Nさんは、身体が不自由な親御さんと、男女二人の兄弟と四人で連れだって相談に訪れました。

 

事前に書いてもらった相談内容に目を通したところ、主なものは自分の「結婚問題」と「職場の問題」でした。

 

ところが、Nさんは、一緒に来た親や家族の問題について質問をしようとしたので、

 

「ちょっと待ってください。受付ではNさんお一人の相談ということでしたよね」と確認したら、

 

「えっ、ダメなんですか?」と憮然とした表情をしたかと思うと、私の言葉への反応はなく、今度は、矢継ぎ早にこう聞いてきました。

 

「それじゃあ、聞きますが、私、結婚できますか? 子供はいつ授かりますか?」

 

彼女がそういい終わった直後、神が私に、

 

「この者が、自分の気持ちを直さなければ、誰とつきあっても結婚まで行かない段階で縁が切れるであろう」といわれました。

 

思いがけない神の言葉に、私自身がびっくりしたのですが、それを正直にNさんに伝えました。

 

すると、彼女は憤慨し、

 

「そんなことはどうでもいいです。聞きたいのは、何歳で結婚できるか、子供を授かるのはいつか、それとも産まないか、それだけ教えてください」と。

 

「いえ、今申し上げた通り、ご結婚は難しいと思います」

 

「思う? そんな言い方じゃ困ります。結婚できないはずはないので、何歳かをはっきりいってください」

 

そう詰め寄るようにいいながら、

 

「私は、国立大学を卒業し、誰もがよく知る大企業に勤めていたことから、自分はエリートだと思っている」と。

 

そして、「自分は容姿も人並み以上だから、結婚できないわけがない」というわけです。

 

私は内心、「エッ、人並み以上!?」と思っていたら、隣にいた兄弟たちも、Nさんの話にウンウンとうなずいていました。

 

「わかりました。あなたからの申し込みはなかったのですが、私の親切で神に聞いたことをお伝えしましょう。結婚はこの先縁が見えません。その理由は先ほど述べたように……」

 

しかし、私も自分を省みてこう思いました。

 

「……は難しいと思います」という言い方は、プロとしては間違いである、と。なぜなら、「思います」は自分の考えを伝える言葉であり、神のメッセージを伝えるなら、「(神様は)難しいとおっしゃっています」というのが正しいからです。

 

このように、やはり私も一つひとつが勉強の日々です。

 

再度、Nさんの結婚が難しい理由、つまり、彼女自身の性格に問題があることを伝えたところ、

 

「いえ、悪いのは、この親です。私は何も悪くない。今でこそ大人しいふりをしてるけど、ものすごい性格をしてるんですよ」

 

「何がすごいんですか」(私)

 

「私は一度結婚をしたことがあるんです。でも、そのときにできた子供を二度も堕させたんですよ、この人が! 離婚をさせたのもこの人なんですよ」

 

それまで黙って話を聞いていた父親が、その経緯についてこう話してくれました。

 

養子縁組の話があったのだけれど、娘であるNさんの気性があまりにも激しいために、結婚してもうまくいかないだろうと、親御さんは結婚に反対した。それでも、彼女は強引に養子縁組をしたので、もし二人が別れることになったら、婿養子に財産を持っていかれると思って、親御さんが「二人とも自分たちから籍を抜いてほしい」と娘夫婦にいったら、簡単に婿養子が離婚して出ていった、というわけです。

 

Nさんはそのことで相当親を憎んでいたようなので、私はこう訊ねてみました。

 

「あなた、親孝行って考えたことありますか?」

 

「親に対する恩はまったくないです。でも、私はちゃんと親孝行をしてやっていますよ。歩行が難しいので、時には車いすを押してあげたり、身の周りの世話をする時があります」

 

親というのは、たとえ口の出さなくても、子供が温かい慈しみの気持ちや思いやりを持って接してくれていれば、たとえ口には出さずとも気持ちの中で理解しているはずです。

 

Nさんが親の前で口にした言葉に対し、本人はもちろん、同席の兄弟はどう考えたものやら……。

 

しかし、彼女は他の同席者の申し込み内容はそっちのけで、自分の結婚話ばかりに集中します。

 

私も仕方がなく、

 

「はっきりとお伝えしましょう。あなたは、子供がほしいといっても、もう生理が終わりかけていますよね!?」

 

「……ほとんど終わってます」

 

「そうなると、妊娠その他もろもろ、難しくなります。ホルモンバランスが変わって、性的欲求も少なくなって見えます。そのうえ、あなたが気性の激しい性格を直さないでいると、我の強さが出すぎて結婚生活も難しい。この意味を含めて、あなたに伝えているのです。これも、いつも私がいう一つの知識と思って考え、ご理解ください」

 

彼女の反応はけんもほろろで、

 

「私に知識がないと? ハハッー? あなたがないのでしょう。こんな会話で何がわかるの?」「あなたは、私が何を知りたいのかだけを聞けばいいので、あなたが何を言おうと関係ない。私が聞きたいことに答えればいいだけ! 私はいつ結婚できるんですか? 子供はいつ産めますか? ここまで来たのに答えてもらえないなんて、お金を返す? 答えてくれます? どちらか選んで! ネットで叩かれるだけの答えられない悪徳金取りじゃないの!!」

 

このようなやりとりのくり返しで、一時間以上経過しました。

 

これ以上時間を割くと後の相談者の方々に迷惑がかかってしまうので、お引き取り願いました。

 

後日、Nさんはまるで当然かのように、分厚い苦情の手紙と共に電話をかけてきました。

 

仕事中、何度も受付に電話をしてきて、仕事にならないので、注意をすると、「警察にご祈祷料の詐欺罪で告訴する!!」とわめく始末……。

 

私もあきれはて、

 

「どうぞ、思うように!」

 

後になってから、Nさんは、ある占い系の団体から探りを入れるために私のもとに送られてきていたということがわかりました。

 

自分の結婚の時期や妊娠出産の時期を、何とか私から聞き出して言質(証拠となる言葉)を取ったうえで、後からそれを「当たる・当たらない」といった批判、中傷の材料にしようとしていたようです。

 

以前にも、別の人たちが同じようなことをしてきた記憶がよみがえりました。

 

いわゆる「道場荒らし」(業種は違いますが)のようなもので、自分たちの素性を隠したうえで、真剣な相談でもないことをわざとぶつけてきて、お手並み拝見とばかり同じ質問ばかりをくり返す。

 

こちらが相手の意向にそわないようなことを答えると、あることないこと文句ばかりいって帰っていく、という点で、そのときとまったく同じでした。

 

以前、探りを入れにきた人も、同じ五十代の女性でした。

 

彼女は、ある占い師から、「あなたはとてもいい星回りで、◯◯のすごくいい時期に結婚をします」といわれたらしく、その時期を私のところにきて確かめたかったようでした。

 

それでも、私がいつものように神との交流によって、「いえ、結婚は難しいと思います」とはっきりいったものだから、「占いではそういわれたのに、あなたは、私が結婚できないというんですか?」とくってかかってきました。

 

しかもそれだけではなく、彼女は驚くべき行動に出ました。

 

バッグから携帯を取り出して、駅に待たせていた数名の仲間に連絡を入れて、「こんなひどいことをいわれたので、許せない。早くこっちに来て」とわざとことを大きくして騒ぎを起こそうとしたのです。

 

私は、

 

「やめてください。そうでないと、今、待ってくださってる方々の相談に応じることもできなくなってしまうので警察を呼びますよ。今のやりとりも全部テープに録ってありますから」といいました。

 

「自信がないからテープに録っているんでしょ?」

 

「このようにトラブルを起こしそうになったり、変な言動をされると、すぐ録音できるようにしています」

 

「あなたのいったことは、全然、当たっていない! どうせインチキに決まってるわ」

 

そうこうしているうちに、仲間らしき女性と男性たちがやってきて、玄関口で叫び始めました。

 

彼らがいうには、自分たちの占いの師匠は最高の先生で、ものすごく当たると評判の先生だから絶対に外れるはずがない、それを認めないのはどうしても許せない、というわけです。

 

嘘をついてまで人を陥れようとするこの行為。しかも、人の迷惑もおかまいなしに、グループで口裏を合わせて一方的に攻撃をしかけてくるこのやり方……。

 

これがカルマ・グループの落とし穴です。

 

仲間内で同じような悪しきカルマを上塗りしているのです。

 

カルマ、運命を共有している仲間なればこそ、そこで、自分たちの欠点、不足に気づいて直すことができるか、それとも、また同じ欠点、不足から過ちをくり返してしまうのか……。

 

それが、この世の幸・不幸だけでなく、来世までをも決定づけることになるのです。

 

このケースのように、その人の前世を見なくても、今その人の考え方やものの見方、人との接し方などの「行い」の中に、その人が抱えている欠点、至らなさが現れています。

 

要は、知識・常識に欠けた言動の中にこそ、気づいて直すべき欠点、不足がある。

 

これは、私を含めて、誰にでも当てはまることです。

 

 

 

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