青森の神様 木村藤子の公式ブログ 日々の暮らしから得る気づき

透視人生30年以上のキャリアで培ってきた、誰しもが幸福になる生き方、考え方をお伝えします。

言葉は使い方によって毒にも薬にもなる

人とコミュニケーションをとるときに、みなさんはどの程度自分が使う “言葉の表現” を意識しているでしょうか?

 

言葉は自分の考えを相手に伝える手段として、とても便利なものです。しかし便利なものであると同時に、間違った使い方をしてしまえば人を傷つけてしまうので注意が必要です。

 

一方で、たったひと言で人を勇気づけたり、逆に勇気づけられたりもします。

 

言葉には「言霊」というように、エネルギー(念や想い)が込められています。その言葉が持つエネルギーが、相手を傷つけてしまったり、逆に人を救ったりすることもできるのです。

 

では、親子関係における言葉はどうでしょうか。

 

当然、生まれてきたばかりの赤ちゃんは “言葉” を使うことはできません。しかし、赤ちゃんとはいえ意識もあれば感情もあります。それを言葉では伝えることができないので、身体を使って表現(ボディーランゲージ)しています。

 

子供は、基本的な言葉を親から学びます。親子というものは、意識していなくても使う単語や表現、抑揚など話し方も含めて、大変似てきます。子供は親の “真似” をすることで言葉を覚えているからです。

 

真似は赤ちゃんのころだけの話ではありません。物心ついたあとでも、親の言葉からの影響は強いのです。普段、家庭でよく使われている言葉を子供は外でも使うようになりますし、言葉以外にもさまざまな物事を子供は親から教わりますが、何を教えるにしても言葉を用いずに教えることはないでしょう。そのため料理の仕方だったり、遊び方や勉強の仕方を学んでいる中で、言葉も合わせて学んでいるのです。

 

また言葉は、私たちが頭の中で考えを巡らせるときの源となるものですから、どんな言葉を覚え、使っていくかによって、思考力にも影響していくでしょう。

 

そんな影響力の強い “言葉” ですから、親子間ではとくに気をつけて使っていくのがよいかと思います。

 

笑顔の絶えない家庭は、そこで使われる言葉も優しいものです。そんな家庭で育った子供が使う言葉もまた、必然的に優しいものとなります。

 

逆に夫婦間で使う言葉が汚かったり、売り言葉に買い言葉のようなやり取りが多かったなら、それは見事に子供に受け継がれてしまいます。他人を否定する言葉ばかり使っていると、同じように他人を否定するようなことばかり考え、そういった言葉を多く使う人間に育っていきやすくなります。

 

常に言葉遣いに気をつけ、丁寧で綺麗な言葉を使い続けましょうという、堅苦しい話ではありません。ただ意識として持っていてほしいのは、他人を思いやる言動を心がけるということです。

 

街に少し出てみれば、小さい子供を連れたお母さんをたくさん見ます。街中に出れば周りは他人だらけですし、何が起こるかわかりません。年齢によってはお出かけしたことで感情が高ぶり、突拍子もない行動に出る子供もいます。

 

そのため、子供を連れたお母さんの、「何やってるの!」「そんなことしちゃダメ!」「早くしなさい!」と、子供を怒鳴るような言葉をよく耳にすることがあります。

 

子供が取る行動の中には “失敗” も多々あります。しかしそういった失敗をくり返して成長していくのが人間です。人間は失敗しながら学び、成長していくのです。

 

それなのに、子供の言動を否定し、頭ごなしに怒鳴りつけるような言葉を浴びせかけるのは、子供の成長を妨げてしまうことになってしまいます。

 

子供は何かを壊したり、誰かに迷惑をかけたりしたときは、小さい子供でも「間違ったことをした」ということはわかっていますし、悪意があるわけでもありません。子供にとっては、すべてのことが物珍しいだけなのです。

 

「いけないことをしてしまった」と理解しているのですから、そこに追い打ちをかけるような言葉を浴びせてしまったら、失敗から経験して学ぶ機会を無くすどころか、何か行動するときに「また、怒られるんじゃないか……」と考えるようになってしまい、何をするにも萎縮してしまうような、引っ込み思案な性格になってしまうかもしれません。言葉は人の性格すらも左右してしまう強さを持っているのです。

 

小さい子であればとくにですが、“何度言っても聞いてくれない子” はいます。しかし、それも親の伝え方が悪いがゆえに、何度もやってしまうのです。やってしまった行為について、ただ怒るだけでは子供は学びません。その行為が子供として楽しいと感じるものだったら、子供はその行為をくり返すでしょう。

 

伝えるべきなのは、「なぜダメなのか?」という、明確な理由です。

 

これをきちんと伝えることが大切だということに気づかず、ただ、自分の感情のままにだらだらと叱りつけたあげく、「子供が言うことを聞いてくれない……」と嘆く親が多いのですが、子供は「理由」を教えられていませんから、「なぜダメなのか?」がわからず、また同じことをくり返すのは当然のことなのです。

 

「ダメだからダメ」といったような伝え方をしていては、自発的に自分で考えるように育たず、人の言われたことしかできないような子供になってしまう場合もあります。

 

テーブルの上に置いた食べ物を子供がこぼしてしまって、

 

「何やってるの!」

 

外に遊びに行って、初めて見るものに興味が湧いたので触ってみたら、

 

「ダメ!」

 

 ……こんなことをしていたら、子供はお母さんを恐れてしまい、“行動” できない人間になってしまいます。失敗することが許されなければ、学びの機会を失ってしまいます。自分が同じくらいの年齢のころだって、同じようにたくさん失敗をし、そこから学んでいたのです。

 

何気ない親の言葉がいつまでも頭の片隅に残っていて、大人になってもそれが原因の心の傷となっている人も少なくありません。私のもとに相談に来られる方で、「昔、親に言われた言葉が今でも忘れられなくて……」と話す人も多くいらっしゃいます。

 

昔はよく子供を叱りつける意味合いで「アンタなんか橋の下で拾ってきたのよ」と言う親がたくさんいました。親にとっては、叱るときに挟むちょっとした冗談のつもりで言っている場合がほとんどだったでしょう。しかし、この言葉がとてつもなくショックだったという人は大勢います。大人になって、その言葉が冗談とわかった今でも、「そんなことが言える神経がわからない……」と、親との関係性に悩む人もいらっしゃいました。

 

言葉は使い方によって毒にも薬にもなります。

 

子供がしてしまった間違った行為に対して、どんなに腹が立ったとしても、“言ってはならない言葉” というものがあります。当たり前のことではあるのですが、“人格” や “能力” を否定するような言葉がそれに当たります。

 

「お兄ちゃんなんだから、しっかりしなさい!」

 

「どうしてできないの!?」

 

人格や能力を否定する言葉は使わないようにしているという親も、このような言葉を何気なく使っている人が多いように思います。

 

きょうだいがいると、どうしても手のかかる下の子のことを考え、上の子をないがしろにしてしまう時期というものが生まれがちです。それに上の子が嫉妬してしまい、下の子のおもちゃをわざと取ったりするというのは、どの家庭でもあることでしょう。

 

そのとき「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから」という言葉は使うべきではありません。この子に落ち度は何ひとつありません。親の愛情が欲しかっただけなのです。その感情をどのように表現していいのかがわからなかっただけです。

 

「お兄ちゃんなんだから、しっかりしなさい!」という言葉は、その子自身を否定してしまう言葉です。子供によっては、親がくり返す「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから」という言葉に苛まれ、「しっかりしよう。しっかりしなきゃ!」と自分を追い込んで心を病んでしまう子もいます。上の子なんだからしっかりするべき、ではなく、「◯◯は〜〜をしてくれて、しっかりしてて偉いね」と、上の子であるとか下の子であるとかは関係なく、“その子のその行為” について褒めてあげることが大切なことです。このような子供は、すすんでもっと良い行為をする子供に育つでしょう。

 

「どうしてできないの!?」という能力を否定する言葉も禁物です。

 

人は失敗して成長しますが、その失敗を乗り越えて親に褒められることでさらに成長します。

 

人生では、頑張ればできることもあれば、どうしてもできないこともあります。頭ごなしに能力を否定するような言葉は、子供のほかの能力を伸ばす機会すら奪ってしまいかねません。

 

また、成長が早い子もいれば遅い子もいるわけです。できる方法を一緒に探すなど、子供の “できない” につき合ってあげたり、そばで何も言わずただ見守るのも親の役割です。

 

このように親の言葉は、子供の成長に大きく影響します。親の心ない言葉が、子供の性格や能力といったさまざまな要素に影響を及ぼし、そして連鎖してしまうのです。子供を否定するような “悪い言葉の表現” は、悪い連鎖しか生みません。逆に子供を思いやり、自分の子供であったとしても尊敬の心を持って接し、肯定するような “良い言葉” は幸福な連鎖を生み出します。

 

親の言葉ひとつで、大きな影響を及ぼしてしまうことを自覚して、使う言葉を選ぶようにしましょう。

 

 

 

「運命が丸裸になる」と、

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