青森の神様 木村藤子の公式ブログ 日々の暮らしから得る気づき

透視人生30年以上のキャリアで培ってきた、誰しもが幸福になる生き方、考え方をお伝えします。

正しい言葉の表現を心がける

「長年連れ添った夫婦は似てくる」と言います。同じものを食べ、同じものを見て、同じものを感じ、同じ時を過ごしていくのですから、それも当然のことかもしれません。人は環境に合わせ自分を変化させていくものです。長い時をかけて夫婦が同質化していくのも、共同生活の中では、至極真っ当なことなのだといえるのです。

 

また、それぞれの夫婦は独自のコミュニケーションを持っているものです。「今夜は〝あそこ〟に食べに行くか」と夫が言うと、「この前行ったばかりだし、今日は〝こっち〟にしましょ」と妻が返します。すると今度は夫が「そうか。〝こっち〟は久しぶりだな」と答えるのです。はたからしてみれば、このような会話はさっぱりわかりません。しかし、ふたりのなかでは、〝あそこ〟がどのお店で、〝こっち〟が何を指すのか理解し合っています。いわゆる、〝共同生活〟による、慣れというものですね。

 

この阿吽の呼吸で交わされたのは、〝こそあど言葉〟を駆使したコミュニケーションです。こそあど言葉は、「ここ・そこ・あそこ・どこ」といった指示語のことを指し、一般的には会話を円滑にするものだとされています。また、そのバリエーションも、「ここ・こっち・これ」などと、何パターンにものぼります。

 

こそあど言葉は、一朝一夕に使えるものではありません。あくまでも、長い年月を共にした経験があってこそのコミュニケーションです。この言葉を駆使すると、いちいち固有名詞などを思い出さなくてよくなるので、テンポよく会話を楽しむことができます。しかし、そこには思いもよらない怖さが潜んでいます。

 

ある一組の夫婦を例にしてみましょう。入院している友人を見舞いに行く前に、夫から「あれを出しておいてくれ」と頼まれたので、その女性は用意しておいた果物を玄関先に置いておきました。その後、夫はお見舞いの品を持って外出して行きましたので、このときはなんでもない日常の会話として忘れていたといいます。

 

しかし、その数日後のことです。夜、仕事から帰ってきた夫がひどく怒った様子で「あれを出しておくように頼んだだろ!」と言うのです。ですが、彼女にはなんの話かさっぱりわかりません。

 

そこでなんのことか聞いてみると、夫が見舞い用の側に置いておいたハガキが投函されておらず、机の上にあったことを怒っていたのです。つまり、夫としての「あれ」はハガキのことで、妻に投函を頼んでいたつもりだったのですが、彼女は「あれ」を、お見舞いの品を用意しておいてほしいんだなと受け取ったのです。夫のハガキは期限までに送らなければならない大切なものだったそうですが、その女性も「あっ」と思ったものの、どうすることもできませんでした。

 

みなさんもこんな経験はあるのではないでしょうか。例えば、テレビを見ながら夕食をとっていたときに、夫が「それを取って」というので醤油を渡したら、「違う! リモコンだよ!」と言われたり……。

 

こういうことは、普段の生活にたくさんあります。日常のうちの些細なケースもありますが、これが仕事ですとか、重要な出来事の際に起きてしまっては、大変なことになってしまいます。

 

人は関係が深まるにつれ、言葉に出さなくても相手の意図などが汲み取れるようになります。つまり、慣れによって、相手が何を求めているのか、何を考えているのかがわかるのですね。

 

しかし、この慣れというものには、先ほどのような笑ってはすませられない怖さが潜んでいるのです。〝こそあど言葉〟を駆使してテンポよく話したつもりが、実はお互いの間には認識の違いがあり、結果として喧嘩になってしまったり、トラブルを招くことになるのです。もちろん、こそあど言葉を使う人同士の間には、こそあど言葉を使うなりのコミュニケーションの実績があります。しかし、それは私たちが思っているほど完璧なものではないのです。気がつけば、こそあど言葉がミスコミュニケーションの原因となり、思わぬ結果を招いてしまうこともあるのです。

 

実際、ビジネスの重要なシーンではこのようなコミュニケーションの取り方は忌避されます。大損害を出す可能性を秘めておりますので、当然のことです。

 

慣れの上に安住してしまったうえでの、コミュニケーション不足による失敗。それは、日常に溢れています。もし、あなたのパートナーがこれを繰り返してしまったら、あなたはどう思われますか? 多くの人は、不満が募ることでしょう。

 

ですから、私たちは不要な過ちを招かぬように日々の生活から自分の言動に気をつけて、正しい言葉の表現というものを心掛けなくてはならないのです。

 

 

 

「運命が丸裸になる」と、

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