青森の神様 木村藤子の公式ブログ 日々の暮らしから得る気づき

透視人生30年以上のキャリアで培ってきた、誰しもが幸福になる生き方、考え方をお伝えします。

考える力を身につける

“考える”ということについてお話ししたいと思います。

 

「え? 普通、誰でも考えているでしょう」と思うかもしれませんが、実はなかなかできていないのではないかと思います。たしかに誰しもが考えて生きてはいるのですが、本当に考える力を持っている人とそうでない人の間には決定的な違いがあると思うのです。

 

それは “疑問点を見つけ、解決する力” です。

 

言葉にするのは簡単ですが、できている人は多くはないように思います。

 

ではまず、疑問点を見つけるということについて考えてみましょう。

 

普段の生活の中で、たとえば読書をしていたりテレビを見ていたりしているとき、“ただ読んでいるだけ” “ただ見ているだけ” の方がいます。

 

もちろん、目から情報が入ってきていますから、何かしらは考えてはいるのでしょう。しかし、大切なのは意識的に考え、そして疑問点を見つけるということです。「おや? なぜこうなんだろう」。そうした疑問点を見つけることが、考える力を育てる源になります。

 

ただ漠然と、他人事のように読んだり見ているだけでは、実は考えているようで何も考えていないために、私がいつもお伝えしている “知識” が身につきませんし、その本やテレビ番組の内容自体は覚えていたとしても、人生に応用することができません。

 

たとえば、小説の中で主人公とその友達が仲違いをしてしまう場面があったとします。ここで、「なぜふたりは仲違いをしてしまったのだろう?」「主人公のあの発言が原因となったんじゃないだろうか」といったような疑問を持ち、それについて深く思考しなければ、“主人公とその友達の関係性が壊れた” という上辺の事実しか残らず、小説の内容が記憶として残るだけです。

 

しかし、一歩踏み込んで、それまでのふたりの関係性から「なぜ彼らの仲は壊れてしまったのか」「何が原因だったのか」「どうするべきだったのか」「登場人物はどんなことを考えていたのだろうか」ということを習慣的に考えることで、現実の世界での人間関係にも応用することができます。これこそが、読書することで得られるすばらしさだと思います。

 

テレビも同じです。ただ見るだけではなく、何か疑問点を見つけて「なぜ? なぜ? なぜ?」と深く深く頭の中で追及して考えていくことで、人生に応用できる “何か” を見つけることができます。

 

ここまでできて初めて、“考えている” と言えるのです。みなさんはどうでしょうか。普段からこうしたことが習慣化している人にとってはなんてことはないことなのですが、これが意外とできていない方が多く、考える力がないために苦しみから脱出できないで苦しんでいます。

 

でも、これは習慣の問題ですから、訓練することで誰でも考える力をつけることができます。何も特別な能力ではなく、みなその方法を知らないだけですし、考える力が生きていくうえでどれだけ必要なことかということに気づいていないだけなのだと思います。

 

疑問点を見つけ、それについて考え抜く習慣が身につけば、知識はどんどん蓄積されていって苦難に立ち向かう対応策が増えるので、問題解決能力が上がっていきます。日々の訓練によってここまでできるようになれば、困難な状況にあっても慌てることなくじっくり考えて、と前向きになることができます。

 

人生の基本になるのは人間関係。その人間関係を良好に保つためにはどうすればいいか、これが人生の根底にあります。八方美人になるのではなく、“見栄を張らずに素直に生きる”。幸せに生きていくためには、こうしたことを考える力、答えを見つけ出す力を身につける必要があります。

 

理解しているつもりでも、意外とできていない “考える” ということ。意識的に疑問を見つけ、疑問に思ったことは投げ出さずに考え抜いてください。そうすることで知識が身につき、みなさんの人生を豊かにしてくれます。人生を豊かにするのはほかでもない、自分自身なのです。

 

考えたつもりになって考えることを止めず、いつでも新鮮な気持ちで物事を見極めるようにしましょう。

 

 

 

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