青森の神様 木村藤子の公式ブログ 日々の暮らしから得る気づき

透視人生30年以上のキャリアで培ってきた、誰しもが幸福になる生き方、考え方をお伝えします。

運命共同体としての家族

家族というのは、血のつながり以上に「カルマ」の深いつながりで結ばれています。家族というのは同じカルマを背負った「運命共同体」ともいえます。

 

しかし、ここ青森で相談を受けていますと、同じカルマを背負った運命共同体だからこそ発生する、家族間の相談をたくさん受けます。

 

その内容は離婚問題、嫁姑問題、介護問題、子供の引きこもり、家庭内暴力など種類はさまざまですが、家族という近い間柄だからこそ、一度問題に火がついてしまうと、信じられないほどの憎しみや憎悪といったネガティブな感情が生まれてしまうことが多くあります。

 

そして、家族はそうやすやすと縁を切れるものではないので、一度問題が起きると、解決するのにものすごい労力と精神力が必要とされます。また、家族という近い間柄だからこそ、その問題の根がかなり深いことが多いように見受けられます。

 

なぜかというと、家というのはひとつの閉じられたボックスのようなもので、そのボックスの中で共同生活をしていきます。それゆえ、その家の中だけで通用する習慣、言葉、教育方法等々、外の世界(世間)からは見えないことがたくさんある訳です。

 

そうしたことが親から子へ、子から孫へと代々受け継がれていくので、何が根本的な問題で、それがどうしてよくないのかといったことになかなか気づくことができないのです。これは、体の新陳代謝ができていないようなもので、悪い習慣が家の中にたまってしまっている状態なのです。

 

ですから、一家を率いていく父親と母親は、いろんなことを経験し、また子供にさせ、そして読書をしても映画を観ても、そこからどんどん知識と知恵を得、実生活に活用していかなければいけないのです。そうすることで「家」の新陳代謝が行われ、家の中がきれいに保たれるのです。

 

また、家族だからと甘え過ぎてしまったり、配慮のない態度を取ったり、1〜10まで思ったことをなんでも口にしてしまったりしていると、それが積もりに積もって大きな問題へと発展してしまうことがあります。

 

家族とはいえども、それぞれ違う性格を持ち、違う考えを持った人間同士です。その集団がひとつ屋根の下で暮らしていく訳ですから、思いやり、譲り合いの精神、配慮といったことが必ず必要になります。

 

こうしたことは、良好な人間関係を築くうえでの基本的なことですし、家族といえども人と人との人間関係に変わりはないのです。ですから、家族であっても例外ではないのです。自分中心に考えるのではなく、相手のことを思いやる。そして、許してあげる。

 

そういうことが普段からできていれば、家族間で自然と愛情や絆といったものが育っていくでしょう。近い存在だとしても、幸せな人間関係の築き方は、恋人、友人、同僚、上司など、あらゆる人間関係と同じなのです。

 

次に、家族間で持つ、共有するカルマについてお話したいと思います。

 

家族の中で起きる問題というのは、家族みなが背負っているカルマです。そのカルマに見合った魂が、ひとつの家族としてこの世に生を受けて生まれ落ちて家族となり、生活を共にするのです。

 

家族間で問題が起きると、うやむやのうちにしっかりと解決することなく問題を先送りにしたり、無かったことのようにしてしまう場合があります。もちろん、問題の種類によっては時を経ることによって時間が解決してくれることもありますが、できることなら、早いうちに家族できちんと話し合って解決していくことが求められます。

 

家の経営者ともいえる親が手綱を取り、一家を団結させ、導いていく。どんな小さな問題でも放っておくことなく、やがて未来において大きな問題へと発展するかもしれない芽を摘んでおくのです。

 

家族という間柄だからこそ、問題として浮き上がって来たときが恐ろしいのです。問題というのは、さまざまなことが複合的に重なって、何かのきっかけを火種として爆発します。そうならないためにも、ひとつひとつ、きちんと解決していくことが大切なのです。

 

ですから、普段から家族間でコミュニケーションを取るといったことが、とても重要になってくるのです。たとえば、子供が家を離れてひとり暮らしをしていたら、定期的に連絡をして様子を伺ったり、たまには子供の家に顔を見に行ったりするのがよいかと思います。

 

おじいちゃん、おばあちゃんとも同様に定期的に連絡を取ったり、孫の顔を見せに行ったりしましょう。それが、たとえば嫁姑問題を引き起こさないブレーキになってくれることもあります。

 

また、夫婦間も同様です。子供が独り立ちすれば、今度はふたりでひとつ屋根の下で暮らしていきます。夫婦は家族とはいえども、血のつながりのない、いわば他人同士です。だからこそ、コミュニケーションが必要なのです。

 

ツーカーの間柄だとしても、言葉で気持ちを伝えるということはとても大切なこと。感謝の言葉、ねぎらいの言葉、愛の言葉、そのようないわれて幸福を感じるような言葉を、どんどん相手に伝えてあげてください。

 

長年連れ添った夫婦だからこそ、そうした何気ない感謝の言葉が、ぐっと心に突き刺さり、信頼や愛情、そうした絆を作り上げていくのです。

 

同じカルマを背負った家族だからこそ、みなで協力し、素敵な家族を作り上げていきましょう。家の中がきちんとしていれば、外に出ても立派な人間として生きていくでしょう。また、信頼できる家族がいることで、それが支えとなって思いっきりがんばることもできます。

 

家族だからとわがままし過ぎたり甘え過ぎたりすることなく、それぞれがそれぞれのことを尊重し、絆を作り上げていくことを願っています。

 

 

 

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