青森の神様 木村藤子の公式ブログ 日々の暮らしから得る気づき

透視人生30年以上のキャリアで培ってきた、誰しもが幸福になる生き方、考え方をお伝えします。

良縁と悪縁

ご縁といいましても、たくさんの種類のご縁があります。

 

夫婦の縁、職場の縁、兄弟の縁、親子の縁……etc。こうした縁というのは、過去世から背負って来たカルマの関わりの縁です。ですから、カルマと同じように縁にも「良縁」「悪縁」というものがあります。

 

幸せになるためには良縁を大切にし、悪縁を断ち切っていくことが大切なのですが、拝殿で相談者の方々を視ていますと、悪縁を断ち切れなかったり、悪行を重ねてさらなる悪縁を作ってしまっている人が多く見受けられます。

 

ある女性(Aさん)のお話をしましょう。

 

年齢は60代後半でした。根っからの悪い人ではないのですが、性格にかなり問題がある方で、この方は自分の状況がよくなるように、嘘をいいふらしてほかの人を陥れるようなことをしていました。自分が嘘をいいふらしていると周囲に知られてはまずいですから、嘘を嘘でどんどん塗り固めていく、悪の連鎖を自ら作り出していたのです。

 

そうすると、周りの人は嘘をいいふらされている本人には確認を取ることもせずに、Aさんからの話を聞いただけで「その人は悪い」と思ってしまっていたのです。すると、Aさんは追い打ちをかけるようにまた嘘をついていました。

 

こうした嘘で人を陥れるような行為は、当然、悪いカルマを積み重ねる行為であり、しかも未来において5倍、10倍になって自分に跳ね返って来てしまうのです。

 

そして、いちばんつらいのは、直接的に自分に不幸が訪れるのではなく、たとえば自分が最も愛する人や、いちばん大切に思っている人などをその悪いカルマが襲う場合です。そうした状況を、私はこれまで何度となく目の当たりにしてきまして、みなさん死ぬほど苦しいと嘆いています。

 

悪行を行っていた自分に、直接不幸が訪れるのであれば我慢することはできますが、最も愛する人や大切な人の不幸というのは、それを代わってあげることもできませんし、共感はできますが100%同じ気持ちになるということは人間ですから不可能なのです。

 

厳しいことをいえば、目の前で愛する人が苦しんでいるのを指を加えてただ見ていることしかできないのです。それに、本人は気づけていないがために愛する人をそういう状況にしてしまったのですから、何をどうすれば愛する人を助けられるかも分からないのです。こんな恐ろしい状態はありません……。

 

このAさんですが、かなり激しい気性の持ち主で、ご主人とは毎日のようにケンカをくり返し、また、借金に借金を重ねて借金地獄となってしまい、さらには、子どもも借金をくり返すようになってしまいました。要するに、そのAさんが作り出した悪いカルマが、子どものほうに飛んで行ってしまったのです。

 

Aさんは、いつまでたっても自分のカルマに気づくことができませんでした。彼女の中にあったのは「我欲」ばかりで、自分の利益ばかりを考え、そのためにはどんな嘘でもついていました。

 

こうしたことを続けていると、どんな良縁が巡って来たとしても、やがて自分自身の手でその縁を断ち切ってしまい、逆に悪縁を呼び寄せることになってしまいます。

 

彼女のように「我欲」で動き、自分の利益のためなら人を陥れるようなことをしている人には、残念ですが「福」はやって来ません。なぜなら、悪行をくり返している「悪縁」ばかりがやって来るようになりますし、いちばんは相手の側(陥れられる側)にも守っている神仏がいるからです。もちろん、Aさんにも彼女を守っている神仏がいます。しかし、人を陥れるような悪行をされてしまっては、守るものも守りきれなくなってしまうのです。

 

そして怖いのは、「悪縁」というものは暴走に暴走を重ねることがあるということです。悪縁が悪縁を呼び寄せ、にっちもさっちもいかない状況に落ちてしまうのです。そうなると、この世はまさに地獄。Aさんのように、つらい毎日を送ることになってしまいます。

 

しかし、そのように悪縁が悪縁を呼び寄せるように、良縁もまた良縁を呼び寄せます。自らのカルマに気づき、欠点を直していくことで、どんどん良縁が舞い込んで来ます。人との縁。不思議な出来事。そうしたことがどんどんつながっていき、自分を含め、周りのみなが幸せの中で生きているといった状態に持っていくこともできるのです。

 

バタフライ・エフェクトというものをご存知でしょうか。日本の諺でも同じような意味の言葉があります。それは『風が吹けば桶屋が儲かる』です。仏教用語でいえば『因果の法則』のことですね。原因があって、結果がある。

 

つまり、自分では些細な嘘だと思っていたものが、廻りまわって不幸となってやがて自分のところへと返って来てしまう。どのような結果になるかは予想不可能ですが、悪いことをすれば悪い結果が出る、ということは明らかですし、逆に、よいことをすれば福となって返って来るのです。

 

今回ご紹介したAさんのように、嘘で人を陥れる行為というのは、先ほども述べましたが良縁を自ら断ち切り悪縁を呼び寄せ、そして後々5倍、10倍の不幸となって自分や周囲の人に返って来てしまいます。

 

そうならないためにも、何かあったらまず「自分に何か原因があるんじゃないか」と考え、自分の欠点、問題の原因に気づくこと。そして、気づいたらそれを直す努力をすることです。

 

逆に、どう考えても相手に非がある場合でも、相手を非難して追い詰めるのではなくて、意固地にならずに関係を緩和し、修復していく努力をしましょう。

 

その行動が悪縁を断ち切り、良縁(福)を呼び寄せることにつながります。縁というのは予め決められたものですが、自らの行いで良縁を呼び寄せることもできますし、悪縁を断ち切ることもできるのです。

 

 

 

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