青森の神様 木村藤子の公式ブログ 日々の暮らしから得る気づき

透視人生30年以上のキャリアで培ってきた、誰しもが幸福になる生き方、考え方をお伝えします。

自分の成長に気づく

人生を生きていくうえでは、物事の価値判断をどこに置くかという自分の中の物差しがあり、それが自分の生き方に多大な影響を及ぼしていきます。

 

たとえば、“本を読む必要はない” という価値判断が自分の中にあれば読書をすることはないでしょう。しかし、“本を読む必要はない” というのは自分の価値判断であって、それが正しいということではありません。また、“本は読まなければいけない” という価値判断ももちろんありますが、これもひとつの価値判断であって絶対的なものではありません。

 

つまり、価値判断というものは白黒ハッキリつけられるものではなく、どちらも正しいし、どちらも正しくない。つまり、ケースバイケースなんだよ、というのがこの世の中だと思います。すべては移ろいゆき、とどまるものは何ひとつありません。人々の価値判断というものも、時代によって変化していくものです。

 

自分の価値判断をどこに置くかというのは、生きていく中で必要なことでしょう。その価値判断自体が生きていく意味になったり、人生の指針になったりもします。しかし、時にその価値判断にとらわれるあまり、がんじがらめになってしまうこともあります。

 

「結局、どっちなの!?」と思ってしまうかもしれませんが、私がお伝えしたいことは、柔軟性、バランス感覚といったものが非常に大切なんだということです。

 

自分の性格の欠点を直していくうえでも、この柔軟性、バランス感覚というのは必要になります。

 

性格を直すとき、“プライドの高い自分を変える” “素直な人間になる” などなど、まず目標を決めます。ここで注意したいことは、性格の欠点を直すという目的を置くのですが、先ほどお話しした “この世は白黒ハッキリできない” というのと同じように、100%プライドの高くない人間、100%素直な人間というのはほとんどいないということです。また、目的とする人間に完璧にならなくとも、たとえばプライドが高い自分をこれまでよりも抑えることができるようになるだけでも、人生は好転するのです。

 

高すぎるプライドが自分の不幸の原因となっているとき、日々の努力によってちょっとずつちょっとずつ変えていこうとします。そして、高すぎるプライドを持っている自分を意識することで、いつもならプライドが邪魔してしまうところでも、踏みとどまってこれまでとは違う言動ができたとします。しかし後日、今度はこれまでと同じようにプライドが邪魔をしてしまった。そうすると、非常に落ち込んでしまうと思いますし、現にそういった相談はとても多いです。直すことができなかったと。

 

しかし、ちょっと意識しただけで高いプライドを抑え、そのままスムーズに変わることができるというのは稀です。一歩進んで二歩下がるではありませんが、人生とはそのように少しずつ変化させていくものではないかと思います。一歩ずつ一歩ずつ、しかし着実に前に進んでいく。その前進している自分自身を、まずはきちんと認めてあげること。これが、とても大切なことです。

 

プライドを抑えられる自分が育ってきていることを実感することが自信にもつながりますし、このちょっとの変化だけでも人生は変わります。自分のプライドを抑えられるようになってきているのに、ふとした瞬間にプライドが邪魔をしたからといって、また昔の自分に戻ってしまった……と落ち込まなくていいのです。これまでは “いつも” プライドが邪魔していたのに、意識することで抑えられる自分も出てきたという、その事実を認めてあげましょう。その少しの変化も、性格の欠点を直すという目標の中のひとつの流れなのです。

 

少しの変化に対して、人間はなかなか気づくことができません。性格ともなれば目には見えませんからなおさらです。でも、意識して生活することで確実に変わっていっているのです。その自分を見てあげ、認めてあげることがいかに大事なことか。悲観的になり過ぎるでもなく、楽観的になり過ぎるでもなく、自分に対して厳しい目を持ちつつも、褒めるところは褒めてあげる。そうした柔軟な対応を自分にしてあげてください。

 

いちばん怖いのは、せっかく順調に性格を直せてきているのに、過去の自分が出てきたときに落ち込み過ぎて、「結局、変えられないんだ……」と思って諦めてしまうことです。そうならないためにも、柔軟性、バランス感覚といったものを自分の中に持っておくことが必要だと思います。

 

 

 

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