青森の神様 木村藤子の公式ブログ 日々の暮らしから得る気づき

透視人生30年以上のキャリアで培ってきた、誰しもが幸福になる生き方、考え方をお伝えします。

理解しあうためには3つの心がけが大切

人間である以上、誰でも間違えたり、失敗することはありますよね。

 

大切なのは、過ちに気づいて素直に直していくこと。

 

学歴や社会的地位に関係なく、また何歳になっても、たとえ今、この世を旅立つ瞬間であっても、自らの過ちに気づけばそれがカルマの克服、解消につながります。

 

これこそが神に愛される生き方です。

 

そのためには、素直であること、感謝すること、反省すること、許すことが大事です。

 

神は人間に対して、うわべのよさではなく素直さ、正直な心を望んでいます。

 

正直な心とは、間違いに気づいたら素直に「ごめんなさい」と謝れる心です。ところが、身内など親しい間柄の人ほど、それができない人が多いようです。

 

夫婦関係の例をあげます。

 

相談者の中には、離婚をする相手のことを心配する方もいます。

 

「離婚したら、これから妻は(主人は)一人で生きていけるでしょうか?」と。

 

離婚にまでいたったにも関わらず、相手のことを心配しているのは、人としての情があるからです。

 

情があるなら、なぜそれまで理解しあう努力をしてこなかったのか? おそらく、「理解しあっているつもりになっていた」というのが正直な気持ちなのかもしれません。

 

そのようなご夫婦の場合、お互いの気持ちや本心をちゃんと伝えあうためのコミュニケーションが不足したまま生活してきたケースが大半です。

 

夫婦関係に限らず、どんな人間関係においても、相手のことを理解するうえで一番大事なのは、話し合いです。

 

相手の気持ちをしっかりと理解して、自分の思いを相手にわかりやすく伝える。それと同時に、忘れてはいけないことは、相手の話をよく聞くことです。

 

私達はつい感情が先走り、自分の心が「一方的な感情でいっぱいである」ことにさえ気づかずに、喧嘩になってしまうことがあります。

 

夫婦であれ恋人同士であれ、小さいことのようですが、こうした当たり前のことが実はできていないのです。

 

思い出してみてください。

 

新婚時代や初めての職場ではどうだったでしょうか? 

 

それを忘れてしまうのと同じで、夫婦、子育て、友人、知人のみならず、「慣れ」が自分を変えてしまっているのに気づかないのも、また知識不足なのです。

 

人間関係に大切な知識を得ることにより、激しい感情に左右されることなく、静かな心のまま、自動的に我欲を制止できるのです。

 

夫婦や恋人同士、また職場などでお互いに理解しあうためには、次の3つの心がけが大切です。

 

・自分のことを棚にあげて、相手のことばかり意見したり、批判しない。

 

・話をするときは、ポイントをまとめて簡潔に、要点を押さえて伝える。

 

・相手を理解しようとするとともに、「勝つためだけの喧嘩」をやっていないかどうか、そのことに気づく。

 

とりわけ、夫婦や恋人のような縁の深い相手は、自分の内面を映し出してくれる鏡のような存在です。それを表しているのが、「鏡」という字です。

 

自分の姿形を映し出す「カガミ(鏡)」から、「ガ」=我を取ると、「カミ」=神となります。

 

つまり、素直な気持ちで相手の意見に耳を傾けて、「自分が改めるべきところは何か?」に気づいて直すことが、心の汚れを祓うこと、すなわち、心の浄化につながるのです。

 

少しでも自分の心が神に近づくことができたならば、相手に対しても素直に感謝できるし、また相手の欠点やいたらなさをも許すことができるようになります。

 

夫婦の目的は「共なる幸せ」のはずが、人生の道のりの途中で度重なる喧嘩のためにその目的が達成できずに、人生に悔いを残すこともあるはずです。

 

その意味においても、夫婦は、お互いにカルマを克服、解消し、無償の愛を育んでいくために結んだ縁。

 

その関係、交流の中で、いかにそれぞれの我を抑制できるかが大事なのです。

 

 

 

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