人との交流を通して自分を成長させていくために、ぜひ知っておいていただきたいことがあります。
それは、魂のレベルから見た場合、「あなたに起こっていることはすべて意味がある」ということです。
これは人との関わり合いにおいても同じことで、「あなたの身近な人、あなたにとって大切な人は、お互いに魂を高めあうために出会っている」ということです。
とりわけ、親きょうだい、恋人や夫婦、親友、恩師、職場の人など、何かしら深いつながりができた人たちは、運命のシナリオの中で決めてきた魂の仲間であることが多く、それは、お互いが魂の成長を促し合う関係であると言えます。
まず、このことを念頭においたうえで、ぜひ身近な人との関係を見直してみてください。
そうすると、自我が抑えられ、相手に対してもより理解が深まって、何か問題が生じたとしても違った角度から見つめることができ、自分自身の気づきも促されると思います。
人間関係に生じるさまざまな問題は、お互いが越えていかなければならないカルマがそこにあるがゆえに、時に困難な状況を引き起こしている場合があるのです。
しかし、繰り返しますが、それはあくまでもお互いの魂の成長を促すためです。
そこで、相手を責めたり、排除しようとするのではなく、自分が気づいていない心の不足に目を向けられるかどうか__あなたの心のあり方が問われているのです。
そう考えるならば、困難な状況に直面した際にも、「これは、私にとってどのような意味があるのか?」「何を気づかせるためのメッセージなのか?」ということを静かに自分に問いかけることができるのではないでしょうか。
他人事ではなく、自分の問題としてものごとを捉える__人との交流においてそのような心の習慣を持つことで、人に対する理解も深まっていくと思います。
そのように、あなたの身近な人との交流を通して、心と心を通わせてきずなを深められれば、お互いにとって心の成長につながるでしょう。
なぜなら、そこで真実の愛を育むことができるからです。
とは言うものの、カルマの働きがあるがゆえに、さまざまな人間関係においてすべてが円満というわけにはいかないでしょうし、必ずしもハッピーエンドになるとは限りません。
場合によっては、時に激しく衝突したり、誤解が生じたり、「なぜわかってくれないの?」と不満がつのることもあるかもしれません。
また、別れたくないけれど別れなくてはいけない関係、運命の赤い糸が二人ではなく、三角形で結ばれていたり、人生の大事な時期に大切な人と死別や離別するなど、時に深い悲しみや苦しみをともなうこともあるでしょう。
お釈迦様は、それを「愛別離苦」(愛する人と別れる苦しみ)、「怨憎会苦」(怨み憎む人と出会う苦しみ)と述べています。
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