「自分のお役目がわからない」と相談に来られる方々も多くいらっしゃいます。
会社の社員としてちゃんと勤めている人であっても、「何かもっとお役に立つことをしたいんです」といって相談に来られる。
私は内心「えっ、なんで」と思いながらも、透視をして、神からの回答を待ちます。
すると、その人の性格や能力、学歴や経験に応じた仕事であるとの結果。そこで、
「あなたは今もりっぱに勤めていらっしゃるでしょう!?」
そのようにその人に伝えても、納得されません。
「医者になりたいけどなれない」「弁護士になりたいけれどなれない」「カウンセラーのような人を助ける仕事につきたいけど……」などなど、しかし、私達人間はその心の奥に、自分が気づいていない見栄やプライド、または人間関係の悩みなどが潜んでいる場合も多く、それがうわべの憧れのみで現実とはかけはなれた気持ちの場合も少なくありません。
医者、弁護士、カウンセラーであっても、人としてこの世にカルマの解消に来ている限り、大なり小なり必ず何かしら皆、同じ人間の道を歩んでいるのです。
仕事を持ち、一所懸命に働いている人は、それだけで、十分人のお役に立っているわけで、そこでしっかりつとめてカルマを解消することをせずに違う道へ進んでも、カルマは影のようについてくるのです。
お米や野菜をつくってくれる農家の人、味噌や醤油をつくってくれている職人さん、毎日魚や魚介類を獲りに海に出ている漁師さん、毎日着ている衣類や住んでいる家にしても、そこに携わって働いてくれている方々がいるおかげで、私達の生活が成り立っていて、どんな仕事であっても、必ず誰かのお役に立っているのです。
サラリーマンやOLさんも同じように、商品やサービス、情報などを通して、それを必要としている人達に届けることで、自分のお役目を果たしている。そして、同時に、同じようなカルマを持つ仲間に接し合い、心の修行をしているのです。
こうしたことも知識の一つのなのです。この知識が不足していると、今の自分の仕事に不満を感じたり、自分の欠点を直すことより、安易な道を求めようとするのです。
たいていの場合は、自分の性格や能力、学歴や経験に見合った仕事についています。
なぜなら、まったく縁がなければ、その仕事や会社と出会わないからです。
そこで、その仕事を通して他の人の役に立っているのですが、見方を変えるとそれがその人のカルマでもあり、欠点を直すがための忍耐や努力、またはお詫びの心などなど……がその人の課題となっているのです。
人それぞれに違うカルマを背負っていて、そのカルマを解消・克服するための環境(家庭や職場など)も異なります。
家族関係のように、仕事や職場の人間関係も似たようなカルマを持つ人同士が集まってきます。前世のカルマで大きな恩をうけた上司が今世で部下を助けたり、また、裏切りや憎しみを持った関係にある者が、神が考える目的達成のために引き合わされる。悪者との新たな接触、好きでも一緒になれなかった者同士のつながりなどなど……さまざまな理由で「共同生活」が行われているのです。
そこに気づかず、他人と比べて、あっちがいい、こっちがいいといってみても、どうにもなりません。
たとえ、自分の我欲で仕事を選んだとしても、うまくいかないか、長続きできないでしょう。それは、ないものねだりで、根本を直さないとどこまでもカルマは追いかけ、カルマから逃げることはできないのです。カルマは、本人が気づくまで形を変えて追いかけてきます。
ですから、本人がしっかりと今の仕事の責任を果たして、自分のカルマと向き合うことが本当のお役目ともいえるのです。
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