なぜ知識が大事なのかというと、どんなトラブルや問題であっても、それを引き起こしている原点、根っこには、なんらかの知識不足があるからです。
第一に、ものの見方や考え方が非常に狭かったり、偏っているがために、ちゃんと自分のことが見えていない人がとても多いという現実があります。
他人の欠点には気づいても、なぜ自分の欠点、不足には気づかないかというと、我の強さと、ものごとを正しく理解し、判断をするための知識が不足しているからです。
これは、子育て・教育問題、夫婦問題、親子・嫁姑問題、恋愛・結婚問題、老後問題、先祖問題、職場の人間関係などなど、なんらかのトラブルや問題を抱えてここに相談に来られる方々のほとんどに共通していえることです。
もちろん、本人は自分の我の強さや知識不足には気づいていません。
ですから、対人関係のトラブルを根本的に解決するためには、まず当事者が知識を豊富に得ることによって理解力を深め、正しい判断力を養う必要があります。
単にいい成績を取ったり、他人から認められたり、評価されたいがために知識量を増やすのではなく、知識を得て心を養う、豊かにするということです。
知識量は多いはずなのに人間的に問題がある、という人も多々見受けられますが、それは知識が身になっていない「心が貧しい人」ということになります。
どうしてそうなるかというと、ただそのことを知っている、頭で記憶しているだけで、自分のこととして理解していない、つまり、知識が心の栄養になっていないのです。
ここに相談に来られる方々も、「他人を傷つけてはいけない」「騙してはいけない」ということを頭では知ってはいても、実際に普段の生活の中では平気で他人を傷つけたり、騙すようなことをしている人が少なからずいます。
そのような人は、こちらが何をいっても、「私には関係ない」という態度を示します。いくら問題点を指摘しても他人事で、自分には関係のないことだからと知らんぷり。
「間違っているのは絶対に私ではない!」という頑なな態度を崩さない人に対しては、つい私も声を荒げてしまうこともありますが、「自分には関係ない」と思い込んでいる人には何をどういっても通じません。
それがいくら正しい指摘であっても、そこで冷静に自分をふり返ったり、自分にも至らない面があるかもしれない、関係があるかもしれないと立ち止まって考えることもなく、他人の助言から何も学ぼうとはしていないのです。
これは、知識不足に加えて、知識を自分のものにするための咀嚼力が足りないからです。
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