幼児の頃からの子どもとの会話は大切ですが、子どもが中学生や高校生になってからも会話が大事であることに変わりはありません。
ただ、子どもが思春期に入るこの時期は、小学生時代とは違ってホルモンバランスの変化に伴う身体や心の成長や発達があったり、勉強の比重が高まったり、また、高校受験、異性問題、友人関係、部活動などといった場面で、さまざまな問題が出やすい時期でもあります。
ですので、そういったことに関する正しい知識、社会常識や価値観、さらに、ものの考え方、善悪の判断の仕方などを、親から子にしっかり伝えてあげてほしいのです。要するに、しっかりとした生き方を指導することが重要になってくるわけです。
とは言っても、毎日のように口うるさく注意したり、たとえ大切なことであっても日を空けずに何度も何度も同じ話をしたりするのは逆効果です。かえって子どもが聞く耳を持たなくなりますので気をつけてください。
子どもの考えが間違っていると感じたときも、子どもの言い分もしっかり聞いたうえで、親の意見を冷静に伝えていくようにしてみてください。一方的に親の意見や物の道理を押しつけるのではなく、きちんと子どもの言い分も聞いてあげましょう。
親というのは、「まだ子どもだから」と子どもの意見を軽視しがちですが、子どもだってひとりの人間です。間違いを起こしたとしても、いろいろ考えたうえでのことですし、心の中では深く傷ついたり、反省をしているのです。
ですから、子どもの心情を考え、「事の解決にあたるための会話」こそが子どもの心の生涯残るものであり、それが親への信頼、感謝へとなるのです。
そのひとつひとつの積み重ねが、親と子を幸せにしていきます。
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