守護神と守護霊は別で、守護霊は本人の人格に応じて変わっていくことができます。
守護神は「守護する神」であり、守護霊は「守護する霊(ご先祖)」と考えてください。
守護霊は、すでに亡くなっている親族の魂たち=先祖霊ですが、子孫の人格が高いと霊格の高い守護霊(ご先祖)が守護し、その人の人格が低くなれば、それに見合った守護霊に変わるのです。
あくまで、その人の人格、心の清らかさや人間性が守護霊のレベルを決めているのであって、守護霊(ご先祖)がその人の人格や運命を決めているわけではありません。
中には、何か困ったことがあると、守護霊の霊格が低いがためにそういうことが起こるのだから「守護霊の格、位を上げてあげることによって、あなたの人格や運勢を変えてあげる」などと高額なお金を要求するような霊能者もいるようですが、それは間違いです。
人格は、決して守護霊が高めてくれるのではなく、本人が欠点を直さない限り、その人の人格は変わりません。自分で欠点に気づいて直せば、人格は上がっていく。そして、それによって、その人のご先祖もワンランク上に行けるのです。
私のご先祖も含め、皆様のご先祖も、この世に誕生するからには善いことだけでなく、悪いこともしてきています。
つまり、長所もあれば必ず短所(欠点)もあったということです。
ご先祖のこの世や前世での行いに応じて、同じようなカルマを持った魂が子孫としてその家系に生まれてきます。
わかりやすくいうと、ご先祖と子孫の関係は似たもの同士。
そして、カルマを共有する必要がある者同士が、親子、夫婦、兄弟姉妹となり、子や孫という縁で結ばれていくわけです。
いわば、人格、魂を磨きあうための修行仲間です。
だから、親は我が子を通して、夫婦はお互いの姿を通して、自分の欠点、愚かさに気づき、直していかなければ「ご先祖の残した分の欠点」を直せない、つまりカルマを越えられないがゆえに、いつまでも似たような不幸が続くということです。
自分のカルマ、欠点に気づくときには苦しみや困難がともないますが、同じ魂の修行仲間である親子や夫婦関係の中で、いろんな出来事に出会うがため、それぞれがそのカルマに気づいて直すことによって心が磨かれ、人格が向上していきます。
親子の愛情ゆえに案ずるあまり苦しんだりすることも、職場の仲間と助け合ったり、憎しみ合ったりするのも「カルマという魂の接触」なのです。
そのようにして、苦しみ、悲しみを越えて、本人のカルマが一つひとつ解消されていくわけですが、それはカルマを共有しているご先祖全体のカルマの克服にもつながります。
あたかも、一つの数珠のように、あなた方のご先祖とあなたがつながって、欠点や長所を共有しているがごとくに……。
ですから、子孫の人格が向上すればするほど、あの世にいるご先祖の魂も修行の階段を一歩上に上がることになるのです。
これが本当の意味での先祖供養だと思います。
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