私の地元、むつ市内で行方不明になったニシキヘビを透視によって見つけだした騒動で、マスコミの取材攻勢が相次ぎ、それと同時に相談者の範囲が広がり出しました。
私の名前が全国に広まると、「どんな株が儲かるのか?」「どこで宝くじを買えば当るのか?」など、お金儲けに関する相談に来る方が一気に増えました。
私の仕事は、困っている方々を助けること。ヘビ騒動によってますます忙しくなっていく中、神様に元気づけられながら多くの相談者の方々のお話をうかがう方が大事だと思い、「お金儲けのお手伝いはできません」とキッパリお断りしました。
株などは、誰かが儲かれば必ず誰かが損をするようになっています。そこにはおのずと不平等が生まれるので、こういった欲得、損得に絡む相談にはお応えできないとずっと思っています。それに、お金儲けのために神様になにかをお尋ねするというようなそんな失礼なことは最初から考えたこともありませんでした。
「金の切れ目が縁の切れ目」
この格言が示すものは、お金の貸し借りから派生するご縁の中で、もっとも悪縁といえるものの一つではないでしょうか。
自分の大切な友人、知人がお金に困っている時、善意の気持ちからお金を貸した経験のある方は多いことでしょう。
最初は自分の懐が痛まない程度の少額だったものが、いつしか生活を脅かすほどの高額を無心されるようになってしまった。返済の期限を過ぎているのに、なかなか返してほしいと催促ができない。以前はよく一緒に飲みに出かけたが、遠慮のあってか普通の付き合いができなくなった。など、互いに悪意がないとしても、何となくギクシャクした間柄になってしまう例はいくつもお聞きしたことがあります。
また、貸す側の問題だけでなく、お金を借りたことが枷になって卑屈になったり、プライドを傷つけられたり、付き合いを継続できないほど心にしこりが残ってしまったなど、借りた側に何らかの問題が起きている場合もあるのです。
自分がこの人との縁を大切にしたいと思っている人ほど、お付き合いの中にお金の貸し借りを介在させてはいけません。頼るならお金以外で。
頼られたなら、お金以外のことで助けてあげられることがないかをまずは考えてみてください。それでも解決策の一つとしてお金を貸そうと思うなら、貸すのではなく、さしあげるつもりで渡すこと。お金の貸し借りでせっかくのご縁を台なしにするよりも、互いの心を救うつもりで助け合うことが大切です。
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