青森の神様 木村藤子の公式ブログ 日々の暮らしから得る気づき

透視人生30年以上のキャリアで培ってきた、誰しもが幸福になる生き方、考え方をお伝えします。

幼児教育の大切さ

お子さんがいる方であれば、子育てに悩み、途方に暮れてしまったことがあるのではないでしょうか。

 

とくに、幼児のときは手に負えずに振り回されてしまい、精神的に疲れてしまう方も少なくありません。また、子どもは無力な存在ですから、将来を考えると「これで大丈夫かしら」と不安に思ってしまうこともあるでしょう。

 

世間ではいろいろな子育て論が語られていますが、「これが正解」というものはありませんし、目的によっても、その子自身の個性を考えても、方法はさまざまでしょう。

 

ただひとついえることは、「子どもは親の背中を見て育つ」ということです。

 

親が意識的に何かを教えていなくとも、子どもは親の言動を見て自然と物事を学んでいます。

 

人生で初めての先生というのは、学校の先生ではなく家の中にいる親なのです。

 

幼児の頃の私たちは、知識がないために、見るもの聞くものすべてが新鮮で、あれこれと興味を持ちます。そのたびに、みなさんも親に質問をしていたのではないでしょうか?

 

「なんで?」「どうして?」

 

知的好奇心からくるこの問いですが、ついついうるさく感じてしまうという親御さんの話をよく聞きます。

 

答えても答えても「なんで?」と繰り返し聞いてくるので、「この子はちゃんと聞いてるのかな?」とか、「理解できていないのかな?」とか、「そんなに聞かれてもわからない」と思ってしまって、あしらうような返答をしてしまうのです。

 

しかし、人間は幼児期の間に体験したことが土台となって人格を形成していきますから、この時期に親がどういうことを子どもに教えるかというのは、子どもの将来を左右する重要なことなのです。

 

ただ闇雲に「なんで?」と聞いているように思いがちですが、子どもにあるのは目の前の物事を「知りたい」という好奇心です。

 

その好奇心をあしらってしまっては、子どもの知的欲求はなかなか育ちません。

 

そういう親の行為を体験すると、「聞いても教えてくれない」「どうでもいいことなんだ」「人に何かを聞くと嫌がられる」などといったような、ネガティブなことを子どもは覚えてしまうのです。

 

ですから、子どもの好奇心を伸ばすためには、子どもの質問攻めにもきちんと対応できるように、親自身がいろいろなことを学ばなければいけません。

 

それも、ただ情報を教えてあげるだけではなく、物事の考え方、見方、そして世の中にはいろいろな意見があって、いろいろな人がいるということも教えていく必要があるでしょう。

 

子育てのストレスでそんなことまでやっていられないと思ってしまうこともあるかと思いますが、しかし物事を教えるというのは親の務めなのです。食事を与えるのと同じくらい、重要なことだと思います。

 

子どもが生まれてくるときは、自分が持っているカルマと似たカルマを持つ親の元へ生まれてきます。

 

ですから、その子に世の中の物事をしっかりと教えていくというのは、親として以前に、自分の人生の目標でもあるのです。似たカルマを背負っている子どもである以上、その子が立派に育つ手助けは全力でしてあげるべきなのです。

 

こうしたことを疎かにしていると、中学から高校で非常に激しい「反抗期」に突入してしまうことがあります。こうなってしまうと、親も子もどうしようもありません。売り言葉に買い言葉で、親と子のコミュニケーションは崩壊してしまうのです。

 

世間ではよく、「考える力」が大切だと言われますが、この力をつけるには幼児期の知的好奇心を満たしてあげることです。

 

「学ぶことは刺激的で楽しいことなんだ」という気持ちが幼児期に芽生えれば、子どもは積極的に物事を学ぶようになり、どうしようもないような反抗をするようにはなりません。自我が芽生える段階で、「親と距離をとりたい」という気持ちが芽生える時期があったとしても、親を邪険に扱うようなことにはならないのです。

 

きちんとした教育というのは、習い事をたくさんさせて、塾にも行かせて、よい学校に行かせることだけではありません。それらも大切なことですが、人間としてのしっかりとした土台を幼児期に築いてあげるということのほうが先決です。土台が脆い家は、地震が来れば途端に崩れてしまうのです。

 

ある女性が子育ての悩みでご相談にいらっしゃったことがありました。

 

お子さんは高校3年生なのですが、受験が始まるというのに勉強をまったくせず、毎日のように口答えをしてきて、最近では手を出すようになってしまったというのです。

 

透視をしてみますと、彼女はお子さんが幼児の頃から何かにつけて「ダメでしょ!」「危ない!」と、親心からなのですが、頭ごなしに叱りつけていました。

 

親である自分が子どもをしっかりと見ていないといけないという気持ちからなのですが、やり方がよくありませんでした。いくら親心があっても、間違った方法で子育てをした結果、激しく反抗するようになってしまったのです。

 

子どもの行為は好奇心からです。

 

子どもにとっては見るもの聞くものすべてが珍しく初体験のことが多いのですから、その瞬間の好奇心のままに動いてしまって失敗をするというのはよくあることで、失敗したときはきちんと「こうしたらこうなるんだな」ということを本人は学んでいるのです。それが成長の糧となります。

 

それなのに親が頭ごなしに「ダメでしょ!」といったところで、子どもの心には何も響きません。萎縮してしまって成長の機会を失ってしまいます。

 

彼女はお子さんが幼児期の頃から、ずっとこうしたやり方をしていました。勉学を一番に考えていたようで、小学校の頃から塾に行かせ、私立の中高一貫の学校に合格させることができたのですが、高校になるとついに子どもの感情が爆発してしまったのです。

 

彼女としては、何が間違っていたのかまったく理解できないようでした。たしかに、塾に行かせ、目標の学校に合格できたのは素晴らしいことでしょう。しかし、幼児期の子どもの心を無視した子育てをしたために、子どもが反発するようになってしまったのです。

 

子どもにまず教えてあげるべきなのは、世の中の道理、理屈です。

 

「こうしたらこうなる」ということを丁寧に教えてあげるのです。物事には道理があり、その道からはずれてしまったらよい結果は生まれません。こうしたことは感情で教えるのではなく、冷静な思考、わかりやすい言葉で子どもに伝えてあげなければいけません。

 

ですから、親も勉強が必要なのです。

 

自分自身が世の道理を知り、手を変え品を変え、子どもが理解できるように教えていくのです。このような親に育てられた子どもは、人の気持ちを理解できる子どもになり、素晴らしい人間関係を築いていけるようになります。

 

私たちの人生の幸福とは「いかに大切な関係性を人と築けるか」ということが土台にあってこそ成り立つものです。

 

親が子どもに心から望んでいることは、お金持ちになることや地位や名声を手に入れることだけではないはずです。

 

 

 

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