一時の我が身を守り 罪を隠してみても いずれは返る 我が身の元へ
この世の誰もが輪廻転生をくり返している限り、人生というものは、前世(過去世)から現世、そして、来世における生をもすべて含んで、自らの罪を贖う旅。である以上、罪を隠すのは愚かなこと、というのがこの詩の意味です。
つい嘘をついてその場を取り繕ってみたり、我欲にまかせて罪(欠点や短所)を隠してみても、決していつまでも本心を隠し通すことはできません。
まして、悪いことや罪なことは、良心ともいえる魂の奥底と神の世界に克明に刻まれていきます。
現世におけるその魂の記憶が、死後、神の世界で秤にかけられて、やがて来世のカルマ、運命が決定づけられる__これがスピリットの道のりです。
この世に生を受けている限り、どんな人であっても、前世から引き継いでいるカルマ、心の課題があり、それに気づいて直すために、この世に生まれ変わってきている。
それが、「あなたが、ここに生まれてきた理由」です。
であるならば、素直に、正直に自分に罪汚れを認め、直していくことの方が幸せの近道だと思いませんか?
神との交流の中で、拝殿で仕事をさせていただいていると、そのときだけの我が身の欲得しか考えなかったり、他人を見下し、他人のせいにしてきた結果、結局は失敗したり、孤立したり、不幸に陥ってしまった人たちの姿をたくさん見てきました。
まさに、今の言葉で言う「自己責任」です。よりきつい言い方をするならば、自業自得、善因善果、悪因悪果です。
スピリットの世界から見たら、どんな人であっても、自分の両親や生まれ落ちた環境、運命を招いたのは、自己責任。
人生は、まさにそこからの出発、再スタートです。
困難なことがあっても他人のせいにしたり、くじけることなく、自らの責任をしっかりと果たすことができれば、スピリットが成長し、一歩でも神仏の世界に近づくことができるのです。
だからこそ、現世の道のりを歩むうえで、決して忘れてはいけない、最も大事なことは、
己の罪、欠点、不足、短所を認める、素直さ。
それに気づいたら、直そうとする、正直さ。
それが、現世で気づくチャンスをつかんで、やり直しの人生を、今度こそ失敗に終わらせないことにつながるのです。
素直さ・正直さは、本当は人として誰もが持っているはずです。
それが、人生の道のりを明るく照らし出してくれる光となり、知識・常識が、人生の試練を乗り越えていく、確かな杖となってくれるのです。
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