私はカルマを解消して幸せな人生を送るための手段のひとつとして、〝気づき〟というものを幾度となくみなさんにお話ししてきました。何度もお話ししているので「〝気づき〟が重要らしい」ということはご理解いただけているのではないかと思っています。
〝気づき〟はあなたの人生を変える力を持っています。
人生における多くの苦難は〝気づき〟ひとつで全く変わってくるのです。
しかし、自らの至らなさを受け入れて反省することには心の痛みが伴いますし、自覚したからといってすぐに直るものではありません。それはもしかしたら、長くつらい道のりになるかもしれません。
しかし、この〝気づき〟を実現できれば今までの生き方を変えることができます。実際、〝気づき〟を一歩として幸福への道を歩んだ方はたくさんいらっしゃいます。
このブログの読者の方からも〝気づき〟を得るために自分を見つめ直しているというご報告をいただくことがあり、とても嬉しく思いますが、ときどき〝気づき〟を勘違いされている方が見受けられます。
たとえば下記のようなものです。
「配偶者の親類と口論になりがちです。木村先生の教えを読んで考えると、感情的になってしまう私も悪いという一面に〝気づき〟ましたが、向こうが一方的に無礼であるため受け流すことができず、結局衝突してしまいます。どうすれば向こうは非に〝気づく〟でしょうか」
「夫との関係がギクシャクしています。主人からは無神経でひと言多いと言われており、先生の教えでおせっかいな自分に〝気づき〟ましたが、そういう夫だって無神経でひと言多いことに気づいておらずイライラします。彼が〝気づけば〟うまくいくのにと思いますが、彼は自分の欠点には全く〝気づき〟ません」
おわかりかもしれませんが、これらは〝気づき〟ではありません。
自らを振り返って自分の性格の欠点に対して一歩踏み出したところまではよかったのですが、「心が変わっていない」のです。
心が変わっていないから、行動も変わらず、問題は相変わらず問題のままなのです。
〝気づき〟とは相手に対して「理屈」を説くことでもなければ、「正論」を言い聞かせることでもありません。自らの心を改めることなのです。
自分を変えることーー。
これが〝気づき〟なのです。
〝気づき〟とは、あなた自身の思考と性格を変えて、欠点を直すことなのです。あなたに対する他人からの言動や印象は、あなたの心が真に変われば自然とよくなるものなのです。
このことが理解できていないと〝気づいたつもり〟で止まってしまいます。
これがいちばんよくありません。なぜなら、気づいたつもりは上記の例のように「私は変わった、私には原因がわかった」という思い込みが前提にありますから、他人と衝突したときに、「私はこうして〝気づき〟で変わったのだから、あなたが悪い」と、他人を悪者にしてしまうのです。
こうなってしまうと残念ながらこれ以上の前進は望めません。なぜなら、あなたは自分の欠点を直したと思い込んでいるため、他人が悪いとしか思えなくなってしまうのです。
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