私が若い頃は、2世代、3世代同居が当たり前といった時代でした。ですから、子育てといっても、夫婦以外のおじいちゃんやおばあちゃんなど、家族の手や目があったので、どうしても手が空かないときは手助けしてもらうことができました。しかし、今はほとんどの世帯が核家族です。
ですから、実家から遠方に嫁いだ場合などは、初めての子育てを夫婦ふたりだけ、あるいは母親(最近は父親が主夫となる場合もあるようです)がたったひとりで頑張っているという方も大勢いらっしゃいます。
子どもの笑顔に励まされながら懸命に子育てをしていても、ご主人が会社に出かけて行ってしまえば、朝から晩まで赤ちゃんとふたりきりです。
たとえばどんな環境であれ、子育てをしていると母乳をちっとも飲んでくれない、なかなか寝ついてくれない、といったことは必ずといっていいほど起こりますが、それらの問題をひとりで抱えることになるわけです。
家族が一緒にいても心配になりますが、相談する人が身近にいない環境での初めての子育てとなれば、不安になるのは当然だと思います。
そういうときは、
1,正しい判断力をつけること
2、親と話すこと
3、友達作りに力を注ぐこと
ということが大事になってきます。
まず、〝1〟について説明します。正しい判断力をつけるためには、知識を得る必要があります。その中には、初めての出産では不安を抱えるのは当たり前、といった予備知識も必要ですが、赤ちゃんに関する基本的な知識をあらかじめ本などで調べておけば、不要な心配ではらはらすることもかなり減るでしょう。
ただし、育児書は、あくまでも育児の参考書です。
あまり頼りにし過ぎていると、育児書どおりにいかないことでかえってイライラしたり、焦りが募ったりすることがありますので、その点には気をつけてください。
というのも、成長のペースには個性があるからです。ハイハイするのが、平均よりも遅いとか、体重が思うように増えないなどといったことをひとつひとつ気にしていてはきりがありません。
育児書にあるのは、あくまでも平均値であり目安ですから、あまり神経質にこだわらないようにしましょう。
そして〝2〟ですが、困ったときは、母親に電話してアドバイスをもらうのもいいでしょう。たとえ今、どんな関係にあろうとも、母親は育児の経験者であり、先輩です。素直に甘えて、相談してみてはいかがでしょうか。子育ての経験者からのアドバイスは、何事にも代え難い、「生の知識」が得られます。
そして、最後の〝3〟です。ご近所で、同じくらいの年齢の子どもがいる方と仲良くなることは、育児をする上での励みになるでしょう。
俗にいう「ママ友達」を作れば、子育ての楽しさやつらさ、大変さをお互いに理解し合えますので、悩みを打ち明け合ったり、情報を交換し合えるなど、何かと心強いはずです。
それに、共通の話題でおしゃべりができること自体、子育て中のいい気分転換にもなります。
通院している産院や近所の公園など、周囲を見渡してみれば、知り合う場所はいくつか見つかるはずです。
それに、今はインターネットも普及しています。パソコンで情報を集めたり、情報交換できる仲間を作るのもいいと思います。
前述した3つの項目は、育児ノイローゼを防ぐためにも有効ですので、ぜひ、役立ててみてください。
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