生きていると、苦しいことってたくさんあります。
それもそのはず、人生とはカルマを解消するための場ですから、苦しくて、つらいことが起きてしまうのはしょうがないことなのです。
でも、苦しいことがあるからこそ、楽しいことが光り輝きます。苦しいことがあるからこそ、それを乗り越えたときに成長できます。そのように考えると、“苦しみ”とは人生になくてはならないものなのです。
また、カルマの観点から言うと、私たちが今ここに生きているということは、ひとりの例外もなく、みな輪廻転生の流れの中に存在し、ひとりひとりそれぞれのカルマを背負っています。
人生の目的はカルマの解消にありますから、“苦しみ”とは言い換えれば、カルマということもできます(もちろん、いいカルマもあります)。ですから、“苦しみ”とは、人生においてはなくてはならないもの、あって当然のものなのです。
そのようにして苦しみと共に生きていくわけですから、そこはうまくつき合っていく必要があります。
あまりにも苦しみに浸ってしまうと、それこそ“地獄”となってしまいます。
天国地獄とは、あの世の話でもなければ、物語の中だけの世界でもなく、この現実世界、私たち人間ひとりひとりの中に、天国も地獄も同時に存在するのです。
たとえば、あるAという小説をみんなで読んだとします。その感想は千差万別。受け取り方、感じ方はひとりひとりまったく違います。
ひとりひとり性格が違いますから当たり前と言えば当たり前のことなのですが、このことを普段から意識しているのとしていないのとでは、生き方がだいぶ変わってくるんじゃないかと思います。
どういうことかというと、存在するもの(さっきの話でいうとAという小説)はただそこにあるだけなのに、私たち人間には感情がありますから、当然「この小説はおもしろい」「この小説は全然おもしろくない」「なんて感動的な話なの」「この小説はまったく心が揺さぶられないな…」などと考えたりします。
考え方が違うということは、見ている世界が違うということですから、どれが正しくてどれが正しくないということもありません。それぞれ、違っていて当然なのです。
そのように考えると、物事は人それぞれ違う捉え方がありますから、多面的なものだということが分かります。要は、自分の考え方次第ですべては変わるということです。
ですから、当然、何か起きたときに「苦しい」と思えば苦しくなります。でも逆に、「苦しいけど、これを乗り越えたら成長できる」と思えば、苦しみに対して“積極的”に向き合うことができます。
苦しみに積極的に向き合うということができれば、その分苦しみも軽減しますし、乗り越えたときの成長の度合いもすばらしいものがあります。そういう方を、これまで何人も見てきました。
物事は多面的です。どのような捉え方、考え方もできます。
ですから、困難に遭遇したとき、ただ苦しいと思うだけではなく、「これは修行でもあるんだ。がんばって乗り越えよう」と思ってみるだけで、目の前の人生が驚くほど激変します。
そうしたことをどんどん積み重ねていくことで、自然と幸せが近寄ってきて、幸せだなあと感じることができるでしょう。ちょっとした考え方の切り替えをするだけなので、誰でも、今すぐ実行することができる、幸せの法則と言えます。
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