我が娘が子どもを産むということは、お母さんにとっては孫ができることですから、双方共に喜びに満ちあふれることでしょう。
産着を用意するなど、産まれ来る日を待ちわびながらいろいろな準備を楽しく進める親子もいるのではないでしょうか。
しかし、若い女性の中には、子どもを持つ心の準備ができないままに妊娠し、子どもを産むといったこともあるようです。
ことに、結婚前に家の中のことはほとんどやらず、わがまま放題で暮らしてきたような娘さんだと、子どもを産んだあとにも気持ちを切り替えられず、自分の思いどおりに時間を取れずにイラついたりし、子育てそのものも上手くできずに、育児放棄や虐待といったことに発展する場合もあります。
娘さんにそのような心配がない場合でも、初めての子育てでは、母乳をあげてもおむつを替えても一向に泣き止まないなど、何かと予想外のことが起こったり、育児書通りにはいかないなど、新米ママさんには心配の種が尽きないものです。
遠くに住んでいる場合や、娘さんが義父母と同居しているような場合は、電話やメールなどで良き相談役、良きアドバイザーとして子育てをバックアップしてあげることにより、母親になる娘さんとの親子の絆もより深まります。
やがて娘に子どもが生まれると、そのときから幼児教育が始まります。この時期にしっかりとした教育をできるかどうかで、その後の未来も大きく変わってくるでしょう。
そうした中で特に気をつけて欲しいのは、注意する場合などに、「 “イタズラ” は止めなさい」と頭ごなしに言ってしまうことです。この言葉に私は疑問を感じています。
幼児にとっては、見るもの聞くことすべてが “未知のこと” ですから、その興味から触ったり、舐めたり、投げたり、いろいろなことをします。
その興味からくる行動が、大人にしてみれば “イタズラ” と思ってしまうのかもしれませんが、それは知識不足からくる早とちりではないでしょうか。
このようなときは頭ごなしに叱るのではなく、ひとつひとつ教えてあげることが大切だと私は考えています。
子どもが抱いている興味を満たしてあげるのです。私たち大人だって、知らなかったことや知らない土地に行くと、興味津々になります。それと同じなのです。
そういったことを考えますと、いくら幼くても親が真剣にやってはいけないことを話せば伝わりますし、子どもはしっかりと考え、覚えていきます。
見ているものが珍しくて何かに触っているだけなのに「イラズラしちゃダメ!」と言われると、叱られたことに反応してそのときは止めますが、果たして相手を理解する力が芽生えていくでしょうか。
もし、子どもが何か失敗したり、やってはいけないことをしたときは、注意するより、まず「どうしたの?」と話を聞いてあげることが大切だと思います。
そして、子どもの言い分をしっかりと聞いてから “どうしてやってはいけないのか” “どうすることが正しいのか”といったことを子どもが理解できるような言葉で話して聞かせる。
そういったことを根気よく繰り返して教え諭すことで、子どもは理解し、それはやがて大人になったときに大きな財産となっているのです。
教え諭すことがなぜ肝心なのかというと、拝殿で幼児期の躾がいかに大切かということを日々、神との会話の中で目の当たりにしているからです。
幼児期に「だめ!」と叱られてばかりいた子どもは、やがて成長と共に親に反発したり、親の目の届かないところで悪いことをしたり、ほかの子をいじめるようになったり、しっかりした会話や行動ができずにいじめられたりすることがあります。
そういったことも含め、幼児期の段階でも “教え諭す子育ての必要性” を、娘さんに伝達して欲しいものです。
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