青森の神様 木村藤子の公式ブログ 日々の暮らしから得る気づき

透視人生30年以上のキャリアで培ってきた、誰しもが幸福になる生き方、考え方をお伝えします。

「ない縁」にすがりついていませんか? 

人間における四苦とは、「生老病死」だといわれます。

 

その中の「死」については、みなさん、いろんな意味で誤解されていることが多いようですが、「天寿」という言葉を、あなたはどう捉えているでしょうか。

 

たとえば、もう百歳に近いような年齢の方が亡くなったとき、ご遺族の方は「故人は天寿をまっとうして、幸せだったと思います」というようなことを言われます。

 

逆に、まだ幼い命が急に断ち切られたときには、この言葉はほぼ間違いなく使われることがありません。

 

「天寿」という言葉は、その響きの通り、「天が定めた寿命」のことです。天によって、あらかじめ決められていた寿命を天寿というのです。

 

霊の世界の観点を用いれば、幼くして亡くなっても平均寿命を大幅に超えて亡くなっても、どちらも天寿をまっとうした、ということになります。

 

しかし、幼いお子さんを亡くされたご両親の悲嘆に暮れるお顔を拝見すると、私も本当に心から辛い気持ちになります。

 

でもほんの短い期間しか今世では生きられなかったとしても、その方はその短い期間にちゃんと今世での修行を終えて旅立っているのです。

 

そして、それでも「縁」といのは不思議なもので、ちゃんと周りに生きた年数とは関係なく影響を与え、悪いカルマの清算への「気づき」を与えてくれているのです。

 

辛く悲しい別れであっても、魂は消えてしまったわけではなく、今世の肉体から解き放たれ、また輪廻転生の海にこぎ出したと心から理解できれば、たった一瞬でも「縁」を持てたことに喜びと感謝の気持ちを持てるでしょう。

 

「縁」があれば、またいつかカルマの繋がりで巡り合えると信じてください。

 

次の出会いを果たすまでのしばしのお休みなのだと思えれば、きっと悲しむばかりではなくなります。

 

カルマをまっとうし旅立った故人が、今度はあなた自身がカルマを乗り越えることで孫として生まれたりと、再び転生で会えるように、しっかりとこの世でカルマの清算をして生き抜き、故人に負けない善いカルマ作りをすべきです。

 

では逆に、最初から結婚などその「縁」がない場合はどうでしょうか。

 

「縁」というのは、神によってつながる定めを与えられていれば、あなたがその人をどう思おうと振りほどくことはできません。

 

同じように「縁」がない人とは、あなたがどんなにつながりたくても、縁を結ぶことはできないのです。

 

人間関係でも、「ない縁」を無理矢理結ぼうとすれば必ず歪みが生まれます。

 

男女間であれば、そもそも「縁」がない男女が近づいて恋愛感情が生まれるわけがありません。

 

それなのに天が定めた縁を超えて、どちらかが欲望をたぎらせれば、誰もが不幸になる不倫へとつながったり、ストーカー殺人などに発展することもあるでしょう。

 

若い男性が相談にやってきたときのことです。

 

拝殿に入るなり、挨拶もせずに「好きな女性がいるのだが、いつ結婚できるか知りたい」と言います。私が神にお尋ねしてみると、何と相手の女性は他の男性と幸せな結婚生活を送っており、お腹に赤ちゃんもいる様子です。

 

私は男性に、「相手の女性は、もう自分に縁のある相手を見つけ、きちんとその縁をまっとうしようとしているので、あなたも他の縁を探した方がいい」と申し上げました。

 

すると「確かに彼女は今、他の男と結婚しているが、それはただの気の迷いで絶対に自分といる方が幸せだし、その男よりも自分の方が彼女を愛しているのだ」と言います。

 

私は、女性のお腹にはもう新しい命が宿っていること、相談者との縁はないこと、どんなに求めても絶対に思うとおりにはならないことを話しました。

 

いくらなだめても聞く耳を持たず、形相は凄まじく、今にも私に襲いかかりそうな勢いです。私はとても、その男性を可哀想に思いました。

 

しかし、同情ばかりはしていられない立場の私です。

 

大声を出したり泣いたり、感情をもろに見せるその態度を見つめていた私は、意を決して伝えました。

 

「よくあなたの気持ちは理解できます。しかしね、これほど感情を私にぶつけてくるのは、よくないと思うわよ。その感情の激しさを直さなければ、新しい縁を結ぶこともできなくなってしまいますよ……」

 

その男性が「わかってるんだ。わかってるんだ! この激しさが嫌いと言われたんだ」と、ワーッと男泣きに泣く姿に、何ともいえない淋しさを感じました。

 

そして自分の悪いカルマに気づきながらも、なかなか直せず苦しんでいるその後ろ姿を見送りながら、「苦しいでしょうね。悪いカルマに気づいていながらも直せずにいるのは、本当に苦しいでしょう。どうか一刻も早く自分の持つ悪いカルマを乗り越えて幸せを掴んでね」と祈るしかありませんでした。

 

女性でも不倫の末にどうしても男性を諦めきれず、なんとしてでも一緒に暮らしたくて略奪婚までしたのに、結局夫は前の奥さんと子供のところに戻ってしまった、というような相談をしに見える方もいらっしゃいます。

 

一時の欲望で、ない「縁」にすがれば、自分だけでなく周りの人まで不幸にします。逆に「縁」さえあれば、時間がかかっても必ず思う人とつながれるものです。

 

未来に縁があることが定められていても、我が儘勝手放題していては、その縁さえも良縁にならないことがあることも理解していただきたいと思います。

 

今現在、あなたは「ない縁」にすがりつき、自分を見失ってはいないでしょうか。

 

 

 

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