青森の神様 木村藤子の公式ブログ 日々の暮らしから得る気づき

透視人生30年以上のキャリアで培ってきた、誰しもが幸福になる生き方、考え方をお伝えします。

人間関係のコツ

 思いやりや忍耐は、どんな人との交流においても、とても重要なカギになります。

 

 相手に対する思いやりや我慢する心があれば、相手も心を開いてきずなが深まり、お互いに何かあっても助けられる、駆けつけあえる存在になり、やがてそれが幸せへとつながっていくからです。

 

 ここでYさんの例を挙げましょう。

 

 Yさんのご主人は、Yさんが何かするたびに反対し、話をまったく聞くことなく大声で怒鳴りちらすそうで、ほとほと困り果てていました。

 

 Yさんとしては、なぜ夫が反対ばかりするのかわからず、何も言えない、何もできない状態で、それが何十年も続いていました。

 

 ご主人は職場での人間関係からストレスが溜まっていて、それを家でYさんに八つ当たりしていたようです。

 

 人との交流が苦手で、妻に対してもただ威張り散らすしかなかったご主人。

 

 十数年、喧嘩ともいえない喧嘩が続き、Yさんは子供三人を連れて、結局、離婚することになりました。

 

 このようなケースは、要は、夫婦間のコミュニケーション、思いやりのある言葉のキャッチボールがまったくできていなかった結果です。

 

 このような悲劇を避けるためにも、夫婦の対等な立場でのコミュニケーションが大事で、そこにはお互いの思いやりが求められます。

 

 もちろん、これは夫婦間に限ったことではありません。

 

 相手に対して何か疑問を感じたり、意見の違いがあったら、その時に、

 

 「なぜ? どうしてそう思うの?」

 

 「あなたはどうしたいの?」

 

 「どうすればいいと思う?」

 

 と、自分の意見を主張する前に、まず相手の意見に耳を傾けることが大事です。

 

 それが思いやりであり、それだけで相手は「尊重されている」と感じられるからです。

 

 自分が尊重されていると感じたら、自然に本心が出てくるもの。そこで、初めて建設的な話ができるようになるのです。

 

 また、相手が感情的になっていたとしても、

 

 「その理由を教えてほしいけれど……」

 

 「私はどこに気をつければいいのかなぁ?」

 

 「私も気をつけて話を聞くようにするから」

 

 などと、感情的にならず、少し時間を置くか日にちを置くなどして、相手が冷静さを取り戻す時を待ち、自分の非も認めながら、話を進めてみたらいかがでしょうか?

 

 そのようなやりとりができると、お互いに信頼ができ、相手に対する思いやりと忍耐を持てるようになると思います。

 

 親子、夫婦、きょうだいも同じこと。家族として、お互いに欠点に気づいて直しあうことは、すなわち、幸せをつくりあげていく「魂のバトンタッチ」となるのではないかと思います。

 

 

 

【私にご質問いただけるメルマガはこちら】

まぐまぐ で登録できます。

  

まぐまぐ

www.mag2.com

 

 【You Tubeチャンネル】

www.youtube.com