「自分」という存在は多面的で、一面的な存在ではありません。
兄弟姉妹、恋人や友人、母親父親、同僚など、自分の周りの人々にとってのあなたは、さまざまな顔を持っていることでしょう。人それぞれ、あなたという人間をどう受け取っているかは違うかもしれないのです。
人間関係が広がれば広がるほど、人はたくさんの役割を担う必要が出てきます。そしてその役割が増えれば増えるほど、中には意に沿わない役割を担わなければいけない局面も出てくるかと思います。
では、ここで少し考えてみましょう。さまざまな関係性の中であなたが最も「落ち着く」、または「安心できる」と感じている関係性は、誰との関係性ですか?
たとえば…
「自分を慈しんでくれる両親との関係」
「気の置けない友人との関係」
「愛している連れ合いとの関係」
「誰より自分を必要としてくれる子どもとの関係」
これらは本当にかけがえのない関係です。自分が自分らしくいられ、しかもどんなに自分らしくいても、相手もそれを許容してくれると信じられるからこそ、「落ち着いて安心した」気持ちになれるのです。
しかし成人した大人であれば、毎日24時間、常に「落ち着いて安心した」状態でいられないことは百も承知でしょう。
なんとかゆったりした時間を多くとり、ストレスいっぱいの時間を減らそうとしても、なかなかそうもいかないのが現実です。
拝殿を訪れる方の相談は多種多様ですが、大きく区別しますと10パターンぐらいでしょうか。
その中には、気づかずにいることから苦しみ、泣き、そして命を絶つことを考えたりする方がいらっしゃいます。
その中で最も多いのは……
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