私たちの世界は、有と無の絶妙なバランスの上に成り立っています。物事が存在するためには、その反対の存在も必要不可欠です。光があるから影があり、音があるから静寂があります。山があるから谷があり、喜びがあるから悲しみもあります。
老子の言葉を借りれば、「有と無は互いに生み出し合う」のです。例えば、器の中の空間は「無」ですが、それがあるからこそ器としての「有」の機能を果たせるのです。ドアの開口部は「無」ですが、それがあるからこそ部屋という「有」の空間が生きてきます。
また、私たちは潜在的な可能性という「無」を内に秘めています。その可能性に気づき、引き出すことで、顕在化した能力という「有」を手にすることができるのです。可能性を信じ、あきらめずに努力を続けることが肝要です。
一方、「有」に執着しすぎると…
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