心と心を通い合わせるには、次のような心がけを持って接することが大事です。
まず、人との会話において、
「相手が何を言っているか、何を伝えたいのか、聞きたいことは何なのか?」
そうしたことを、
「瞬時にキャッチし、正しく理解しているかどうか?」
そして、人のことをとやかく言う前に、
「自分にも落ち度はなかったか、反省点や知識不足はなかったか?」
など、自らを振り返って考えているか。
次に、人の一面だけを見て、判断することなく、見えないところで何が起きているのか、それを想像しながら、相手の気持ちを推しはかったり、相手の全体像について正しい判断ができているかどうか。
そのように、「相手の立場や気持をくみ取る思いやりを持ちながら、自分自身の心をふり返って落ち度がなかったかを確認すること」が大事です。
その心がまえができていないと、ただ表面的な現象だけにとらわれて、問題の原点がわからず、ゆえに対処方法も見誤ってしまうおそれがあります。
それでは、問題が解決するどころか、事態はますます悪化し、堂々巡りをしてしまうでしょう。
何か事が起きた場合に、間違った対応をしてしまうのは、「原点を省りみない、自分勝手な思い込みによる感情論が先立ってしまう」ことが多いようです。
つまり、人との交流における知識不足が一番に影響しているようです。そして、頑固な人ほどそれに気づくことが難しいのです。
とりわけ、性格的にとても生真面目なタイプは、正直でまっすぐな反面、非常に頑固な面もあわせ持っています。
私はいつも皆さんに言います。
「頑固な面を持っていれば、その頑固さで良い方向へ向ける根性があるはず」と。
つまり、頑固さをどちらの方向に向けるかが大事で、知識が不足していると良い方向に向けにくくなって、ものの見方や判断力が偏ってしまうおそれが出てくるのです。
それを頑固にがんばる心の方向に直す力を得れば、その少年、少女のような面を対人関係において長所として現わしていくことも大いにあるでしょう。
ところが、頑固で真面目であっても、相手に対する理解力や判断力が不足したまま、「自分には落ち度がない」という思い込みを変えなければ、他の意見は一切受け入れない「ただの頑固者」になってしまうところに問題があるのです。
つまり、思いやりや理解力に欠けると人の心を推しはかることができず、いくら真面目であっても、相手の気持ちや本心が理解できないので、人との交流がうまくいかないのです。
これが真面目なタイプの人が陥りやすい点です。
人の心、人とのつき合い方における知識が不足していると、「こうに違いない」と自分勝手な解釈をしたまま、他の見方や意見に耳をかそうとしなくなる。
それでは、「手に負えない頑固者」と言われ孤立してしまうことになりかねません。
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