2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧
この浮世の中で、人々はしばしば物質的な富に心を奪われ、その一時的な輝きに目を奪われがちです。土地やお金といった財産は、確かに目に見える安定と繁栄をもたらします。しかし、これらはいつか失われるかもしれないものであり、真の安寧を約束するもので…
わが親であっても、わが子であっても、別々のカルマを持っています。 自分のカルマを清算するために親を選んで、その母親のお腹に入り、生まれてきます。誰もが、カルマのリュックサックを背負いながらも、可愛い顔をして生まれてくるのです。 同じ兄弟でも…
「条件付けられた意識」という概念は、まるで自動意思決定システムのようなものです。これは、一度プログラムされると、一寸の狂いもなく自動的に稼働するコンピュータープログラムに似ています。この意識は、自分自身で気づくことも可能ですが、気づいて書…
「お金さえあれば幸せになれる」 そのような言葉をときどき耳にします。 しかし、私はそうは思いません。お金だけあっても、目的や理解する心、愛情がなければ幸せにはなれない、というのが私の考えです。 もちろん、お金があれば何でも好きなものを買えます…
「自分のことが嫌い」という言葉は、しばしば人々の口から漏れ聞こえます。この悲痛な告白の背後には、「こうあるべき」「こうでなければならない」という無形の鎖が存在しています。多くの人々は、このべき論の枠組みに自らをはめ込み、その枠から外れるこ…
私はよく、「連鎖」について話をすることがあります。 この「連鎖」には、根拠のない「迷信」を信じてしまい、家族の中で後世にまで引き継いでしまっている時代錯誤なものもあります。 その代表的なもののひとつが、何でもかんでも霊障や先祖のせいにする考…
昨今の世を眺めますと、人々のコミュニケーション能力の衰えが、まるで秋の夕暮れの如く静かに、しかし確実に進行しているように感じられます。言葉の選び方、その表現、顔の表情、さりげない身振り手振りに至るまで、かつての繊細さは影を潜め、今やスマー…
日々、様々なことをお伝えしておりますが、結局のところ行動を伴わなければ、それは虚しい響きに過ぎません。インターネットという驚異の技術が、我々の生活を一変させたことは否定できません。しかしながら、その裏に潜む弊害は、
神殿を訪れる人の中には、神様のメッセージをお伺いに来たというよりも、あらかじめ自分で決めてきた答えを、私の口から聞きたいだけという方が数多くいらっしゃいます。いわば再確認みたいなことです。 いくつかの例を挙げると、仕事を辞めたばかりで、より…
つまみ食いは、わかったような気になるだけで、実は何もわかっていないのです。すべての物事には文脈があり、それを無視しては真実の理解は得られません。たとえば、
日々の生活の中で、誰もが時には心が沈みがちになります。 そんな時、自分自身をいたわりながら、心のバランスを取り戻すための一歩を踏み出すヒントがここにあります。 今回のメルマガでは、「気分が落ち込み、負のループから抜け出せない」という相談に回…
女性としてのあるべき生き方、人生というものを深く考えていきたいと思います。 まず、みなさんは “女らしさ” ということをどのように考えていらっしゃるでしょうか? “女らしい” という言葉を聞いたときに、かわいい洋服が似合うおとなしい女性、言いたいこ…
世間で話題になっていると聞くと、我々はしばしば、その話題が万人の知るところであると錯覚しますが、真実は「ほとんどの人は知らない」のです。世間というものは概念的で実態がなく、現実とはかなり乖離しているということを、我々は知るべきではないでし…
「どうすれば相手がこちらの意見を素直に聞いてくれるか」というと、まず相手の長所を認めることから始めると、相手の心が開きやすいと思います。 お世辞ではなく、あくまで客観的な目で見て、相手の良いところを言葉にして伝えてあげる。 「あなたにはこん…
子供の言葉が理解できず、会話が噛み合わない。このような家族間のディスコミュニケーションは、現代社会における頻繁に耳にする悩みです。なぜこのような断絶が生じるのでしょうか。その根底には、
自らが持つ情報と、他者が持つ情報とを戦わせることに、果たして意味はあるのでしょうか。情報と情報のぶつかり合いは、まるで
本当の美は、決して外界にあるのではありません。それは、深く、静かに、しかし確かに、私たち自身の内に宿るものです。その美を超えるものは、
多くの場合、「気づき」という言葉が持つ意味を、「新しい発見」という観点から考えがちです。しかしながら、気づきの本質とはむしろ、
自分を愛することは、確かに美徳の一つです。しかし、その愛が経験や実績に裏打ちされず、単なる心理テクニックによるものであれば、それはやがて
物事の成否を量る尺度とは、一体何でしょうか。短期的な目標に縛られ、その達成をもって成功とし、達成できぬことを失敗とする。しかし、そこに人生の終焉はない。人生という長大なスパンで考えれば、
今週のメルマガでは、「運命だから仕方がない」という思考を軽やかに手放し、少ない労力で大きな成果を目指す方法を紹介します。努力は必要ですが、それを賢く、効率的に行うことで、人生を変えることが可能なのです。 運命を言い訳にせず、状況を上手く利用…
自分というのは記憶の積み重ねによる現象なのです。記憶は体験によって生成されますが、記憶はいかようにも改変されます。つまり、
子供の目はありのままを見ます。この純粋な視線は、日常の何気ない親の、先生の、周りの大人の言動、生き様を、曇りのない目でつぶさに観察しています。親になった途端、教える立場になった途端、自分が出来もしないことを子どもたちに言っても、
やる気のスイッチは、まさしく
誰もが「当たり前」のことが当たり前にできれば、「当たり前」という言葉はこの世に存在しないのです。しかし、
人間が成長していく過程では、生き方の指針となってくれる人の存在はとてもありがたいものです。 そういった人からは、知らなかった価値観や実践的な生き方など、多くのことを学ぶことができるので、大きな目標として前向きに生きていくことができるのです。…
あなたが考える「こうしなければいけない」のすべては、過去の経験や環境から導き出される
やりたいことがあったら今すぐやるべきです。もう少しお金がたまったら、もう少し仕事が落ち着いたら、もう少しで子育てから手が離れるから…。そうしているうちに年を取り、夢も枯れ、自分を納得させる理由をなんだかんだつけて、過去の自分を「若かったから…
人類の誕生から、これまで1080億人の人間が誕生したと言われています。自分という存在は、そうした過去に存在したすべての人類の最先端に生きています。この奇跡的な事実を噛み締めてみてください。私たちの存在は、無数の先祖が織りなす長い歴史の結晶であ…
どんな物事も、継続なくして大成はありません。この真理を悟れば、世の中に跋扈するマヤカシに踊らされることはないでしょう。毎日、コツコツと努力を積み重ねることが、何よりも重要です。 社会的に条件付けられた意識や、様々な体験を通して形成された意識…