気づき
ひとくちに知識不足といっても、ピンからキリまであります。 例えば、田舎の子供にナスやトマトを見せて、「これはどこで採れるの?」と聞いたとすると、「畑で採れる」と答えるでしょう。 片や、都会の子供に同じことを聞くと、「スーパー」と答えるかもし…
これは、たとえば、過去にユダヤ人を虐殺した側の人たちにもいえることです。 その時代の政治的な事情で、上官の「虐殺しろ」との命令に従わざるを得ない理由であっても、殺人は殺人であって、罪をつくることになるのです。 このカルマが、どうのような形で…
情けは人のためならず 袖振り合うも多生の縁 どちらの諺も、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。 他人との関係性を表すこれらの諺は、よく耳にする割には非常に誤用されることが多いようです。 「情けは人のためならず」は、「誰かに情けをかけ…
人と人とがより強い縁を結び、互いの悪いカルマを解消してトラブルを未然に防ぐためには、相手の方への感謝の気持ちを常に持つようにすることが大事です。 そして、日頃から感謝しているという「気持ち」を言葉にするのは、感謝の気持ちを持つのと同じくらい…
この世の誰もが、前世のカルマゆえに生まれ変わってきている。 神の世界から見た罪汚れ、至らなかった心の不足に気づいて改めるために、そして、新たな知識・常識を身につけて、やり残した課題に再度チャレンジすることによって、心を磨き、スピリットをより…
すべての人にそれぞれにお役目があります。 お役目とは、この世に生まれて、それぞれに与えられたことがらをまっとうしていくことで、それは、悪いカルマを克服して善いカルマを増やすことでもあります。 人間としてこの世に生まれてきたということは、私を…
この世にはふたつの真理があります。 ひとつは、誰もが生まれた瞬間から必ず死に向かって進んでいるということ。寿命の長さには差がありますが、誰もが自分に与えられた寿命をまっとうし、現世での修行を終え旅立っていくことになっています。 寿命に関して…
人は生まれながらにして長所と短所を持っています。長所が「幸せを呼び寄せる種」ならば、短所は「幸せからあなたを遠ざける種」です。 自分の長所について考えているとき、あなたはどんな気持ちでしょう。これまでの人生の中で楽しかったことや上手くいった…
今の時代は科学技術の向上や物質文化の発展によって、目まぐるしいほどのスピードで動いています。しかも新しいメディアの登場で、以前は不可能だと思われていたこともどんどん可能になってきたので、知識を得たり、見聞を広めることも比較的手軽にできるよ…
親子問題を抱えている人達は、大きく分けて親が2種類の接し方をしてしまっています。 一つは、子供が反抗的な態度をとっても、「思春期なんだから仕方ない」とすませてしまうケース。 これは、理解ある親のつもりかもしれませんが、まさにこれも偏った部分…
悪いカルマは、自分以外の誰かから教えられたり、指摘されたりしても、素直にそれを認めようとはしない、とても頑なな心のクセ、性格の歪み、短所です。 それは、身も心も悪いカルマに慣れきってしまって、「住めば都」ならぬ「住めばより居心地のよい自分の…
私の忍耐力は、無念さをぬぐいきれない目にも度々出会ったことで鍛えられました。 ある時、30代の娘さんが相談に訪れました。仮にTさんとします。 私が透視で見ると、Tさんは対人関係でトラブルを起こして、その結果、精神バランスを崩していました。 彼女は…
あるとき、相談者の女性がいきなりこうおっしゃいました。 「出て行ったんです。帰っていいでしょうか」 その言葉を聞いても、相談者が何を伝えたいのか、私にはまったく分かりませんでした。一体、誰がどこへ出て行ったのか。そして誰がどこへ帰りたいと思…
人間は、スピリットの向上を目指すために輪廻をくり返しています。 スピリットとは、人間誰もが持っている心、すなわち精神や魂と呼ばれる目に見えない心の働きです。 そして、誰もが予めこの世でスピリットを磨くための道のりを決めた上で、誕生します。ス…
ブッダが説いた「難行・苦行では悟ることはできない」という教えは、心を磨くことの大切さを述べたもので、その意味で、キリスト教も仏教も同じことを説き、結局は同じところを目指しているように思います。 それはすなわち、スピリット(心・精神・魂)の成…
「受験に失敗した」 「たった一度の浮気から離婚に至ってしまった」 「飲酒運転で人身事故を起こした」 こんな失敗を経て、これからの人生をどうしたらいいかとか、こんな大変なことを私に引き起こした悪い霊を祓ってほしいという相談者が、私の拝殿にはたく…
人を助けたり、導く立場の人が与える知識は、 民の自立と自由を促すために気づきのヒントを与えられます。 片や知識のないリーダーは、民を見下して自分の利益のために利用し、民を自立させないように知識を制限します。 ところが、今のインターネットの時代…
カルマというのは、過去に何らかの縁があった、わかりやすく言えば、つながりがあったということです。 それともう一つ、同じ欠点を持っている魂同士だからカルマを共有する関係になる、ということもあるわけです。 そのために、同じ困難に出会い、同じ苦し…
「一緒にいると本当に楽しいです」 「あなたに話を聞いてもらうとすごくすっきりする」 「おしゃべりできて、うれしかった!」 誰かから、こんな言葉をかけられたら、どう感じますか。 それだけでなんとなく元気になれるような気がしませんか。逆に、 「たい…
私は今の仕事を通して、自らが災いや不幸を招いている訳さえ気がつかず、苦しみから逃れられない人々の姿を嫌というほどたくさん見てきました。 また、私自身も、心で納得できない出来事に苦しんだり、「いったい何事が起きたのか?」と到底理解できない苦し…
ここでいう知識とは、ものごとを正しく理解し、判断するための知識、常識人として最低限身につけておくべき知識です。 すべての知識が役にたちます。 一例をあげれば… 普段私たちが口にしているお米や野菜はどのようにしてできているのか? 水はどこからやっ…
昔から、日本人の習慣として、神仏の前では両手を合わせて頭を深く垂れ、感謝の祈りを捧げてきました。 また日本人に限らず、古今東西、どんな宗教宗派でも神や仏に対して祈りを捧げる風習があり、それは現代に引き継がれています。 日本の家庭には、たいて…
その国、その地域に見合った魂が、その土地に生まれてきます。 親が自分の魂のレベルに応じた子供を宿すように、その国のレベルに応じた魂がその国に生まれ、この世での修行をしていくわけです。 そこで大事なことは、個人においても、また国家においても、…
「でも」 「だって」 「〜のに」 あなたは、どのくらいの頻度で、これらの言葉を使っているでしょうか。楽しいおしゃべりの最中で、別に相手の言うことに対して反対の意見を持っていないときでも、ついつい無意識に「でもね」と言葉を継いではいませんか。 …
子供について相談したいと、若いお母さんが私の拝殿を訪れました。 小学校に入ったばかりの娘さんが、学校で全く口をきかなかったり、気に入らないことがあると石のように固まって全く動かなくなるので、専門家に診てもらうように学校から連絡があった、とい…
プライドの高い人ほど、苦悩の原因を自分以外に求め、「透視がはずれた」と不平をいわれます。 なぜ透視をして当たりはずれがでるのか? これは長い間、私の疑問でもありました。 それは、まさにその人のカルマゆえでもあるわけです。直さなければいけない欠…
あなたの願いを叶え、幸せを手に入れるためには◯◯行をしなければいけない。 不幸の原因は、神の通り道である霊道だから。 あなたの人生がうまくいかないのは、悪霊が憑いているから。 困っていたり、悩みを抱えているときに、いかにも能力者然とした人からそ…
生きる意味を真剣に問い、何があっても、たとえどんなに苦しい出来事に遭遇しても、それでも生きなければならない、という思い。それは人生の順風満帆な時ではなく、むしろ人生の日陰に入った時、非業の運命に直面した時にこそ、人としてあるべき姿として心…
人生のさまざまな苦悩に直面した時が、目覚め、すなわち、気づきのチャンスです。 一見不幸に思える困難や苦しみは、スピリット(精神・魂)が目覚めるためのきっかけになるからです。 目覚めとは、自分の運命、カルマに気づくことです。 神から透視(霊視)…
私がこれまで折に触れて皆さまにお伝えしてきた、カルマの法則についてもう一度お話ししておきたいと思います。 このブログを初めて読まれる方にとっては、新たな知識として、また何度か読まれている方々にとっては、再確認の意味で、改めて心に留めておいて…