親子関係
知識不足の親に共通しているのは、幼児教育から子供のことを理解しているつもりが実際には理解できずに、未来において不登校や社会人として人と交流できない人間にしてしまう場合が多いことです。 うちに相談に来られた親子連れでもこんなことがありました。…
世の中にはさまざまな親がいるもので、驚いてしまうのですが、「子どもなんだから親孝行しなさい」などと強要する親までいます。 家族というのは特別な存在です。世界中で唯一、血がつながっている人間同士ですし、同じようなカルマを背負って生まれてきてい…
多くの人にとって、パートナーとの死別も、切実な問題だと思います。 長年連れ添ったパートナーとの死別はとても心が痛み、人によっては大きなストレスとなることでしょう。 しかし、カルマの法則から見れば、肉体の死は輪廻の通過点に過ぎません。 それを信…
私たちはどうしても主観的に世界をとらえてしまいます。ひとりひとりが “個” として存在し、それぞれがそれぞれの感覚、価値観で世界を解釈しているため、主観的になってしまうのは仕方がないのです。 でも、だからといって、個人主義に生きていいかというと…
みなさん、「家族」について深く考えたことはありますか? 多くの場合、家族というと「血のつながり」をイメージするのではないでしょうか(もちろん、養子縁組などによる家族もあります)。 でも、よくよく考えてみると、家族を構成する基本といいますか、…
「慈しみ」と「愛着」ということについて考えてみたいと思います。親のさまざまな感情を分析して明らかにすることで、子育ての間違いを正すことができるのではないかと思います。 ではまず、「愛着」について考えてみましょう。 愛着というと、子どもを愛す…
親として、子どもに教えていかなければいけない「価値観」があります。それが、“共存”というものです。 これは、親自身がよく理解し、自らも “共存” といった生き方を実践し、その素晴らしさを身をもって知っている必要があるでしょう。親が体現していないと…
人には一人一人、違った時間感覚があります。何事にもゆっくりしたペースで臨む人は、せかせかと忙しなく物事を瞬時にどんどん判断していく人のことを「付いていけない」と思い敬遠しているかもしれません。 逆に、感情でも仕事においても処理能力が高く、素…
私たちは社会の中で生活していますから、〝節目〟があります。学生にとっては、受験、就職というのが、人生の大きな節目ですが、親にとってもまた、子供の受験、就職というのは節目になります。 そして、親だからこそ、うるさいことを子供に言ってしまう場合…
子供を産んでも、精神年齢が未熟すぎて子どもを愛せない親たち。そんな親が、確実に存在しています。 ある50代の女性は、20歳のときに結婚して出産しましたが、すぐに夫とは別れたそうです。産みたい気持ちよりも義務的な気持ちだったらしく、「なぜ、産んで…
〝親子の愛〟を感じることができない方がいます。 親の愛とは人間の根源的な部分ですから、ここが欠如していると心に問題を抱えてしまう場合があります。 相談者の女性は、「世界でいちばん嫌いなのは両親」と言い切ります。 父親は借金と失踪を繰り返し母親…
多くの親御さんは、子供には「有名大学に入学して、一流企業に入社してほしい」と望んでいると思います。そのために、幼稚園や小学校など早い段階から〝お受験〟をされる方は少なくありません。 ある女性の方は、自分の周りの人たちの多くがお受験に関心があ…
子供が熱中していることを、どこまでやらせてあげるのか? そこに悩む親御さんは多いのではないでしょうか。ある40代夫婦の小学2年生の息子さんは、最近ゲームに熱中していて、うまくいかないと怒りちらして何回もやり直すそうです。 きりがないと思い、「次…
「自分の子育ては間違っていない」と、頑なになってしまう方がいます。 ある40代の女性の相談者は、息子さんの不登校について悩んでおられました。息子さんは小さいころから落ち着きがなく乱暴だったそうですが、彼女は誰に相談するわけでもなく、ネットなど…
年齢を重ねて時間とお金にそれなりに余裕が出てくると、「親孝行しなきゃいけないな」と考え始める方は少なくありません。 ある女性(40代)の母親は、がむしゃらに生きてきた方でした。熟年離婚した夫の面倒も最後までみて、彼女と兄のふたりを大変な苦労を…
親子の間でも、言うまでもなく多くのカルマが連鎖していきます。たとえば良好ではない夫婦関係を子供に見せていると、そういった良好でない関係性は親から子へと連鎖して受け継がれていきます。 非常に強い関係性で結ばれた親子という間柄で、親は子供に何を…
ひとくちに知識不足といっても、ピンからキリまであります。 例えば、田舎の子供にナスやトマトを見せて、「これはどこで採れるの?」と聞いたとすると、「畑で採れる」と答えるでしょう。 片や、都会の子供に同じことを聞くと、「スーパー」と答えるかもし…
この世にはふたつの真理があります。 ひとつは、誰もが生まれた瞬間から必ず死に向かって進んでいるということ。寿命の長さには差がありますが、誰もが自分に与えられた寿命をまっとうし、現世での修行を終え旅立っていくことになっています。 寿命に関して…
親子問題を抱えている人達は、大きく分けて親が2種類の接し方をしてしまっています。 一つは、子供が反抗的な態度をとっても、「思春期なんだから仕方ない」とすませてしまうケース。 これは、理解ある親のつもりかもしれませんが、まさにこれも偏った部分…
私の忍耐力は、無念さをぬぐいきれない目にも度々出会ったことで鍛えられました。 ある時、30代の娘さんが相談に訪れました。仮にTさんとします。 私が透視で見ると、Tさんは対人関係でトラブルを起こして、その結果、精神バランスを崩していました。 彼女は…
子供について相談したいと、若いお母さんが私の拝殿を訪れました。 小学校に入ったばかりの娘さんが、学校で全く口をきかなかったり、気に入らないことがあると石のように固まって全く動かなくなるので、専門家に診てもらうように学校から連絡があった、とい…
私がこれまで折に触れて皆さまにお伝えしてきた、カルマの法則についてもう一度お話ししておきたいと思います。 このブログを初めて読まれる方にとっては、新たな知識として、また何度か読まれている方々にとっては、再確認の意味で、改めて心に留めておいて…
「私は◯◯大学卒」とか「有名企業に勤めている」、「昔は勉強ができて成績が良かった」などと、昔とった杵柄をいつまでも自慢しているようなタイプの方々は、それが他人にはピエロのように見えていることさえ気づかない……。 これが、本人が気づけない大きな理…
自分と相手との相性を知りたいとやってくる若い方の恋愛相談も多いのですが、問題は、相手のうわべだけしか見ていない人が多いことです。 容姿や学歴、どんな職業か、どれほど財産があるか、相手の親と同居をしなくてもいいか……などなど。特に疑問に感じるの…
母が霊能者として働いていた時代は、まだ霊能者に対する偏見が強く、さまざまな嫌がらせを受けることもあったそうです。それでも生真面目な母は、周囲の人たちと争うことなく懸命にお役目を果たし、仕事は多忙を極めていました。 母は、神との会話について親…
自分にとっての適職がわからない、やりがいのある仕事や職が見つからないと、職を転々とする方がいらっしゃいます。 人それぞれに事情や理由はあるのでしょうが、そのような方の中には、現実よりも理想ばかりを追い求めている方が少なからずいらっしゃいます…
人間である以上は、誰でも間違いを起こしたり失敗することはあるでしょう。 それでも、常に前を向き、自分のやるべきことを続けていくことの先には、明るい出来事や素敵なご縁が待っていると私は思っています。 ところが相談者の中には、自分の言葉数のみ多…
人との交流がうまくできない人は、言葉のキャッチボールが苦手で、それゆえ理解力や判断力に欠け、周りから浮いてしまったり、人とトラブルを起こしやすくなります。 そもそも、会話において話がかみ合っていなければ意思の疎通がうまくいかず、何か問題が生…
高齢化社会になって、認知症の親を抱えた人も増え、家族による介護の難しさが問題になっています。 施設などの受け入れ体制の問題もさることながら、家族が介護をする場合、認知症の当人には記憶力や判断力の低下があって、家族にとって適切な対応の仕方がわ…
家族は、お互いに成長しあうために関係を結んだ「運命共同体」とも言えます。 しかし、中には、人としての心のあり方、心の知識を教えられない親もいます。 うわべだけの格好よさや学歴など、親の我欲を子供に押しつけたり、自分の無知や非常識さに気づかな…