青森の神様 木村藤子の公式ブログ 日々の暮らしから得る気づき

透視人生30年以上のキャリアで培ってきた、誰しもが幸福になる生き方、考え方をお伝えします。

春後半生まれの人の運命

芯は強くても人当りは柔和な

天性の社交上手

春後半生まれ

 

【本来のあなたの性格の特徴】

  •  協調性がある

  •  人の言いなりにはならない

  •  人当たりは柔らかいが、芯が強くて気丈

  •  我慢強い 

  • 社交上手

 

【あなたの基本性格】

 

3月下旬〜5月初旬にかけては、春のそよ風に誘われるかのように、次々と色とりどりの花が咲いて私たちの目を楽しませてくれる時節です。

 

 そのうららかな気候のように、春後半に生まれた人は、明るくておっとりとした性格。春に咲く可憐な草花のような優しい雰囲気が持ち味です。

 

 物腰が柔らかいので、一見すると、すぐに弱音を吐くような頼りない人に見えますが、決して弱くはありません。芯は実にしっかりしていて、我慢強く、ちょっとやそっとのことでは音を上げたりしない人です。柔和な顔の奥に、踏まれても枯れない雑草のような、したたかで打たれ強い面を秘めています。

 

 人当たりよく、年齢や立場の垣根を越えて多くの人と親しくしていきますが、人の言いなりになったり、自分の意思を曲げたりするようなことはありません。

 

 現実を見る目が実にシビアなのも特色です。考え方もドライで、利にく、根回しも上手。先見の明もありますので、“寄らば大樹の陰”といった計算も素早くでき、あえて損な役回りを引き受けたり、妥協もいません。

 

 時には自分の目的を果たすことを最優先して、本音を隠したまま秘密裏に事を進めてしまうこともあるようです。そんな様を見た人からは“自分の利を優先する計算高い人”“ずる賢い人”と思われることもあるでしょう。

 

 また、「いい人に見られたい」という気持ちに突き動かされて、誰かれかまわず愛想よく振る舞っているうちに、自分には人を思いどおりに動かす才覚があると錯覚してしまうこともあるようです。でも、傲慢になってしまっては、大事な人間関係にヒビを入れてしまう結果を招きますので要注意です。

 

 あなたは本来、聞き上手な社交家で、相手がどんな職種や立場、地位の人でも、態度を変えることなく公平、平等に接していける人です。そのいな社交性をいい方向に働かせるためには、視野を広く持ち、常識を得ることです。

 

 しっかりと知識を得れば、その場に合った言動で周囲を納得させたり、みんなの意見を上手にすり合わせていくこともできるようになるでしょう。内面のしぶとさを気丈さとして生かせるようになれば、年齢を重ねるとともに、さまざまな場でまとめ役や調整役になることが増えていくのではないかと思います。

 

 いずれにせよ、周囲も自分も生かす和合の精神をモットーにすると、人としての魅力も人間関係の幅も年月とともに大きく広がることでしょう。

 

【あなたの恋愛・結婚・家庭】

春後半生まれはもともと社交的で、男女かかわらず、誰とでも仲よくなれる性格ですので、恋愛においても、その特質を生かして存分に恋を謳歌しているように見られることが多いかもしれません。でも、そうとはいえないようです。

 

 実は、グループ交遊はリラックスして楽しめるのに、一対一だと途端に緊張してしまいやすく、あなたもその点にジレンマを抱えているのではないでしょうか。

 

 そうなるのには理由があります。春後半生まれの人は、「素敵な人に思われたい」という気持ちが強いために、あなた自身はたとえ無自覚であったとしても、異性の前でつい〝いい人〟を演じてしまいやすいのです。そのため、本音で生きる自然体の人を前にすると、なぜだか妙に緊張してしまうのです。

 

 しかも、その相手が好みのタイプであれば、緊張感はさらに高まってしまい、いつもの柔和な笑顔もこわばってしまいがちに……。これでは、あなたの良さが伝わらず、恋が生まれるのを期待するのは難しくなってしまうわけです。

 

 ですので、まずはグループ交際で友情を育み、その延長線上で恋をスタートさせるほうが、多少時間はかかりますが恋の成就はスムーズにいくでしょう。

 

 ただ、交際後は、異性の友達とのつき合いに注意が必要かと思います。男女かかわらず友人が多いあなたにとっては、男(女)友達は単なる友人のひとり、いわば“ただの友達”でも、恋人から見れば“ひとりの男性(女性)”です。

 

 そこに気づかず、異性の友達とふたりで飲みに出かけると、恋人から「ほかの男性(女性)に色目を使っている」と思われてしまう可能性があるのです。春後半生まれは、こういった男女の心の機微に疎い面があるので気をつけましょう。

 

 また、春後半生まれは性格的に仕事にやりがいを感じる人が多く、交際が長い春になりがち。結婚がどんどん先延ばしになるケースも多く見ています。

 

 さて、そんな春後半生まれの人が結婚すると、なんでも話し合える友達感覚の夫婦、いわゆる友達夫婦になることが多いようです。ただし、新婚時代が過ぎて、ふたりの関係に慣れが生じてくると、パートナーの社会的地位によっては、相手を見下すような言動が出やすくなりますので気をつけましょう。

 

 また、結婚後も仕事に友達づき合いにと飛び回り、家庭第一とはいかないタイプです。外出する機会が度重なると、仲のいい友達夫婦といえども伴侶から文句が出ますので、パートナーには十分、気を配るよう配慮してください。

 

【あなたの才能・適性】

 春後半生まれは、“社交性”と“協調性”に長けていますので、ジャンルにかかわらず、人と関わったり、人と人を結びつけるような職種が適職といえます。

 

 たとえば、多くの人と接するブティックや飲食店などの接客業やイベント業、パーティー関連などが才能を生かせる職場といえるでしょう。

 

 どんな仕事であれ人間関係が基本になりますから、幅広い分野に適性があるといえますが、ただし、心の内にある柔和さとしたたかさの二面性を自覚しないでいると生来の才能を生かせませんので、その点をしっかり理解しましょう。

 

 集団の中でこそ才能を発揮できるタイプですので、逆に言えば、ひとり黙々と取り組むような仕事は不向き。また、男女かかわらず、同性より異性の多い職場、あるいは、異性と共同で作業するほうが、本来のよさを生き生き伸ばせるという面白い特色があります。この点も、仕事選びの参考にされるといいと思います。

 

 とはいえ、異性の多い職場の紅一点、黒一点としてちやほやされることを望むような気構えでは、仕事運が下がるのでご注意を。あくまで対等の立場で積極的に働くことが飛躍のカギになりますので、そこを忘れずにいてください。