青森の神様 木村藤子の公式ブログ 日々の暮らしから得る気づき

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〝余計な〟プライドが生み出す人間関係のもつれ

 プライド——。

 

 みなさんはこの言葉を聞いて、どのようなイメージを抱くでしょうか。

 

 ある人は、「仕事にプライドを持つ」というようなポジティブな印象を持つでしょうし、反対に「上から目線の嫌なやつ」とネガティブな感想を答える方もいらっしゃるでしょう。

 

 そこで辞書でこの言葉を調べてみますと、プライドとは「誇り」と最初に書かれています。「誇り」と聞くと、私たちは自分に自信を持った気高い人物をイメージしますが、「プライド」と聞くと、鼻持ちがならなくて少し敬遠したくなる人物を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

 

 例えば、もしあなたが、「君はプライドの高い人だね」と言われたら、どのように感じますか? おそらく、多くの人が褒め言葉ではなく、婉曲に嫌みを言われたと感じるのではないでしょうか。

 

 よく、「あの人は余計なプライドばかり高い」などといった話を耳にしますが、この〝余計な〟というところが今回のお話のキーポイントとなります。

 

 本来、プライドという言葉が持つ意味は、〝誇り〟とあるように、自信に裏打ちされた大切な気持ちです。ひとつのことに矜持をもち、それを貫き通す強い意志がプライドというものです。

 

 この気持ちは何をするうえでも必要で、成功を収める人というものは必ずこのプライドを持っています。それなのに、なぜ私たちは〝プライド〟と聞くと、煙たがったり、マイナスのイメージを持つのか。まずはそこから考えてみていきましょう。

 

 先日、あるレストランでご飯を食べていたとき、隣の席に若い男女のグループが席について、おしゃべりを楽しんでいました。聞くとはなしに彼らの話が耳に入ってきたのですが、ある青年が話しだすと、その場のトーンが少し落ちることに気がつきました。

 

 どうもその青年は自分の詳しい話題になると、「あ〜、知ってる! それはね……」と人の話を遮り、マシンガンのように自分の知っていることを話し、自己満足をしていたのです。もちろん、この青年の話にその場が盛り上がるわけもなく、彼らの中には白けたムードが漂っています。しかし、その雰囲気に気がついた青年はなおのこと、おもしろくしようと話すテンションをさらに上げていきます。

 

 青年は確かにその話題についてよく知っているのかもしれませんが、ほかの若者たちの顔には「あ〜、また始まった……」っと、ありありと書いてあるかのようで、誰も真剣に彼の話を聞こうとする者はいませんでした。

 

 事実、彼が席を外したときに、最初にその話題を持ち出した男性が話を始めると、みんなが耳を傾けて、うなづきながら会話を楽しんでいました。私の目から見ても、その男性の話のほうが説得力もあり、人の心を打つものでした。このふたりの青年には、いったいどんな違いがあるのか。そこには先ほどの〝余計な〟が関わってきているのです。

 

 みなの耳目を集めた男性、仮にAさんとしましょう。Aさんはその説得力ある話し振りから察しても、くだんの件について、相当の知識と自信を持っていることが見受けられました。だからこそ、マシンガントークのBさんに話を奪われてしまっても、慌てることなく、きちんとした態度で接することができたのだと思います。かたやBさんには落ち着きがなく、周りを省みることができない対応は、かえって自信のなさの表れのように感じます。

 

 同じ話題に強みを持つふたり。そこには負けたくないという対抗意識があっても不思議ではありませんが、Bさんは〝余計なプライド〟を持つがゆえに、支持を集めることができなかったといえるのです。

 

 この場合は、友人同士の会話というとてもドメステッィクな状況なので、大きな問題へは発展しないでしょう。しかし、これが職場や家庭内で四六時中行われていたらと考えてみると、状況は変わってきます。

 

 例えば、あなたの職場にBさんがいるとしたらと、想像をしてみてください。ほとんどの人が「一緒に働きたくはない」と思うのではないでしょうか。

 

 しかし、悲しいことですが、Bさんのように余計なプライドを持つ方は、自分の意見が絶対で、他人のアドバイスに耳を傾けることができません。誰だって、高慢で人の話を聞こうとしない人物とは距離を置きたくなるものです。このようなプライドを持つ方の周囲には人間関係の軋轢が生まれ、いずれは人が離れていってしまうでしょう。

 

 このようにひと口にプライドといっても、そこにはポジティブなプライドとネガティブなプライドがあります。本当のプライドを持つ人というのは、自分と他者を比べて自信を得るのではなく、自分自身で自信を蓄えていく人のことを指します。

 

 Bさんのように余計なプライドを持つ人はこの部分を履き違えてしまっており、常に自分と他者を比較し、人の評価ばかりを気にする性格へとなってしまうのです。こうなってしまっては、いかに素晴らしい知識や技術を持っていたとしても、それはプライドと呼べるようなものではなく、むしろ、自惚れや思い上がり、驕りなどといった言葉で表すのが適当なのではないでしょうか。

 

 このブログを読んでいただいているみなさんにも、まずはプライドにはポジティブとネガティブという、ふたつの相反するものがあるのだということをしっかりと認識していただければと思います。

  

 

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