「何事も自分と関係がある、どんなことからでも学べる」
そのように捉え、考えられるようになると、自分の欠点、短所にも気づきやすくなると同時に、自分の長所や隠れた才能にも気づいてそれを活かしやすくなります。
それは、得た知識が心の栄養となって、透明な鏡のように自分自身のことをはっきりと映し出してくれるからです。
一般常識という心のモノサシと照らし合わせることによって、
何が自分の欠点で、何が不足しているか?
どんな点が未熟で、弱いのか?
どうすればそれを直せるのか?
どうすれば短所を長所に変えられるのか?
問題が起きた時、どのように対処することが望ましいのか?
といったことが見えてきます。
このように、ただ単に丸暗記しただけの「死んだ知識」とは違って、自分と関係のある「生きた知識」として心を養うことにより、感情に流されることなく、ものごとの正しい理解や判断ができるようになるのです。
生きた知識は、すでに自分が知っていることや経験したこと以外の、あらゆる人の経験、知識から学ぶことによって身につきます。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉もあるように、自分のわずかな経験だけからしか学ぼうとしないのは、愚かなこと。
そうではなく、あらゆる人のあらゆる経験から生きた知識を学ぶことができます。
身近な家族や友人・知人はもちろん、会ったこともない他人の体験、社会の出来事、歴史上の出来事、なんでも学びになります。
もちろん、特別な縁があるからといって、ただそれだけで自動的に幸せになれるわけではないし、ただ一緒にいるだけで強い絆で結ばれるわけではありません。
生きていく中で、お互いに一つひとつそうした知識を積み重ねながら蓄えていくことが心の学びであり、それが心の栄養となって、強い絆を育んでいけるのです。
そのように、知識を得ながら人として成長していくことが大事なことであって、醜い心や弱い心に打ち克てるよう、しっかりと心を養うことによって、思わぬ困難な状況に置かれた時でもそこでめげることなく、希望を失わずに前に進むことができるのです。
「運命が丸裸になる」と、
驚きの声、声、声!!
【木村藤子の公式サイト】
【私にご質問いただけるメルマガはこちら】
まぐまぐ で登録できます。
【YouTubeチャンネル】