がんになる原因は人によってさまざまでしょうが、やはり食べ物、食事の影響も大きいと思います。一人ひとりが食のあり方を見直し、改善していくことも必要でしょう。
食事を補う食べ物もたくさんあるので、そのあたりの知識を持つことも大事です。例えば、ミネラルや酵素を含んだものや抗酸化作用のある野菜や果物などを摂るなど……その分野の知識や情報はたくさんあります。
がんが急増しているといっても、がんになった人がすべてがんで亡くなっているわけではありません。
なかには、がんを恐れる余り手術を拒んだり、検査や治療を受けない人もいるかもしれませんが、告知を受けただけで、精神的なショックや恐怖感から精神バランスを崩してしまっては元も子もありません。
実際に数年前にあった話ですが、がんの告知を受けて、治療を始める前に「がんだから一生治らない」と絶望的になって自殺をしてしまった人もいます。その人は手術をしていれば助かったはずなのに……知識が不足していた。
昔と違って、がんは助かる時代でもあるのです。
iPS細胞の研究など、人体を守る驚くべき新たな研究開発も進んでいることから、いずれがんも克服できる時代が来ることを信じてやみません。
また、がんに限らず、現代医療によって克服できる病気も多いわけですから、現代医療の限界を知るのはもちろんですが、同時に、現代医療でできることをよく知っておくこと、これも知識です。
かつて私たちが子供の頃には、結核は「不治の病」と言われていました。
空気感染することで恐れられ、当時は自宅療養が多く、多くの尊い命が奪われました。
しかし、その後、医療の技術が発達したことで、現代では不治の病ではなくなりました。
最近は耐性結核菌が出てきて薬が効かず、再び集団感染も起きているようなので注意が必要ですが、昔のようにただただ恐れるだけでなく、それを乗り越えていけるだけの人間の知識があり、知恵があると思います。
小児の白血病にしても、この三十年ほどの間に生存率が大きく上がり、かつては不治の病と言われていたのが、現在では治癒率は90%と言われているそうです。
何事も一面だけを見て否定的に捉えるのではなく、私たちの中には、危機をチャンスに変えて、それを乗り越えていくだけの知恵の種があることを知るべきだと考えます。
知恵の種というのは、輪廻転生による人から人への正しい知識の積み重ねです。それは世代や時代を越えて必ず後世に引き継がれていくということです。
輪廻というと、つい悪いカルマのことをイメージしてしまいがちですが、当然、善いカルマもあり、陰で人を助け、世のために奉仕をしてきた人も少なからずいるのです。
陰ながら人助けをしている人、世の中の間違った知識を正し、新たな知識を伝える人、よりよい社会づくりに向けて懸命に努力している人、そのような人々がさまざまな苦難を乗り越えながらその種を育てていく。それが社会に役立つ新たな知識を生んでいくのです。
「運命が丸裸になる」と、
驚きの声、声、声!!
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