人生の日陰、困難な状況に直面した時に、それを乗り越えていくためにはどうすればいいのでしょうか?
結論からいうと、危機に直面する前にやるべきことがあります。
それは「知識を得る」ことです。
さまざまな知識を得ることによって、それまで自分が知らなかったことを学ぶことができ、それによってものの見方や考え方が広がります。
ひとくちに知識といっても、あらゆる分野にたくさんの知識があることを考えれば、何百億、何兆個と、数えきれないほどあるでしょう。
知識がたくさん増えるほど、いかに自分が「井の中の蛙」であったかがわかるようになり、ものの見方や考え方に幅ができて正しい理解力や判断力が養われ、人としてしてはいけないこと、人としてあるべき姿が見えてきます。
なぜなら、その知識の中には、過去・現在・未来において通用する一般常識と呼べるものがあって、そのモノサシ(ものの見方や考え方)を身につけることによって、人としてあるべき姿や道を推しはかることができるようになるからです。
そうすれば、いざという時にも感情に流されず、自分がどのように対処すべきかが冷静に判断できるようになるのです。
要するに、気づくべきことに気づくための判断材料として、まさかの時にも冷静な判断ができる心を養うために、どんな知識も役に立つということです。
ひとくちに知識といっても、それは無限にあります。
どんなに知識が豊富な人であっても、自分が知っていること、わかっていることは、所詮は膨大な知識の中のごくごく一部に過ぎません。どんな分野の専門家であっても、専門外の知識をすべて得ることはできないでしょう。
とりわけ現代社会においては、あらゆる分野のあらゆる知識が日進月歩で更新されています。
その一方で、私たちが知識を得るための手段や情報源も、昔に比べたらはるかに増えています。
ですから、知識を得ようと思えば、一生涯学び続けることになり、それが結果的に理解力や判断力を養い、危機的な状況に遭遇しても冷静に対処できる知恵や心の豊かさにつながるのです。
知識を得るためには、いろんな分野の読書をはじめ、映画やテレビ、また、歴史、伝統文化、芸能、スポーツ、食、医療、教育、科学、農林業、漁業、鉱業、製造業、建設業、サービス業……どんな分野の知識も役に立ちます。
なぜ問題が起きたのか、解決の方法は何か、自分の欠点、不足は何か、どうすれば人との争いを避け、調和できるか、人としてどうあるべきか、人の役に立つために自分の長所をどう活かせばいいか、といったことなども豊かな知識が導いてくれます。
こういうと、「私は高学歴で人一倍知識も豊富」と胸を張る人もいるかもしれません。
ですが、私のいう知識とは、学歴や職業とはまったく関係のない、実生活で身になる知識のことです。
単に暗記するだけの情報や、他人にひけらかすための知識ではなくて、なんでも自分と照らし合わせながら、理解力や判断力を養うための材料となる生きた知識です。
ですから、自分の実体験はもちろん、学問や教養、家族やパートナー、友人からの助言、また「ああはなりたくない」と思うような人であっても反面教師としての知識になります。
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